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ガヤガヤ…

マオ・カミーティ

…ふぅ。

マオ・カミーティ

これからどうなっちゃうのかなぁ…

ドラコ・マルフォイ

おい、カミーティ。

ドラコ・マルフォイ

またアンブリッジに喧嘩を売ったな?

マオ・カミーティ

それが何よ。

ドラコ・マルフォイ

馬鹿なヤツめ。

ドラコ・マルフォイ

僕の成績に影響が出たらどうするんだ。

マオ・カミーティ

マオ・カミーティ

別にそんなの、貴方がご機嫌取りすればいいじゃない。

マオ・カミーティ

他の人が酷い罰を受けないように私が身代わりになれば、

マオ・カミーティ

アンブリッジに対するどの策よりも丸く収まるわ。

ドラコ・マルフォイ

…本当に馬鹿だな。

マオ・カミーティ

貴方には関係ない。

マオ・カミーティ

アンブリッジの矛先が私以外に向くことはない。

ドラコ・マルフォイ

ああそうだな、僕には関係ない。

ドラコ・マルフォイ

お前がどうなろうとな。

スタスタ…

マオ・カミーティ

なんであんな怒ってるのよ…

ハリー・ポッター

マオ!

マオ・カミーティ

ハリー。

マオ・カミーティ

どうしたの?

ハリー・ポッター

シリウスからの手紙があった。

ハリー・ポッター

今夜、グリフィンドールの談話室に来て。

マオ・カミーティ

あ、ええ、分かったわ。

ギィ…

マオ・カミーティ

みんな…!

ハリー・ポッター

マオ。

ハーマイオニー・グレンジャー

マ、マオ…

マオ・カミーティ

ハーマイオニー…

バッ!

ハーマイオニー・グレンジャー

!!

マオ・カミーティ

…昼間のこと、本当にごめんなさい。

マオ・カミーティ

もっと自分を抑えられるようにならなきゃよね。

ハーマイオニー・グレンジャー

マオは謝る必要ないわ。

ハーマイオニー・グレンジャー

私だってあの女な対する気持ちはマオと同じだったはずなのに、

ハーマイオニー・グレンジャー

自分に勇気が無いからって声も挙げずに…

マオ・カミーティ

ハーマイオニーだって謝らないで。

ロン・ウィーズリー

大丈夫だぜ2人とも。

ロン・ウィーズリー

声を挙げずとも反抗できる方法がきっとあるさ。

ロン・ウィーズリー

ハリー、何時頃だったっけ?

ハリー・ポッター

もう少しだと思うけど…

ハーマイオニー・グレンジャー

それにしてもあの意地悪なガーゴイル女。

ハーマイオニー・グレンジャー

防衛の仕方も教えないなんて!

ハーマイオニー・グレンジャー

試験のための勉強じゃないのに。

ハーマイオニー・グレンジャー

あの女、学校を乗っ取る気よ!

ザッ…

「魔法省は、治安維持を最優先事項として…」

マオ・カミーティ

ハリー、音上げて。

ハリー・ポッター

あ、うん。

ジジッ…

「常に力を注いでおります。」

「更に、1年前の行方不明事件は、悪名高き殺人鬼、」

「シリウス・ブラックの仕業である」

「との、信頼出来る証拠を入手しました。」

マオ・カミーティ

…馬鹿みたいね。

ロン・ウィーズリー

ボワッ…!

マオ・カミーティ

「ハリー…!ゲホッゲホッ…」

ハリー・ポッター

シリウス!

「手紙を貰ったんだ。」

「アンブリッジの奴、学校で何を教えてる?」

「"純血以外の者を殺せ''?」

ハリー・ポッター

魔法を使わせてくれないんだ。

「そんな事だろうと思った…」

「情報によれば、ファッジは君達に戦闘訓練をさせたくないらしい。」

ロン・ウィーズリー

戦闘…?

ロン・ウィーズリー

僕らが魔法使いの軍隊を作るとでも…?

