フェリ
両腕を大きく広げ、ワインレッドの様な色をした瞳が此方をじっと見つめる。
言われた通りに行動したが、 フェリシアーノまであと一歩の所で、自分の右手が フェリシアーノに何故か掴まれた。 その瞬間 " グイッ " と フェリシアーノ 彼自身の方へ寄せられた。
菊
勢い良く腕を引っ張られ、いきなりの事で対応が出来ずにそのまま、バランスを崩してしまった。
フェリ
あたかも" 自分は何もしていない。 " そんな声で心配するが、 見上げると、フェリシアーノの顔は嘲笑う様な笑みを浮かばせている。
菊
菊
菊
得意の苦笑いで場を過ごそうとしたが、 逆効果の様だった。
フェリ
菊
フェリ
フェリ
菊
フェリ
フェリ
能が停止したのがのか、もしくは空耳か、 頭が真っ白になった。
菊
菊
その言葉を言い終わると同時に、 フェリシアーノの笑い声が段々と聞こえて来た。
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
菊
「 少しでも離れたら ... 」 その言葉を最後まで聞かずに遮り、心底嫌だが、同意する事にした。
フェリ
フェリ
フェリ
そこで、私は強烈な睡魔に襲われた。 ただ、少しづつ閉じていく瞼と朦朧としている意識の中、聞こえて来た言葉はイタリア語だった。
フェリ
Continuar .
コメント
1件
初コメ失礼します🙇♀️ 2Pカラーの良さが凄く表れていて素晴らしい作品をありがとうございます〜!!一気に呼んじゃいました😇