/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
次の日も、教室の入り口を見ながら、 手越くんを待つ。
すると気がついたら目の前に貴久がいて。
増田
○○
増田
慌てて、スマホを確認すると、 未読のメッセージが2件。
1つは沙紀から。
クッキーのお礼のメッセージ。
もう一つは、貴久から。
“来週もお菓子期待してるから、よろしく。 俺のために頑張って”
増田
って言った貴久の言葉は正論で。
めっちゃどうでもいい内容で安心した。
すると、手越くんが、教室に入ってきて。
増田
○○
1時間目は体育で。
男女別だから、まじまじとは見れないけど、 男子はバスケをやっていて。
バスケ部のエースの貴久はやっぱダントツ。
でも、 サッカー部なのに貴久に必死に食らいついて、貴久に抜かれては、 悔しそうな顔をする手越くんが、 とても輝いて見えて。
体育の帰り。
なぜか、貴久と、私と手越くんで、 教室に帰るとき。 私が調理部に入った話題に。
手越
増田
手越
ん？なんのこと？
そう思って、手越くんに視線を向けると。
手越くんの顔は真っ赤で。
手越
彼、女？
その瞬間胸が張り裂けそうで。
手越
調理部で関わった人。
そんな人一人しかいない。
多分………
○○
手越
胸が苦しい。
手越くんに彼女がいたなんて。
しかもそれが愛未ちゃん何だって。
とてもじゃないけど信じられない。
私、愛未ちゃんと仲良くなれない。
かも………………。
増田
貴久が驚きの声をあげるけど、 胸が苦しくて苦しくて。
手越
増田
やめてよ貴久。
愛未ちゃんのことを話す手越くんの顔は見たくないよ。私………泣いちゃうから。
手越
ああ。 手越くんは、愛未ちゃんのことを考えるとき、こんな表情をするんだ。
私にはきっと見られない表情………。
こんなにも手越くんが愛未ちゃんを想っているなんて知らなかった。
そこから私はずっと上の空で。
考えることは全部、 手越くんと愛未ちゃんのこと。
都合よくない。って思い込んでいたけど、 手越くんの口から出てきた彼女という存在はとてもショックだった。
完璧だもんね。そりゃいるよね。彼女。
つづく…
コメント
2件
手越くんに彼女がいたなんてとても苦しくなっちゃいますね…😦 でもどんな展開になるのかとても楽しみです！ 続き待ってますっ！！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