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曲当ててみ！

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曲当ててみ！

第1話 - 曲当ててみ！

45

2022年05月21日

#！

rinn

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rinn

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ひとらんらん

(夜華は来るかな明日のクラス会‪)

ひとらんらん

ペラ

ひとらんらん

ん〜、来る予定ではあるって案内にはある。

ひとらんらん

って！2度目だよ！

ひとらんらん

(あ、でも、付き合ってないんだったもう)

ひとらんらん

(付き合ってた頃思い出すな、)

ひとらんらん

(手を繋いで並木道歩いたっけ、)

ひとらんらん

(帰りよろうかな、)

ひとらんらん

いっぱい人いる、

ひとらんらん

歩くの大変かも‪

ひとらんらん

(あ！なら駅行こ、いつも待たせてたっけ、)

ひとらんらん

夜華いる？

ひとらんらん

いる訳、ない、か、

ひとらんらん

帰ろ

ひとらんらん

ふぅ、

ぶるルルルプルるる

ひとらんらん

あ、はい！

ひとらんらん

あ！はい！

夜華の母

あ！ひとらんらんくん？

ひとらんらん

はい、なんですか？

夜華の母

あのね、夜華が、亡くなったの。

ひとらんらん

え、

夜華の母

お葬式、来れる？

ひとらんらん

いや、行け、ま、せん、

夜華の母

分かったは、

ひとらんらん

は、はい、

夜華の母

じゃぁね

ひとらんらん

さ、さようなら。

ひとらんらん

え、うそ、

ひとらんらん

なんで、

ひとらんらん

この声が枯れるくらいに

ひとらんらん

夜華に好きって言わなかったんだよ、

ひとらんらん

言えばよかった、

ひとらんらん

また、会いたいよ。

ひとらんらん

夜華、会いたい、

ひとらんらん

(夜華に会いたいな、)

ひとらんらん

(って、どこにいてても何してても考えてる)

ひとらんらん

ダメダメ！

ひとらんらん

あ、夕方だ、もう、

ひとらんらん

ホームの空抜けてる。

ひとらんらん

なんか、この街にいると、

ひとらんらん

夢を見ている気分

ひとらんらん

さ、いこ、

ひとらんらん

あ、青いベンチだ、珍しい、

ひとらんらん

座ろ、

ひとらんらん

あれ、この場所、夜華と一緒に、き、た

ひとらんらん

夜華があそこら辺で手を振って

ひとらんらん

俺がこのベンチに座ってた、

ひとらんらん

本当、なんで声が枯れるくらい好きって言わなかったんだろ、

ひとらんらん

言えばよかったのに、なんで、

ひとらんらん

もう、戻れないのに、

ひとらんらん

なんで夜華にこんなに恋してんだ、

ひとらんらん

もう、居ないのに、

ひとらんらん

胸が痛いよ、

ひとらんらん

もうそろそろで1年か、

ひとらんらん

夜華への思いが、消えてく、

ひとらんらん

遠くまでいって、

ひとらんらん

気づがないほど遠く、

ひとらんらん

去年を思い出すと、本当

ひとらんらん

なんで枯れるくらい好きって言わなかったんだろ

ひとらんらん

夜華、好きだよ、って、

ひとらんらん

戻りたいけど、戻れないし、

ひとらんらん

やっぱり、思い出すと胸が痛いな、