モブ爺
おやおや…なんだか騒がしいね…

ジェシカ
わっ!

モブ爺
そんなに驚かないでおくれよ…

モブ爺
というかお前ら!一体なんでわしの屋敷におるんじゃ!

エマ
このお屋敷、おじさまの屋敷なの!?

モブ爺
そうじゃ!勝手に入るだなんて…

モブ爺
今の若造たちは…何を考えてるのかわからん!

ミカ
爺さん…

モブ爺
なんじゃ?

ミカ
今、外は猛吹雪なんだ…

ミカ
だから今帰れない状況なんだ…

ミカ
一晩泊まらせてもらえないか…?

ミカ
こんな大勢ですまない…

サンドラ
私からもお願いします…

エマ
おじさま!この女の子と隣にいる女の子、サンドラ様とジェシカ様なんです!

エマ
おじさま!どうかこの子達の悩みを聞いてください!

モブ爺
サンドラ!ジェシカ!

モブ爺
あぁ…喜んで泊めてやろう!

ロディ
ありがとう!じーちゃん!

エマ
そろそろ夕方ね…

エマ
ご飯にしませんか?

エマ
私、材料は何1つ持っていないのですが…

モブ爺
冷蔵庫の中になんか入っていただろう…

モブ爺
キッチンと冷蔵庫の中は自由に使っていい。

モブ爺
そのかわり…

モブ爺
絶品の料理を振舞ってくれ!

エマ
はい。

エマ
料理ができる方来てくれますか?あと2人くらい…

ローラ
私もします!

ミカ
私もしようかね…

アーニー
し、師匠がやるなら僕も!

エマ
アーニー君はいいよ。

エマ
疲れてるでしょう?椅子に座って待ってな。

アーニー
でも…

ローラ
いいのよ。アーニー君。大丈夫だから。

アーニー
わかった…ありがとう!

エマ
どういたしまして。

サンドラ
いい子供ね。ミカ。

ミカ
あぁ。とてもいい子に育ってくれて本当に助かるよ。

ミカ
すごく旦那に似ている。

ロディ
旦那?

アンナ
この人の旦那さん死んだのよ!

アンナ
だから言ってんのよ!

ロディ
俺知らないよ!

クリス
とりあえず、早く作って来てくれるか…?

クリス
俺は腹が減ってもう限界だ。

ローラ
わ、わかりました…

ローラ
クリス、怒ると怖いのよ…

ローラ
ちゃっちゃと作っちゃいましょう。

エマ
はい。

エマ
皆さん。ご飯ができましたよ。

アーニー
わぁ!美味しそう!これ、師匠たちが作ったの?

ミカ
まあ頑張った方だ。

ミカ
おかわりあるからな。

ジェシカ
あら、美味しそう!

サンドラ
早く食べたいわね。

ロディ
お城でもこう言うの食べるの?

ジェシカ
えぇ。もちろん。

モブ爺
じゃあ、今日はもう食べて寝てしまおう。

モブ爺
今、この屋敷にはわし1人しか住んどらん。

モブ爺
昔は沢山の兄弟たちと住んでいたが、もう天に逝っちまったからな。

アンナ
…気の毒ね。

モブ爺
だから、今部屋が6つ余っとるんじゃが。

モブ爺
でも、ここには9人だからな。1人一部屋とはいかないんじゃよ。

ミカ
なら、私とアーニーは同じ部屋でいいよ。

アーニー
うん!僕も師匠と同じ部屋でいいよ!

ローラ
なら、私とあなたで1部屋っていうのはどうかしら?

クリス
別に構わない…

ローラ
じゃあ、決まりね。

サンドラ
私とジェシカで同じ部屋っていうのでもいいけど…

サンドラ
ジェシカはどう?

ジェシカ
いいわよ。別に。

サンドラ
じゃあ、私とジェシカは同じ部屋ということで。

エマ
これでちょうどですね。

モブ爺
じゃあ、これ。

モブ爺
鍵を渡しておく。

モブ爺
今日は特別に泊めてやるから、散らかすなよ!

アーニー
うん!

エマ
では、ご飯食べ終わったら、私たちで片付けはしておくので、もう部屋で休んでていいですよ。

サンドラ
ありがとう。エマ。

エマ
いえいえ。

ですが、こんな長い小説を読んでいただき本当にありがとうございました!
この間、TELLERさんに恋愛系以外にもいろんな種類の小説を書きたい!
とメールしたら、次のアップデートにタグの追加をしていただきました。
画面が変わっていたりしてびっくりしましたΣ(゚д゚lll)
そして、私が今ハマっている作者様が何人かおりまして。
それは、「えいちなお話」さん(だったかな?違ってたらすみません💦)です!
いつもキュンキュンするお話を書いていただきありがとうございます!
長くなりましたが、次回もよかったら見てくださいね!