太宰スワァン
!
くにきーだくん
!!
くにきーだくん
おい小娘、何があった?
明日香
…
返答はない。
明日香
…
明日香
(口を塞がれて喋れない、、せっかく助けを呼べるチャンスなのに、、、)
やつがれ
…
やつがれ
小娘は預かった
くにきーだくん
!?
太宰スワァン
、!
やつがれ
返してほしければ、
やつがれ
太宰さん1人で僕のところに来い。
くにきーだくん
小娘は無事か!?
やつがれ
…
やつがれ
30分以内に1人で来ればな
身体中が痛い
さっきあの人と太宰さんが喋ってたけど…
よく聞こえなかった
明日香
…
ピッ
明日香
(電話を切る音、、)
あの男はイラついているように思えた。
やつがれ
…
やつがれ
あの人虎が来たと思ったら次は貴様か、、
やつがれ
何故僕じゃないんだ
やつがれ
今回こそ、、絶対に認めて頂く…
太宰さん、、?
この男と太宰さんに何の関係が、、?
だめだ、、頭が回らない、、
明日香
…
私の意識はそのまま薄れていった。
そして、何分経っても、太宰さんは 来なかった。
チュン、チュン
明日香
!?
明日香
明るい、、
明日香
…
明日香
朝?
主
背景夜だけど許して、、
見渡すと、あの男の姿はない。
明日香
気を失ってた…?
小さい窓から日光が差し込んで、暗いところに目が慣れていた私にとっては眩しかった。
明日香
ペチャッ
明日香
何これ…?
赤い液体が、私の体に纏う。
明日香
血…?
明日香
うそ、、
落ち着いて私の体を見ると、 何故生きているのか不思議なくらい傷だらけだった。
主
♡くれると嬉しいです…!!