マオ・カミーティ

「そう思い込んでいる。」

「ダンブルドアが軍団を作って魔法省に楯突く気だとな…」

マオ・カミーティ

妄想にますます拍車がかかってるわね…

「そうなんだ。」

「他のみんなは、君にこの事を知らせたがらないが…」

「状況は騎士団にとって芳しくない。」

「ファッジが真実を握りつぶしているが、」

「行方不明者の続出は前の時と似ている。」

ハーマイオニー・グレンジャー

ロン・ウィーズリー

「ヴォルデモートがまた、動き出しているんだ。」

ハリー・ポッター

…どうしたらいい?

カタン…

「誰か来た…」

「これ以上は力になれん。」

「今は…君たちは自分で乗り切るしかない…!」

ボワッ!

シュゥーン…

ハーマイオニー・グレンジャー

ハーマイオニー・グレンジャー

本当に、復活したのね。

ピシャッ!

ゴロゴロ…

ハーマイオニー・グレンジャー

自分を守る術を学ばなくちゃ。

ハーマイオニー・グレンジャー

…アンブリッジが教えないなら、別の人から学ぶわ。

ハリー・ポッター

マオ・カミーティ

シーン…

マオ・カミーティ

ふぁ〜…

マオ・カミーティ

来週の日曜に、ホグズミードに行けばいいのよね…

マオ・カミーティ

それにしてもみんなが言う私の目、って…

マオ・カミーティ

一体なんなの…?

マオ・カミーティ

そんなに変かしら…?

マオ・カミーティ

ねえ、ちょっと鏡貸してくれない?

ルーナ・ラブグッド

いいよ。

マオ・カミーティ

この鏡、ルーナが飾り付けたの?

ルーナ・ラブグッド

そう。

マオ・カミーティ

素敵ね。

マオ・カミーティ

…ふんっ!

マオ・カミーティ

んー…??

ルーナ・ラブグッド

何してるの?

ルーナ・ラブグッド

さっきからしかめっ面して。

マオ・カミーティ

ちょっと確かめたいことがあるんだけど…

マオ・カミーティ

上手くいかないのよ。

ルーナ・ラブグッド

ふぅん…

マオ・カミーティ

ふんっ…!

マオ・カミーティ

んーっ…!

ルーナ・ラブグッド

……

サク…サク…

マオ・カミーティ

うう、寒いわ…

ハリー・ポッター

ねぇ、無茶苦茶だよ!

ハリー・ポッター

教わるだって?

ハリー・ポッター

イカレてる僕に??!

ロン・ウィーズリー

冷静に考えろよ。

ロン・ウィーズリー

君、あのガマガエル女よりマシだよ。

ハリー・ポッター

どうもありがとう。

ロン・ウィーズリー

応援するから。

ハリー・ポッター

…で、誰が来るの?

ハーマイオニー・グレンジャー

ほんの数人よ。

ガチャッ

キィィーー……

ロン・ウィーズリー

…良いところだね。

ハーマイオニー・グレンジャー

…寂れた店の方が安全だと思って。

シーン…

ガタッ…

ハーマイオニー・グレンジャー

ふぅ…

ハーマイオニー・グレンジャー

あー…皆さん。

ハーマイオニー・グレンジャー

あー、私達には…先生が必要です。

ハーマイオニー・グレンジャー

ちゃんとした先生が。

ハーマイオニー・グレンジャー

実際に闇と魔術と戦ったことのある人が。

「なんで?」

ロン・ウィーズリー

「なんで」!?

ロン・ウィーズリー

例のあの人が戻ってきたからさ!

「ハリーの話だろ?」

ハーマイオニー・グレンジャー

ダンブルドアも言ってるわ。

「ハリーがそう言ったからだろう。」

「でも証拠はあるのかい?」

「確かに、マオだけ記憶が無いなんて都合のいい話あるの?」

マオ・カミーティ

ハリー・ポッター

「…セドリックがどんな風に殺されたか話してくれよ。」

シーン…

ハリー・ポッター

…セドリックの話をする気はない。

ハリー・ポッター

そのために来たならすぐ帰れよ。

ハリー・ポッター

もう戻ろう…みんな僕がイカレてるから来たんだ。

ハーマイオニー・グレンジャー

待って…!

ルーナ・ラブグッド

守護霊を作り出せるってホント?

ハリー・ポッター

ハーマイオニー・グレンジャー

…ええ。

ハーマイオニー・グレンジャー

見たもの。

ディーン・トーマス

すげぇ2人とも…!

