食後
シオン
さて…まだ時間はありますし、ここのことについてまだ教えましょうか。
レウクラウド
あ、よ、よろしくお願いします。
シオン
まず、時間帯についてですが、朝は9:00~12:00昼は1:30~5:00夜は7:30~9:00。
時間帯が合わない場合は連絡を取ってその時間だけ開けています。
時間帯が合わない場合は連絡を取ってその時間だけ開けています。
シオン
普通の教会のように有難いお言葉などはございません。
シオン
ほとんど自由にしてもらっていて、児童館って感じでもあります。
シオン
要するに、子供連れの方が多いですね。
シオン
後で間取りも教えますが、その中に子供部屋があります。そういう理由もありますね。
レウクラウド
子供が来るんだ…
シオン
1人でこじんまりしてるより、賑やかな方がシュブ=ニグラスも喜ぶのではないかと…
レウクラウド
なるほど…?
シオン
でもまぁ、そんな厳しい規制などはないので、レウさんも自由に過ごしてくだされば…
シオン
あ、そうだ。
1つお願いがあります。
1つお願いがあります。
シオン
『毎朝、私と一緒にお祈りを捧げること』
レウクラウド
お祈り?
シオン
はい。手を合わせるだけでも結構です。
シオン
レウさんが目を覚ました時、私がしていたようにしてくだされば…
シオン
それ以外は自由にして頂いて構いません。
シオン
何かある度、順次質問して頂ければ…
レウクラウド
あ、はい。
シオン
私は大体はあそこの自室、教会に居ます。
居なければ子供部屋ですね。
居なければ子供部屋ですね。
シオン
何かあったら探してみてください。
レウクラウド
わかりました…
シオン
じゃぁ、そろそろ人が集まってきますので準備してきますね。
レウクラウド
俺は…なにしたら…?
シオン
んー…では着いてきますか…?
シオン
私の行動を学んでくれれば…あと、訪問者と顔を合わせられますし。
シオン
それで大丈夫ですか?
レウクラウド
迷惑じゃ…ないですか?
シオン
いいえ?そんな事ありませんよ。
シオン
こちらにどうぞ♪
手をさしのべられた。
取れば、まだ幼くて暖かい手が俺の手を握ってくれる。
優しい笑みが俺のことを引っ張った
シオン
──…ふぅ
時間になっても人は来ない。
もう既に30分は立ってるのだが、一向に人の気配はない。
一方彼女は掃除やら設備管理やらで忙しそうだ。
『手伝いますよ』なんて言っても『大丈夫です』だけでスルーされた
どうしたもんかな…考え事をしながら着いて見て回ると、
不意に何かを叩くような音が響いた
??
お姉ちゃんいるー!?
シオン
お客さんですね。行きましょう
シオン
今日は朝から随分騒がしくなりそうですよ
フフッと笑いながらドアに向かう彼女。
ドアの奥で複数の子供の声が聞こえる。
嗚呼、なるほど。
児童館とか言ってたもんな…
え、でも待って…平日の9:30に子供…?しかもこんな複数…
学校とかってないのかな