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KANAME
KANAME
(前回のあらすじ:愛知の特製おじやときしめんに胃袋を掴まれ、コタツの中で川の字になって眠りについた都市たち。大都会の喧騒を離れ、泥のように眠った翌朝。小鳥のさえずりと共に、信じられないほどの「品数」の気配が彼らを呼び覚ます――)
(チュンチュン……と爽やかな小鳥の鳴き声)
(トントン、トントン……と小気味よい包丁の音)
東京
宮城
大阪
愛知
(ガラガラ……と、旅館の宴会場ばりの巨大なお盆を抱えてくる愛知)
全員
愛知
北海道
広島
東京
大阪
東京
大阪
宮城
東京
福岡
広島
愛知
北海道
大阪
東京
宮城
福岡
広島
愛知
全員
お腹も心もこれ以上ないほど満たされた7大都市のメンバーは、食後、縁側にずらりと並んで座り、お茶をすすりながら青空を見上げた。 いつもは日本を引っ張る忙しい大都市たち。だけど、愛知の優しいおもてなしの前では、みんなただの「仲良しな兄弟」に戻ってしまうのだった。
コメント
1件
あら〜、この回は本当に読んでてお腹が空いてくるやつでしたね!笑 愛知の朝ごはん、エビフライと天むすが朝から出てくるのが「普通」って感覚がすでにすごい。でも東京が天むすを満員電車に見立てて「整列乗車」って言い出すのは職業病すぎて笑いました。最後に縁側でみんなが日向ぼっこしてるシーン、すごくほっこり。設定を活かしたキャラ付けと、鎧を脱いでいく流れが絶妙でした。