くらげちゃん
くらげちゃん
くらげちゃん
凛(後編)・千切・カイザー・ネス
くらげちゃん
ブチッ
糸師 凛
あんな熱愛報道なんで嘘に決まってんだろ___ ○○ならそんな事くらい分かんだろ___
糸師 凛
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから一切連絡ないな。 それもそっか私が一方的に切ったもんね。 絶対怒ってるだろうなぁ…… まぁ、もう関係ないけど__
○○
__ピンポーン
○○
雨降ってるのにご苦労だななんて考えながらインターホンを見る。
○○
○○
糸師 凛
○○
糸師 凛
○○
糸師 凛
ガチャ
○○
傘を持ってこなかったのだろう。 少し濡れた彼の為にタオルを差し出した。
糸師 凛
彼は相当怒っている。 いつもにも増して目付きが悪い。 あぁ、何故彼を家に入れてしまったのだろうか。 口喧嘩では1度も勝てた試しがない、今回だって勝てる訳がない。 もういっその事どうにでもなれと思う。
糸師 凛
○○
○○
○○
糸師 凛
○○
○○
○○
○○
糸師 凛
○○
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
○○
糸師 凛
_じゃあなんで? 忘れてないのなら何で……
糸師 凛
○○
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
急に膝まづいて何をし出すかと思えば
○○
_ちょっと待って思考が追いつかない。 そもそも熱愛報道は記者が勝手に書いたことで記念日も忘れてなくて…
誕生日に合わせてプロポーズしようとしてたって事?
糸師 凛
○○
糸師 凛
糸師 凛
糸師 凛
○○
糸師 凛
○○
糸師 凛
顔を見合わせてくすりと笑った。 久しぶりに合わせた彼の顔は涙の跡があったような気がした。
糸師 凛
嗚呼、雨はいつの間にかすっかり晴れ陽が指している_________ まるで2人の心のように_
返事は? ▶はい いいえ
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
○○
○○
千切 豹馬
千切 豹馬
○○
千切 豹馬
○○
最愛の恋人にプロポーズをするために指輪を用意した。きらりと大粒のダイヤモンドが光る立て爪の指輪だ。
日本では婚約指輪は給料の3ヶ月分と言われていると憎たらしいチームメイトに教えられた。
断られるとは思っていない。生まれ故郷から飛び出して、言葉も通じないこの国に自分のために住むような彼女のことだ。
彼女の予定が空いている日を狙って日本の女性の憧れだという夜景が綺麗なディナーも予約した。
当日に彼女が身に纏うもの全てをプレゼントしようとした。
完璧なプランだと
思った。
本当にたまたま。指輪を受け取り、彼女はどんなリアクションをとるだろうかと考えながら家路に着いただけだった。
ドアを開ければ彼女は故郷の友達か誰かと電話をしているようだった。
その内容はタイミングがいいのか悪いのか、話を聞く限りでは電話相手の友人と理想のプロポーズについて話していた。
○○
○○
○○
ガツン。頭を殴られるような衝撃。 予約したディナーをキャンセルしよう。もしくはプロポーズの後に2人で行こう。
指輪は手元にある。残念ながらコタツ?というのはうちには無いが日常の延長戦でプロポーズをしよう。
すぐさま頭の中でスケジュールを立て直す。
○○
○○
○○
○○
○○
○○
ガツン。2回目。 今用意した指輪だけでいいのか、ならもっといいものにするべきだったか。
新婚旅行はより力を入れてプランを組もう。
ドイツでまだ行ったことのない場所を巡ってもいい。日本に行くのもいい。はたまたそのどちらも行ったっていい。他の国だって。
新婚旅行の内容にをもっと色々目を通そう。 出かける先々で楽しそうに笑う姿が目に浮かぶ。
○○
○○
○○
○○
ピピーッ!レッドカード!退場!!! そんな言葉が頭の奥で聞こえた気がした。 退場してたまるか。
しかし用意した全てが裏目に出ている。 ここまで来るといっそ滑稽だ。 友人との電話を終えたのか、こちらに気づき声をかける。
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
そう問われれば、普段から自分の違和感に自分よりも気づいてくれる彼女に隠し通すのは無理だと観念するしか無かった。 冷静になれば誤魔化すことは出来たのかもしれないが、冷静じゃなかった。
のろのろと箱を取り出し、蓋を開けて中身を見せる
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
なんて格好のつかないプロポーズだろうか。笑うなら笑ってくれ。
1人で先走って用意した挙句彼女の理想のプロポーズとは正反対
こんな道化のような情けないプロポーズは国中どころか世界中探したってなかなかいないだろう。
半ばヤケクソで伝えた言葉。長い沈黙に不安になるが、喉が張り付いたようで声が上手く出せなかった。 そうして2人を包み込んでいた沈黙は、
彼女の泣く声によって破られた。
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
○○
○○
○○
とす。心に刺さる言葉だった。 指輪と俺の手ごとくるむように彼女の手で包まれる。
○○
○○
○○
○○
○○
彼女を引き寄せて抱きしめる。驚いて指輪を落としたようで、慌てて拾おうとするのをそのまま腕の力を込めて邪魔をする。
○○
ミヒャエル・カイザー
こつりと額と額を合わせてその瞳を見つめる。
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
○○
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
○○
○○
たくさん。たくさん未来の話をしよう。これから先もお互いの隣にはお互いがいる。 そんな当たり前を愛することの出来る日々を幸せと言うのだろう。
ミヒャエル・カイザー
○○
ミヒャエル・カイザー
アレクシス・ネス
○○
○○
アレクシス・ネス
○○
○○
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
○○
○○
○○
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
○○
○○
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネス
○○
アレクシス・ネスは○○にキラキラ輝く指輪をはめた
くらげちゃん
くらげちゃん
くらげちゃん
くらげちゃん
くらげちゃん
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!