それを見たとき、今までにないくらい驚きましたよ。
イギリス
......フランス?
フランス
あ......イギリス......げんきぃ?
見たことがないくらいボロボロになった貴方は、ふわりと笑いました。
イギリス
......ちょ!なにやってるんですか!?
フランス
うーん......ちょっとねぇ......
まったく表情を変えずにそう言う貴方に、少しゾッとしましたが、助けない理由にはなりません。
イギリス
......とりあえず......家に来てください。話はそれからです。
幸い、貴方に怪我はなく、ほっと息をつきました。
イギリス
フランス......話したくないならいいですが......なにかあったなら教えてくれませんか?
私の言葉に、貴方は俯いてしまいました。
フランス
話したくないなら言わなくていいんでしょ?なら言わない。
イギリス
え?
貴方の返事に驚きましたが、無理に問い詰めるのも嫌なので、何も言わないでおきます。
イギリス
そうですか。
フランス
え?訊かないの?
イギリス
貴方が話したくないと言ったからではないですか。
フランス
え......そうだけど......気にならないの?
イギリス
そりゃ気になりますよ。あんなボロボロな状態で、地面に座り込んでいたんですから。
イギリス
でも、下手に深掘りして貴方を傷つけるのも嫌なので、何も訊きません。
そう言うと、途端に貴方は笑いだしました。
フランス
あははっ!なによ急に優しくなって!
イギリス
普段から優しいつもりなんですがねぇ......。
フランス
え......マジで言ってる?
イギリス
貴方よりかは優しいかと。
フランス
はぁ?喧嘩売ってんの?
いつもの調子で話していると、貴方は自然に笑顔になっていました。もちろん、私も。
それで安心した気になっていました。
どうしたんでしょう......今日は思い出せることが少ないですね、
もう少し貴方に興味を持つべきでした。
全てが......遅すぎますね。
こんな自分にもうんざりです。
【急募】大嫌いな貴方の孵し方






