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此世界は残酷だ。 何をしても、結局は果てし無く散ってしまう。 私も、その一人。 死んでしまったのに、此世界は何一つ変わっていないように感じる。
nk.
転生をしたのかも知れない、同じ世界に。 何故、そこまでしても私を此処に残したいのだろう。 又、同じ様に特級に殺されるだけ。 又、仲間を泣かしてしまうだけ。
どれだけの、犠牲が有れば此世界は変わるのだろう? 虎杖珺が頑張っても、誰かが特級呪術師になっても、結局は、 意味が無いのだろうか?
刻一刻と近づく、自分が消える時間。 今回は、誰なのだろう? “七海建人”いう名の呪術師を‘記録’から消すのは。 一級呪術師として、此世界に貢献できただろうか?
nk.
nk.
静かに降る雨。 人々の行き交う声。 此場所から離れられ無い私。 呪力が近付く気配。 全てが、此時間を物語っている。
iy.
“本当”の有難うが言える日はもう来無い。 死んだ身の人は。 泣いてもらった彼に笑顔を向ける事さえも。
iy.
nk.
嗚呼、そうだった。 私は此処に取り憑いてしまった呪霊だ。 真人に無為転変をさせられて、死んだ筈だった。
気付いたら、もう誰も戦っては居無かった。 只、醜い自分を硝子で見ただけ。 無差別の殺戮を繰り返してしまった。
nk.
呼んでも、無駄だと言うのに。 気付いて貰え無いと言うのに。 何を考えているのだろう。
iy.
何故、彼が泣かなければ行けない? 笑って欲しいのに。
nk.
ht.
iy.
ななみんを此手で殺してしまった。 手は罪悪感に包まれる。 しょうがない、と言ったら駄目だ。 ななみんを困らせちゃう。
尊敬して居た大人がもう、此世には居無い。 其でも、時は進む。
嫌だなぁ、 何で、何時もこうなんだろ? 直ぐに、守りたい人も守れず散ってゆく。 あの時も、今も。
iy.
誰もが普通に、大切な人が明日も、明後日も生きている気がする。 只、其は夢でしか無い、。
nk.
俺等、人間はそう考えてしまう。
寶、其人の分迄、生き抜く。 其人が見たかった景色も。
nk.
iy.
nk.
俺は、ななみんが付いている。 此世界には、もう居無いけど。
iy.
心が軽くなった。 自然とななみんの笑顔が見えた気がしたから。