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あの後、銀さんは私達に戻るように言って、神楽ちゃん達を追い、

私は新八君に、後から戻る事を伝え銀さんの後を追った

葛葉

着いた場所は、もう見る影もなくボロボロになっていた

神楽

葛葉、、

坂田銀時

お前、!戻ってろって言ったろ

葛葉

銀さん、これは一体、

坂田銀時

神楽を帰らせる事にしたんだよ

葛葉

!ど、どうして、?!

坂田銀時

、こいつの居る場所はここじゃねぇからだよ

銀さんはそう言い、神楽ちゃんに視線を向けた

坂田銀時

というより、神楽も家族のもとに帰った方が良いだろ

神楽

、、、

葛葉

っ、、らいです、

坂田銀時

あ?

葛葉

っ、!銀さんなんかもう嫌いです!!

坂田銀時

えぇ?!!

神楽

葛葉

銀さんは、神楽ちゃんの事を何も分かっちゃいない!

神楽ちゃんはっ、

葛葉

神楽ちゃんはっ、

神楽ちゃんは、あの場所が好きで、

葛葉

神楽ちゃんにとって、万事屋は大好きな場所で、あの場所が、何よりも大切な場所なんです

なのに、

葛葉

そんな事も理解出来ない銀さんなんてバカです!!

坂田銀時

っ、、

私は銀さんに背を向け

葛葉

、しばらくの間、顔も見たくないです、

葛葉

さようなら、

私はそのまま歩き出した

パチン、パチンと爪を切る音が 響き渡る

坂田銀時

、、、

「しばらくの間、顔も見たくないです」

あの時の葛葉の表情が、 声が、俺の心にへばりついている

坂田銀時

、どうしてこうなんのかねー、

俺の心とは裏腹に、 今日の空は晴れ晴れとしていた

葛葉

、、、

翌日後、私はターミナルに来ていた

神楽ちゃんに、戻ってきてもらう為に

昨日見た、神楽ちゃんの表情は とても痛々しかったから

葛葉

神楽ちゃん、!

辺りを見回せば、 神楽ちゃんを見つけた

でも、もう宇宙船に乗る手前だった

葛葉

っ、神楽ちゃん!!

神楽

!葛葉、

星海坊主

君は、

検査員 おい!君、チケットはどうしたんだ!!

私は検査員の人に抑えられながらも、続ける

葛葉

お願い!神楽ちゃん!戻ってきて!!

星海坊主

君もか、夜兎の力は暴走すれば手がつけられない

星海坊主

何より、悪用される可能性だってある

葛葉

っ、そんなの、

その瞬間

志村新八

僕たちが、神楽ちゃんを守れば良い話じゃないか!!

葛葉

!新八君、!!

私の隣には、新八君がいた

神楽

新八、!

星海坊主

君らが?ただの人間に、何が出来るって言うんだ

そう言い、二人は宇宙船に乗り込んでしまい、

葛葉

っ、神楽ちゃん!!

検査員 おい!やめなさい君たち!

志村新八

え、えっと、恋人がこの船に乗っていて、

検査員 嘘つくな!君は彼女いない歴16年だろ!

志村新八

なんで知ってんだよ!

葛葉

っ、新八君、強行突破でいこう

志村新八

!うん

私は木刀で検査員を弾き飛ばし、 新八君は検査員の鼻に指を突っ込み、そのまま吹き飛ばした

葛葉

いこう!

志村新八

うん、葛葉ちゃん!

葛葉

はぁっ、

葛葉

!、そんな、

追手から逃げ、目に映ったのは

もう浮き上がっている 宇宙船だった

志村新八

っ、まだ諦めちゃだめだ!!

葛葉

新八君はそう言うと、

志村新八

左右に梯子がある、
二手に分かれよう!

葛葉

っ、うん、!

私達は二手に分かれた

「私神楽って言うアル!」

葛葉

神楽ちゃん、!

私ね、まだ貴方と出会った事、 昨日の事みたいに思い出せるよ

だって、あの時、 神楽ちゃんの優しさで、 救われたから

葛葉

だからっ、!
今度は、

私が助ける番だよ!!

神楽

、、、

宇宙船が動き出してしまった

、少し、期待をしていた

みんなが、私を笑顔で 迎えにきてくれることを

神楽

なんて、

ありえないのに、

星海坊主

いてて、酷い目に遭った

星海坊主

聞いてよー、神楽ちゃん

今は、

神楽

、、、

今だけは、

その時、

乗客員

おい!あれなんだ?!

星海坊主

なんだ?

神楽

、?

私が窓の外を見ると

志村新八

待って!待ってよ神楽ちゃん!!

神楽

!新八、、?!

新八が追手に追われながらも、 梯子を懸命に登っていた

志村新八

一人でどこに行こうっていうんだよ!!

そして、

乗客員

おい!こっちは女の子だぞ!

星海坊主

っ、神楽ちゃん!

神楽

私はパピーを押しどけ、 反対側の窓を見る

葛葉

神楽ちゃん!
お願い、まだやりたい事や、

葛葉

言いたい事が沢山あるの!!

神楽

!、葛葉、

葛葉も、新八同様に、 追手に追われながらも、梯子を登っていた

私は思わず涙を溢した

神楽

新八ぃ、葛葉ぁ、!!

その時だった

神楽

っ?!

星海坊主

神楽ちゃん!