ディーン・トーマス

全然知らなかった…

ネビル・ロングボトム

ハリー…バジリスクも倒したんだよ。

ネビル・ロングボトム

校長室にある剣で。

ジニー・ウィーズリー

そうよ!

ロン・ウィーズリー

3年生の時もディメンターの群れを追い払った。

ハーマイオニー・グレンジャー

去年は、例のあの人と戦って勝った、

ハリー・ポッター

待って。

シーン…

ハリー・ポッター

…いいかい?

ハリー・ポッター

そんな言い方すれば、なんだか凄いことみたいに聞こえるけど

ハリー・ポッター

みんな運が良かっただけなんだ。

ハリー・ポッター

無我夢中で、いつも何かに助けられてたし。

ハーマイオニー・グレンジャー

…謙遜してるのよ。

マオ・カミーティ

違う、そんなのじゃないわ。

ハーマイオニー・グレンジャー

マオ・カミーティ

実際に闇の魔術と戦うのは授業とはまるで違うのよ。

マオ・カミーティ

授業は失敗してもまた明日やり直せる。

マオ・カミーティ

でも、現実は…

フレッド・ウィーズリー

ジョージ・ウィーズリー

マオ・カミーティ

一寸先は闇よ。

マオ・カミーティ

殺されるか…

ハリー・ポッター

それとも自分の目の前で友達が死ぬか…!

ハリー・ポッター

…君達には分からない。

シーン…

マオ・カミーティ

そうね、ハリー。

マオ・カミーティ

…だから、貴方達は戦う術が必要なの。

マオ・カミーティ

そして、ハリーが必要なの。

ハーマイオニー・グレンジャー

立ち向かうのよ、あの人に。

ハーマイオニー・グレンジャー

ハーマイオニー・グレンジャー

ヴォルデモートに。

ナイジェル・ウォルパート

復活…したんだね。

ハリー・ポッター

…うん。

マオ・カミーティ

…じゃ、署名する人並んで!

ザワザワ…

「参加者は署名しないといけないんだって…」

「ダンブルドア軍団って名前らしいよ…」

「ダンブルドア軍団!?」

カリカリッ…

マオ・カミーティ

ありがとう。

ハリー・ポッター

どうも。

サクサク…

ハリー・ポッター

まずアンブリッジに見つからない場所を探さなきゃ!

ジニー・ウィーズリー

叫びの屋敷は?

ハリー・ポッター

それは小さすぎるよ。

ハーマイオニー・グレンジャー

…禁じられた森は?

ロン・ウィーズリー

!?

ロン・ウィーズリー

勘弁してよ…!!

マオ・カミーティ

そもそもホグワーツにそんな都合のいい場所なんてあるの?

フレッド・ウィーズリー

マオ、まだまだ甘いな?

ジョージ・ウィーズリー

そうだぜ、ホグワーツには最高な仕掛けが沢山あるんだから。

フレッド・ウィーズリー

きっと俺らがまだ見つけてないものだってあるさ!

ジニー・ウィーズリー

ハリー。

ジニー・ウィーズリー

アンブリッジにバレたらどうするの…?

ハーマイオニー・グレンジャー

そんなの平気!

ハーマイオニー・グレンジャー

…ふふっ!笑

ハーマイオニー・グレンジャー

だって、ワクワクしない?

ハーマイオニー・グレンジャー

校則を破るのって!

ロン・ウィーズリー

!?

ロン・ウィーズリー

きみ誰…?本当にハーマイオニー!?

ハーマイオニー・グレンジャー

…とにかく、今日良いことがひとつ分かったわね。

ハリー・ポッター

なんだい?

ハーマイオニー・グレンジャー

…はぁ…笑

ハーマイオニー・グレンジャー

チョウったらハリーを見つめっぱなし!笑

ジニー・ウィーズリー

!…

ハリー・ポッター

よし、じゃあ…

ハリー・ポッター

場所の候補をみんな考えてきて。

ハリー・ポッター

次の休みまでに。

「「「オッケー。」」」

マオ・カミーティ

…なんだか視線を感じる。

幸せのエクボ 不死鳥の騎士団編

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続き楽しみにしてます!!

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