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あの夏が飽和する

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あの夏が飽和する

1 - あの夏が飽和する

♥

20

2024年11月18日

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”昨日人を殺したんだ”…

君はそう言っていた

梅雨時ずぶ濡れのまんま、

部屋の前で泣いていた

グスッ

夏が始まったばかりというのに、

君はひどく震えていた

ブルブル

そんな話で始まる、

あの夏の日の記憶だ。

”殺したのは隣の席の

いつも虐めてくるあいつ”

美咲

ばーかw

”もう嫌になって”

”肩を突き飛ばして”

ドン

美咲

えっ___

”打ち所が悪かったんだ”

美咲

グシャッ

あ、あぁ……

”もうここにいられないだろうし”

”どっか遠いところで死んでくるよ…”

そんな君に僕はこういった

 

 

”それじゃ僕も連れてって”

財布を持って

ナイフを持って

カチャッ

携帯、ゲームもカバンに詰めて

グッ…

”いらないものは全部壊していこう”

あの写真も、

あの日記も

”今となっちゃもういらないさ”

”人殺しと”

”ダメ人間の君と僕の旅だ”

そして僕らは逃げ出した

この狭い狭い世界から

家族も、クラスの奴らも

何もかも捨てて君と二人で

”遠い遠い誰もいないところで二人で死のうよ”

もうこの世界に価値なんてないよ

人殺しなんかそこらじゅう

湧いてるじゃんか

”君は何も悪くないよ”

”君は何も悪くないよ”

結局僕ら誰にも愛されたことなどなかったんだ

そんな嫌な共通点で

僕らは簡単に信じあってきた

君の手を握った時

微かな震えも既になくなっていて

ギュッ

…!

ギュッ

誰にも縛られないで

二人線路の上を歩いた

金を盗んで

二人で逃げて

どこにも行ける気がしたんだ

今更怖いものは僕らにはなかったんだ

額の汗も

落ちたメガネも

今となっちゃどうでもいいさ

あぶれ者の小さな逃避行の旅だ

いつか夢みた優しくて、

誰にも好かれる主人公なら

〜〜?

~w〜!

www

汚くなった僕らも見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな?

”そんな夢なんか捨てたよ”

”だって現実を見ろよ”

”シアワセの四文字なんかなかった”

”今までの人生で思い知ったじゃないか”

”自分は何も悪くねえと”

”誰もがきっと思ってる”

あてもなく彷徨う蝉の群れに

水もなくなり揺れだす視界に

迫りくる鬼たちの怒号に

バカみたいにはしゃぎあい

”www”

”ふふっ”

ふと君はナイフを取った

カチャッ

”え…?”

”君が今まで傍にいたからここまでこれたんだ”

”だからもういいよ、”

”もういいよ”

”死ぬのは私一人でいいよ_____”

ニコッ

ザクッ

あ、あぁ、、、

そして君は首を切った

まるで何かの映画のワンシーンだ

白昼夢を見ている気がした

気づけば僕は捕まって

”おい、人が死んでるぞ!”

あぁぁッ……

君がどこにも見つからなくって

君だけがどこにもいなくって

そして時は過ぎていった

ただ暑い暑い日が過ぎてった

家族も、クラスの奴らもいるのに

なぜか君だけはどこにもいない

あの夏の日を思い出す

僕は今も今でも歌ってる

君をずっと探してるんだ

君に言いたいことがあるんだ

9月の終わりにくしゃみして

クシュン

6月の匂いを繰り返す

君の笑顔は

”ニコッ”

君の無邪気さは

”ふふっ…”

頭の中を飽和している

誰も何も悪くないよ

君は何も悪くはないから…っ

もういいよ

投げ出してしまおう

そう言って欲しかったんだろう?

なあ?

海霧

めっちゃ長く描いてしまったぁぁ

海霧

今回は曲パロ!

海霧

「あの夏が飽和する」

海霧

でした!!

海霧

因みに、

” ”

海霧

これが付いていたシーンは回想…?

海霧

的なとこです!

海霧

ていうか、

海霧

美咲

こいつ

海霧

ほとんど出てこなかった……

酷くないっすか?

美咲

そーよ!

海霧

しゃーなし

美咲

チッ

チェッ

海霧

じゃあ、おつ海霧!

この作品はいかがでしたか?

20

コメント

2

ユーザー

因みに、飽和とは、一定条件のもとでそれ以上とかしたりふくんだり出来ないことを言うらしいので、それ以外考えられない、もうどうにもならない みたいな意味だそうです …たぶん

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