テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ファンタジー
人間なら誰だって、 悩みとかつらい過去があると思う。
それをどう抱えて生きていけるか
色葉
色葉
多分それが
人生を楽しむ、鍵になるんじゃないかな
背負ってシリーズ1 「元々の名を背負って」
私の第一歩
色葉
色葉
私、中野 色葉(なかの いろは)! 十二歳です!
お母さんは妹を産んでから亡くなって、 父は仕事で忙しい。
兄は中学を卒業して家出して、 妹は、責任感かな…… 行方不明になってしまった。
だからもうほぼ一人暮らし。
色葉
色葉
色葉
いつものように お母さんに手を合わせ、静かな家を出た
中学校は自転車で行く。
兄のお下がりだから 壊れてる所があるかもしれない。
今日はいつもより 風が強い
色葉
色葉
色葉
近所の田中さん
近所の山田さん
私は片足でブレーキをかけた
色葉
近所の山田さん
色葉
近所の田中さん
色葉
近所の田中さん
色葉
私は片足を蹴って、前へ進んだ
近所の山田さん
近所の田中さん
近所の山田さん
近所の田中さん
近所の田中さん
近所の山田さん
色葉
こんなに離れてるのに、 はっきり聞こえる
いつからだっけ?
他人の話し声に敏感になったのは
コメント
15件
みぅです🤍 読ませていただきました。 色葉ちゃんの明るい口調の裏にある静かな孤独が、じんわり伝わってきました。お母さんに手を合わせてから「行ってきます」って言うところ、胸がぎゅっとなる…。近所の人たちの噂話が遠くまではっきり聞こえちゃうのも、一人で頑張ってる証拠なんだろうな。前髪気にして自転車こぐ中学生の姿、すごく純粋で守ってあげたくなります。 続き、絶対読みたいです🌙