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皮膚と肉と血1話

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皮膚と肉と血1話

1 - 皮膚と肉と血1話

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2019年04月14日

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目が覚めると俺は

知らないところにいた

この嗅いだことのある匂い

少し慣れている

(ここはどこなんだ?)

(この部屋の窓とかドアは全部あかない)

(スマホがなくなってるから連絡も取れない...)

(そうだ)

(ホラーゲームとかではいろんなところを探して鍵を見つけるよな...)

(気になるところはあるか...?)

(ほんとに何も無いな)

ジジ...

謎の声

聞こえてますかー?

?!

謎の声

ふふっ驚いてるねー

その声は加工されていて誰だかはよくわからない

しかしこの喋り方聞き覚えがある...

お前誰なんだよ!

謎の声

そんなにおこらないでくださいよぉ!

???

謎の声

まぁ聞いてください...

謎の声

私はあなたのことを閉じ込めました

謎の声

もしもここから出たら

謎の声

いくら私の大好きな人でも

謎の声

死んでもらいますよ!

はぁ?!

謎の声

だから!大きな声出さないでください!

謎の声

あなたは私のものになって欲しい

謎の声

だから

謎の声

勝手に動いたりしたら

謎の声

あなたを好きな人が出てきてしまうはずです

だからなんだよ

謎の声

出たいというのなら

謎の声

紗奈さんだっけ?

紗奈?!

謎の声

紗奈さんもここにいるからね

謎の声

じゃあ たまに見に行くからね

おい!!!

ブツッ...

紗奈が殺されるのか?

俺が出たら...

紗奈は俺の幼馴染

紗奈があの謎の声の所にいるのか?!

一体どうすれば...

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