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私のアール

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私のアール

1 - 私のアール

♥

501

2022年10月22日

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怜チャン

えー、今日からTikTok、で出てくる曲や、オリジナル物語を、投稿していきたいと思います。

怜チャン

まだ、初心者ですので、

怜チャン

暖かい、目でみ見てください

怜チャン

どうぞ

わたしのアール

私、屋上で、靴を

脱ぎかけた時に、

三つ編みの先客に

声を、掛けてしまった

怜チャン

「ねぇ、やめなよ」

三つ編みの女の子

え...?

口をついて出だけ

本当は、どうでも良かった

先を、越されるのが

何となく癪だった

三つ編みの子は、語る

怜チャン

(どっかで聞いたような事)

三つ編みの女の子

「運命の人だった。どうしても愛されたかった。」

怜チャン

ふざけんな!

怜チャン

そんな事くらいで、

私の先を越そうだなんて

怜チャン

欲しいものが、手に入らないなんて

怜チャン

奪われた事すら無いくせに、

三つ編みの女の子

「話したら楽になった」

って三つ編みの子は、消えてった

怜チャン

さぁ、今日こそは、

と、靴を、脱ぎかけたそこに、

背の低い女の子

また声を、掛けてしまった

背の低い子は、語る

背の低い女の子

「クラスでの孤独を」

背の低い女の子

「無視されて、奪われて、居場所がないんだ」

って

怜チャン

ふざけんな!

怜チャン

そんな事くらいで、

私の先を、越そうだなんて

怜チャン

それでも、家では、愛されて

怜チャン

暖かいご飯もあるんでしょ?

背の低い女の子

「お腹が空いたッ泣」

と泣いて

背の低い子は、消えてった

そうやって、何人かに

声を、掛けて、

追い返して

私自身の痛みは、

誰にも言えないまま

初めて見つけたんだ

似たような悩みの子

何人目かに会ったんだ

黄色いカーディガンの子

黄色いカーディガンの子

「家に帰る度に、増え続ける痣を、」

黄色いカーディガンの子

「消し去ってしまう為ここに来た」

と、言った

口を、ついて出だけ

本当は、どうでも良かった

思ってもいない事

でも、声を、掛けてしまった

ねぇ、

「辞めてよ」

怜チャン

(嗚呼、どうしよう、)

怜チャン

(この子は、止められない、)

怜チャン

(私には、止める資格が無い、)

怜チャン

それでも、ここからは、消えてよ、

怜チャン

君を、見ていると苦しんだ、

黄色いカーディガンの子

「じゃぁ、今日は、辞めておくよ」

って、目を、失せたまま消えてった

怜チャン

今日こそは、誰も居ない

怜チャン

私、1人だけ

怜チャン

誰にも邪魔されない

怜チャン

邪魔しては、くれない

怜チャン

"カーディガン"は、脱いで、

怜チャン

"三つ編み"を、解いて

怜チャン

"背の低い"私は、

怜チャン

今から

飛びます。

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