ya
ya
名前を呼びながら全力で走る
ya
山神であるjpの体と 一体化している(たぶん)の山が燃えてる
山が燃えたら、jpは…?
ガサッ
ya
ya
ya
jpの左半身が燃えてる…!
ya
jp
近くで火の音がする
火が回るのが早い……
ya
ていうか……jpの体が半分燃えてたら………
この山全体で考えて……半分は燃えてる…?
ya
jp
でも今は………それよりも……っ!
ya
ya
ya
バッシャーン!!
ポタポタ…
jpに水を盛大にかけたのに、 火は消えるどころか、少しずつ 燃え広がっている
ya
山の火を消さなきゃ意味がないのか…?
ya
jp
ya
jp
jp
jp
ya
jp
ya
jp
ya
jp
ya
jp
jp
jpはそっと笑って、腕を動かした
ボコッ!
ya
地面が大きく盛り上がった
シュルルルル……バシッ!
近くの太い木の枝が伸びてきて、 俺の体に巻き付く
ya
以前見せてもらったように、jpが 土を、木を操ってる
ya
jp
jpがそう言った途端、 俺に巻き付いた木の枝は 一気に曲がって空へ伸びていく
ya
jp
jp
jp
jp
あっという間に空高く伸びていく木の枝に ガッチリ巻き付かれて、身動きが取れない
ya
山は火が燃え広がり続けている
jpがどんどん遠ざかっていく
ya
それでも、木の枝の伸びる速度は落ちない
ya
また、俺は…っ!
目の前で、jpを………
――――――――――――――
ピッ……ピッ……
ピーーーーーーーーーー………
ya
――――――――――――――
ya
ドサッ
ya
そのまま木の枝に巻き付かれて 山の入り口まで戻された
男性
女性
ya
俺が山に入ってjpと話してる間に、 入り口が封鎖されてる……
ya
消防士
消防士
ya
消防士
ya
人……ではない(山神だから)
消防士
ya
あの後、山はほとんど全焼
神社も、jpの墓も、 jpと一緒に植えたクリスマスローズも、 全部燃えて無くなった
ya
更地になったjpとの思い出の山を歩く
職も片方失って、俺はこれからどうしたら……
ya
あの後、jpはどうなったかな…
山神のjpの姿は俺にしか見えないし 触れられないから、消防士や警察が 来ても発見されないだろう
ya
目印になっていた木も神社も全部消えて
ここがどこか全くわからない
ya
この大穴………
ya
間違いない
ya
どこにもjpの遺体がない
絶対ここなのに
ya
山神だから、煙のように パッと消えちゃった?
それとも、jpが自分で移動した?
ya
………それか…………………
ya
俺には、もう
jpに触れて話す権利がないんだ……
ya
そもそも、jpはもうとっくのとうに 死んでたんだ
今までまだ一緒にいられてたのが おかしかったんだ
ya
でも
それでも
ya
ya
ずーっと隣にいてよ
次回、二章最終話:ハート♡300
コメント
1件
…🦖彡また🍗桾と違う姿でも良いので出会ってください!! 神様は何故そんなに残酷なんですか?🦖彡達何もしてませんよね!? 🍗桾は🦖彡を愛しているのでどんな姿でも喜んでくれるはずです!!! 続き待ってます✨️