主
どうぞ!
主
主
主
主
主
私は紅宮ルミア。 2年A組のクラスメイト。
急にだが、この学校は変だ。
なぜかって? …それはこれからわかるでしょう。
灰崎しょうた
それじゃあ、昨日言った通り…
「クラス全員密告ゲームを開催します」
灰崎しょうた
時間になると、教室の扉が開き、それからグラウンドへ走る。
そして、グラウンドにある拳銃を使って一人でも多く人を殺します。
しかし、グラウンドのボタンを押して、先生に密告したらその人の勝ちです。
生き残れるのは一人のみです。
この図を見てください。
灰崎しょうた
時間になれば、放送があります。
報告も放送で言われるのでよく聞くように。
それでは。
放送の人
開始、十分前です。
紅宮ルミア
「殺人ゲーム」が。
花咲あずは
嫌だなぁ、
人殺しゲームなんて……
乃泉ことは
ことは嫌だよ!!
白雪まりあ
学校の歴史だから仕方がないよ。、
鈴林きとり
花咲あずは
きいて!
紅宮ルミア
花咲あずは
チーム戦にする!
鈴林きとり
紅宮ルミア
乃泉ことは
花咲あずは
白雪まりあ
花咲あずは
紅宮ルミア
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
白雪まりあ
乃泉ことは
白雪まりあ
どうせ。
鈴林きとり
乃泉ことは
鈴林きとり
乃泉ことは
あり、がと?
乃泉ことは
よろしくね!
鈴林きとり
乃泉ことは
鈴林きとり
乃泉ことは
じゃあきーくんね!
鈴林きとり
花咲あずは
鈴林きとり
花咲あずは
ルミア&あずは ペア
まりあ単独
ことは&きとり ペア
ね!
乃泉ことは
放送の人
開始、一分前です。
みなさん1の2へ向かってください。
灰崎しょうた
みんな、1の2へ行くよ!
紅宮ルミア
モブ
俺やりたくないんで〜
帰りま〜す
灰崎しょうた
…これは、学校の歴史なんだ。
全校生徒やる決まりなんだよ
モブ
でも、やりたくないんで〜
灰崎しょうた
モブ
言葉もでなくなったのかな〜?w
灰崎しょうた
……じゃあな。、
バン!
耳が麻痺するような音が近くでしたあと、 ゴンッと音がした。 モブが倒れていた。 呼吸はない。
紅宮ルミア
きゃぁぁぁぁ!!!
ところどころで悲鳴の声があがる。
灰崎しょうた
乃泉ことは
灰崎しょうた
灰崎しょうた
そう言われ、私は後ろ扉の近くの「桃山美子」という子の席に座った。
紅宮ルミア
紅宮ルミア
紅宮ルミア
乃泉ことは
灰崎しょうた
質問は手を挙げろ。
乃泉ことは
灰崎しょうた
乃泉ことは
灰崎しょうた
白雪まりあ
白雪まりあ
灰崎しょうた
白雪まりあ
灰崎しょうた
白雪まりあ
紅宮ルミア
灰崎しょうた
紅宮ルミア
灰崎しょうた
カウントを取る。
灰崎しょうた
花咲さんが私に近づき、手を繋ぐ。
紅宮ルミア
花咲あずは
灰崎しょうた
紅宮ルミア
花咲あずは
灰崎しょうた
紅宮ルミア
灰崎しょうた
スタート!!
花咲あずは
こっち!!
紅宮ルミア
花咲あずは
彼女は私より運動神経は悪い方だったのですぐに息が切れていた。
紅宮ルミア
花咲あずは
だいじょ、ぶ
紅宮ルミア
紅宮ルミア
ふと、目にとまったのは 「展望室」と言う部屋。 入ったことはなかったが、どうやら外を見渡すのにちょうどいい部屋らしい。
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
外には5〜10人くらいが殺し合っていた。 おそらく死んだ生徒は4人。
花咲あずは
花咲あずは
紅宮ルミア
巻き込まれるなんて。
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
(ルミアは転校生です)
花咲あずは
ルミアちゃんと苗字同じだね〜
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
(誰もいない…?)
