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こんにちは。 私は、R子。 よろしく。ホラ〜は、初めてだからよろしく。
それでは、どうぞ。
S代の所属している女子バレー部の夏の合宿が始まりました。
合宿といっても遠くの施設に出かけるのではなく、学校の教室に布団をもちこんで寝泊まりするのです
練習は苦しいけれど、仲間と一週間の生活をともにするのはとても楽しい体験です。
ただひとつだけ嫌なのは、夜、トイレに行くことです。
階段を下りて1階の廊下のはしまで行かなければなりません。
それに電灯といっても古い蛍光灯がひとつあるだけで、薄暗いのです。
S代は、一人では、怖いのでいつも誰かを誘っていきます。
S代 ❨C子、トイレ行かない?❩ C子❨行く、行く。今S代を誘おうと思ってたとこなの❩ N美❨ねぇ、私も行く。❩
本を読んでいたN美も立ち上がりました。
そこで3人で行くことになりました。
トイレは、3つあって、入り口に近い所にS代
真ん中にN美。
一番おくにC子が入りました。
3人は、心細いのでお互いに声をかけあっていましたが、すぐに真ん中のN美の声がしなくなりました。
(N美、どうしたの?❩
S代が呼びかけましたが返事がありません。
まもなくS代とC子は、出てきましたが真ん中のドアは、しまったままです
❨N美、大丈夫?❩
C子が声をかけながらドアをコンコンとノックしました。
しかし、なんの返事もありません。
二人は、急に心配になってきました。
❨ひょっとしたら、倒れてるんじゃない。❩ ❨私先生を呼んでくる❩
S代が先生を呼びに走りました。
すぐに顧問の先生がかけつけてきました。
ところが先生が何度も声をかけても返事がありません。
仕方なく強引にドアをこじ開けました
ドアを開けたとたん、3人は、目を丸くしました。
トイレの中は、空っぽで誰もいなかったのです。
❨N美が消えた!❩
❨お前たち俺をからかってるのか。❩
先生は、ムッとした顔で2人を睨みつけました。
しかし、すぐにN美がいなくなったのが事実だとわかりました。
そこで、バレー部全員で校内を探すことになりました。
あっちこっちと探したすえ、なんと、保健室のベットにねているN美が見つかりました。
N美の話によると、トイレの天井で何か白いものが光りはじめたかと思うと、スーッと意識が薄れ、気がつくと保健室のベットにいたと言うのです。
現代の(神隠し)とでも言うような不思議な話ですがかある学校で実際にあったこととして伝えられてるのです。
♥お願いします 読んでくださってありがとうございました!