窓から、謎の生物が入ってきたのだ

私は後ろに飛び、構えた

神楽

パピー!これは、

乗客が逃げ続ける中、 私は二人の安否だけが心配だった

葛葉

なっ、!?

志村新八

な、なんじゃありゃァァァ!!?

宇宙船全体が、 謎の生物によって侵食され、 それは新八君のところに迫った

志村新八

ちょ!こっちきてない?!
こっちきてない?!

葛葉

っ!!新八君!!

宇宙船は新八君のところに突き刺さり、

葛葉

っ、!はぁぁっ!!

私は、宇宙船へと、

飛んだ

私が船に降り立つと、 そこには、必死に戦う神楽ちゃんがいた

葛葉

っ、神楽ちゃん!!

神楽

っ!!葛葉!

私は神楽ちゃんの後ろに迫っていた触手を木刀で斬り落とした

神楽

何してるネ!
早く逃げ、

葛葉

いやだ!

神楽

葛葉

私は、あの時、!

葛葉

神楽ちゃんの笑顔に救われた、!

葛葉

だから、今度は

私は触手に向き直り

葛葉

私が助ける番!

神楽

!葛葉、

神楽ちゃんは、目を見開くと、 私と背中を合わせ

神楽

死んだら承知しないネ

葛葉

神楽ちゃんこそ、

私達は笑い合い、 触手に立ち向かった

志村新八

ん、

目が覚めると、そこには、

星海坊主

おい、大丈夫か?

志村新八

、荒れた焼け野原がみえる、

星海坊主

どこ見て言ってんだよ、お前も焼け野原にしてやろうか

星海坊主さんに胸ぐらを掴まれ、 僕はハッとした

志村新八

葛葉ちゃん!

僕は起き上がり、葛葉ちゃんを 目で探した

星海坊主

、彼女なら、あそこだ

志村新八

!まさか、

星海坊主さんが指を刺した方向は エイリアンが侵食している 宇宙船だった

星海坊主

今、葛葉ちゃんと神楽ちゃんが戦っているだろう

志村新八

!なら僕も!

星海坊主

いや、俺が葛葉ちゃんを連れてくる

星海坊主

それに、ここは最高な狩場だ
邪魔は許さねぇ

志村新八

っ、、

なんて目だ、

志村新八

でも!

その時、星海坊主さんは 僕の後ろにいた触手を 倒した

星海坊主

、これ以上、神楽に関わんじゃねぇ

星海坊主

お前は安全なとこに隠れてろ

そう言い、星海坊主さんは 宇宙船へと乗った

葛葉

っ、ふぁぁぁぁ!!

私達は、打って、斬ってを 繰り返した

ハタ皇子

うぁぁ!
たすけてくれー!

じぃ

ちょ!私はガリガリですから!
食べるならこのバカ皇子を!

そんな中、取り残されている 二人がいた

神楽

!早く逃げるネ!

そう言った瞬間、神楽ちゃんが 触手に狙われ

葛葉

っ、危ない!
神楽ちゃん!

私は咄嗟に神楽ちゃんを 突き飛ばした

神楽

!!葛葉ぁ!!

葛葉

かはっ、うぐっ、!

私は背中を深く裂かれ、 そのまま壁に直撃した

その衝撃のせいだろうか、 頭から血が流れ出た

葛葉

っ!神楽ちゃん!後ろ!!

神楽

!!

神楽ちゃんが後ろを振り返り、 触手を倒そうとした瞬間

神楽

、かはっ、

葛葉

っ!!神楽ちゃぁぁん!!

神楽ちゃんはそのまま腹を刺され そのまま床に倒れた

葛葉

くっ、はぁっ、はぁ、

私は立ち上がり、神楽ちゃんの方へと向かう

葛葉

大丈夫、神楽ちゃん、もうすぐ、

神楽ちゃんに背を向け木刀を構えた瞬間、

星海坊主

!神楽ァァァ!!

あぁ、来てくれた、

星海坊主は神楽ちゃんの方に 向かい、必死に呼びかけた

星海坊主

神楽!!
っ、葛葉ちゃん、背中が!

葛葉

私は大丈夫です!
早く神楽ちゃんを、

その時、神楽ちゃんが 口を開いた

神楽

パピー、私、変わったでしょ、?

星海坊主

神楽

戦って戦って、
でも、気づいたの、

神楽

戦うのは、自分自身だって、

葛葉

神楽ちゃん、

神楽

葛葉、ありがとう、

葛葉

え、?

神楽

私、葛葉に出会って、

神楽

ほんとうに、よかった、

そう言い、神楽ちゃんは 気絶した

葛葉

、神楽ちゃん

お礼を言うのはこちらだ

葛葉

神楽ちゃんと出会えて、良かった、

その瞬間、

星海坊主

ぐっ、

神楽

っ、パピー!

星海坊主さんは神楽ちゃんを庇い、片腕をちぎられた

葛葉

っ、

一か八か、 出来るか?

葛葉

いや、やるんだ!

木刀を持ち、私は手を 空へと掲げた

葛葉

天照の神々よ、
我は救済の巫女

その瞬間、 全身に電流が流れたように 痺れた

その瞬間、宇宙船に 雷が落ちた

土方十四郎

なっ、

沖田総悟

っ、!!
なんだあれ、

土方十四郎

!!

あれは、

救済の巫女 葛葉

、、、

葛葉か?!

イメージ画

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

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