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#体調不良
夜桜 れい@フォロバ100%
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あ
あ
あ
あ
あ
あ
だれもいない夜の学園で、ピアノの音が聞こえるー。
そう暗譜学園でうわさされるようになったのは、6月の梅雨に入ってすぐの頃。
俺の名前は赤城あっと
好奇心が強い方で、友達には勘が鋭いって言われてるんだ
でも、誰かを助けよう!って思っても失敗してしまうのがほとんど、
友達には親切だけどたまに余計なおせっかいって言われる
それでも性格はかえられないし、
知りたいって思ったら気持ちを抑えられない
だから、噂のピアノの音がすごく気になってるんだ
だけどクラスのみんなが今一番気になってるのはそのことじゃなくてー
莉犬
莉犬
今日から登校してくる転校生のことだ
やっぱりっていうのは、朝から俺の席のとなりに新しい席が増えていたから
あっと
あっと
莉犬
あっと
あっと
あっと
莉犬
あっと
莉犬
莉犬
莉犬
教室の扉が開いて、担任のななもり先生が姿をあらわした
ななもり
ななもり
ななもり
ガラッ
まぜた
あっと
ななもり
まぜた
まぜたというやつは先生の言葉に、真っ向から逆らった
先生もそれには結構びっくりしていた
それから、先生はいろんな質問をしていたが、転校生は同じ返答しかしなかった
あっと
あっと
ななもり
あっと
そして、転校生はこっちに向かってきた
横を通り過ぎた時、ふわっといい匂いがした
かすかたけど...
あっと
あっと
あっと
俺の声を聞いた転校生がビクッと驚いたようにこっちをみた
あっと
目が合った
その瞬間、体の中に電気が走ったみたいにビリっとした
教室の中だというのに、周りの存在も忘れて、俺はただ転校生と見つめ合っていた
はっとしたように転校生が視線をそらして席についた
すると、
まぜた
あっと
あっと
あっと
まぜた
あっと
あっと
あっと
そして俺は先生の話に集中することにした
ななもり
莉犬
あっと
受け取ろうと手を出した時、ピッっとプリントの端が指の腹をかすめた
あっと
あっと
反対の指を押さえようとした時、視界ににゅっと別の手が伸びてきた
あっと
小さく声を上げるのと、転校生が俺の手首をつかむのとが、同時だった
転校生は俺の指を自分の方にぐっと引き寄せ、
パクッと口にくわえた。
あっと
あっと
あっと
あっと
ななもり
あっと
チラッと転校生の方を見てみると体調が悪そうに見えた
あっと
あっと
その時、転校生が小さく
まぜた
と呟いたのを俺は聞き逃さなかった
柴原まぜたというやつが転校してきたその日は、
空は暗くて、しとしと雨が降っていた..
 ̄ ̄ ̄普通じゃない日々がはじまる。
そんな予感にふるえた...