モブ
突然、物陰から人が出てきた。 拳銃を持っていた。
紅宮ルミア
ブオン(ナイフを投げる)
モブ
紅宮ルミア
数分前…
花咲あずは
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
鈴林きとり
紅宮ルミア
花咲あずは
花咲あずは
紅宮ルミア
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
紅宮ルミア
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
篠塚ふぶき
僕、吹雪っていいます…
篠塚ふぶき
篠塚吹雪…
2-C…です
紅宮ルミア
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
僕、この、ゲームに巻き込まれちゃって…
人数合わせでって…
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
花咲あずは
篠塚ふぶき
これなら、死んでもいいかなと…
花咲あずは
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
あずはとルミアの手に拳銃を握らせる
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
花咲あずは
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
花咲あずは
花咲あずは
篠塚ふぶき
花咲あずは
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
目にしたのは上履きにはいった大量の画鋲。
花咲あずは
花咲あずは
バッシャーン!(上から水が降ってくる)
花咲あずは
花咲あずは
いじめっ子 1
いじめっ子 2
いじめっ子 1
いじめっ子 2
タッタッタッ(去っていく)
花咲あずは
中1の頃、私は虐められていた。
今とは違く、ロングのピンク髪だった。
昔の私は今ほどポジティブじゃなく、ネガティブな性格だった。
いわゆる「陰キャ」で上に逆らうことは出来ない。
花咲あずは
そう思っていた。
なのに
「あの人」と関わり、人生が大きく変わった。
ー昼休みー
花咲あずは
私はいつも屋上で休憩するのが気に入っていた。
誰も来ない、一人の場所。
いつもならそうだった。
花咲あずは
今日は珍しく先客がいた。
こちらには気づいていなく、フェンスに肘をつき、空を見上げていた。
金髪の少女。同い年くらいの身長に白いパーカーで黒いヘアピン。
それにー…
花咲あずは
彼女は藍色の海のような瞳を持っていたのだ。
私が遠くから見ていると、視線を感じたのか、その人が振り向いた。
?
彼女は少し驚いた顔をしたが、しばらくして首を傾げこちらに駆け寄ってきた。
花咲あずは
?
?
花咲あずは
花咲あずは
?
?
?
?
花咲あずは
?
?
花咲あずは
?
音乃りあ
中学2年生!
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
音乃りあ
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
音乃りあ
音乃りあ
だからよくここに来ているんだ。
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
そう言うと彼女はフッと微笑んだ。
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
音乃りあ
それからは、カラオケに行ったり
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
ゲームセンターへ行ったり
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
飲食店に行ったりと色々満喫していた。
音乃りあ
花咲あずは
そんな時間はすぐ溶ける。
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
音乃りあ
音乃りあ
花咲あずは
この機会をきっかけに師匠とはとても親しくなった。
これからもいられる。
そう思っていた。
なのに___…
事故にあった。
そう聞いて、学校なんて無視して病院へ来た。
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
看護師
看護師
続きは分かるだろと言うように視線を下にずらした。
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
医師
私が泣いているにも関わらず戸を開けた。
医師
花咲あずは
医師
花咲あずは
医師
花咲あずは
花咲あずは
医師
医師
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
医師
花咲あずは
医師
医師
医師
……独り、
また独りになっちゃった、
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
私は泣くことしかできないんだ。 自分の無力さに呆れる。
花咲あずは
花咲あずは
花咲あずは
ひとつ呟き、病室を後にした。
そこからの人生は私じゃなくなった。
髪の毛も師匠と同じショートカットにして
別人のように明るくなった。
「昔の私をなかったことにして」
紅宮ルミア
紅宮ルミア
花咲あずは
花咲あずは
紅宮ルミア
彼女の顔は切なく、無理やり笑顔を作っていた。
篠塚ふぶき
花咲あずは
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
花咲あずは
紅宮ルミア
篠塚ふぶき
ありがとう。
花咲あずは
紅宮ルミア
花咲あずは
篠塚ふぶき
篠塚ふぶき
ザクッ
紅宮ルミア
花咲あずは
紅宮ルミア
主
主
主
主
409タップ!過去最高!!褒めて!!







