青黄
無痛症
地雷の方は回れ右
僕は生まれつき
無痛症だった____
無痛症とは
字の通り、痛みを感じない病気
「いいじゃん痛みなんて感じなくて」
とか思うでしょ?
でもそんな事はなくて
“痛み”
という感情を持ったことがないから
何がいいのか全然分からない
何かと不便な事が多い
ころ
ると
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ころ
ると
ると
ころ
いつもこ~やって楽しそうに過ごしてると思うでしょ?
楽しい事には変わりない。
大好きなるとくんと居るから
でもね、
隠れて
~ころの部屋~
スースパッ
スースー
リスカしてるの
いくら切っても痛くないしね
るとくんはいつも
何ともない顔して
いつも僕と過ごしてるけど
ほんとは辛いと思うんだ
デ~トの時間を削って
病院通わなきゃ行けなくて
気付かないうちに怪我してたら治療して
迷惑ばかりかけて
ころ
やば…
切り過ぎた…
ると
ると
ころ
ころ
やばい…
フラフラする…
我慢しなきゃ…
ると
ると
ると
ころ
ると
ころ
ころ
ころ
ると
ころ
ると
るとくんが僕の名前を叫ぶ声と同時に
僕は意識を失った
ころ
ると
お風呂に向かってる時に
急にころくんが倒れて
救急車を呼んでから
体調を確認した
ると
ると
ころくんの左の腕には
無数の傷が出来ていた
怪我した訳じゃ無さそうだし…
もしかして…
ると
僕の頭に浮かんだ信じ難いその答えは
他の答えを探しても
消えてはくれなかった。
病院の背景使えなくて萎えた()
~病院~(だと思いなさい。)
ると
おいしゃさま
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
おいしゃさま
ると
ると
ると
現実は違うとか言わない((((
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
おいしゃさま
ると
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
ると
おいしゃさま
~1日後~
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
おいしゃさま
ると
ると
おいしゃさま
ると
ると
コンコン
ると
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ると
ると
ころ
ると
ると
ると
ると
ると
ころ
ると
ころ
ころ
別れよう?
ころ
ると
ほんとはこんな事言いたくなかった
るとくんと、ずっとずっと一緒に居たかった。
でも
このままるとくんに迷惑掛け続けるなら
別れた方がまし
るとくんは普通の人と付き合って
普通に過ごして欲しい
幸せになって欲しい
そんな思いから出た言葉だった
僕がリスカして
倒れたせいで
るとくんから血も貰って
迷惑かけっぱなしだ
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ると
ると
ころ
ると
ると
その時のるとくんの声が
涙混じりだったのを
僕は聞き逃さなかった
ころ
僕は布団に潜り
声を抑えて泣いた
あ~あ
こ~なったのは
全部全部この病気のせいだ
ころ
急に外の空気を吸いたくなり
屋上に向かった
屋上じゃないとか言うな((((
~屋上~
ここから飛び降りたら
全部終わりに出来るのかな
そんな事を思いながら
屋上の手すりを摩る
試しに…
ころ
屋上の塀に座ってみた
ちょっとでも前に体重をかけると落ちるくらいギリギリに
ど~せ痛くないし
もう終わらせちゃおっかな
その時
ガチャ
ると
大粒の涙を拭いながら
るとくんが屋上に入って来た
ると
ると
ころ
座っている状態から振り向き
そう言う
ると
ころ
ると
ころ
ると
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
ころ
ると
ると
ると
ると
ころ
ころ
ると
ころ
ると
ヒュウウウウ
その時、そんな僕達を切り裂くように
突然強風が吹いた
丁度、バランスの取れない体制をしていた僕は
ころ
ると
何十メートルしたの地面に落下した。
ると
ると
ると
るとくん…?
え…僕何したんだっけ…?
ると
ると
あ、そっか僕あのまま…
まだ目を開けることも
喋る事も出来ない僕は
るとくんの言葉に答えるように
るとくんが握っている自分の手を
ピクリと動かした
ると
ると
ると
ると
全く…w
泣き虫なんだからw
僕は起きてるよ。
聞こえてるよ。
僕はそこで
重くて開かなかった瞼が
やっと開いた___。
続きは書かん
番外は書く
これめっちゃ頑張って書いたの🥺
♡欲しいな🥺(切実)
最後まで読んでくれてありがとう。
コメント
18件
ぶくしつです!いつも見てます🥹最高すぎました.ᐟ.ᐟ
ぶくしつです
えっと神ですか…?(?) ふぉろ~失礼します…