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ずっと愛してる…

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ずっと愛してる…

1 - ずっと愛してる…

♥

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2019年12月22日

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私があの時ワガママを言っていなければこんな事にはならずに済んだのかな…

ある日…

○○

ねぇ〜、そろそろクリスマスだしどっか行かない…?

紫耀

ん〜…。でも仕事めっちゃ入ってるからな…

○○

それは分かってるけど…。私紫耀とデートしたい…

紫耀

でも仕事がな〜…

○○

そこをなんとかお願いします!!

○○

お願い、お願い、お願い!!!

紫耀

ん〜…

紫耀

しょうがないな~

紫耀

分かった!!休み貰えるか頼んでみる!

○○

やったー!!

○○

ありがとう!紫耀大好き!!

この後、奇跡的に休みが取れて私たちはデートする事になった

デートの日

○○

紫耀!遅れてごめんね💦

○○

待った…?

紫耀

ううん!全然大丈夫!

紫耀

今来た所だから!!

○○

そっか!良かった…

○○

これから…どうする?

紫耀

あ、俺連れて行きたい所ある!

○○

どこどこ?

紫耀

ん?秘密〜

○○

え〜、気になる…

紫耀

行ってからのお楽しみ〜♪

紫耀に連れられて着いた場所は…

○○

ジュエリーショップ……?

紫耀

そそ!

○○

えぇ?!

○○

ま、待って!!ここは高い物いっぱいだよ?!

紫耀

知ってるよ笑

紫耀

でも○○とのクリスマスデートの日だよ?

紫耀

買いたいじゃん?

○○

い、いいの…?

紫耀

もちろん!!

紫耀

あ、俺下見しに来た時○○に似合うネックレス見つけたんだ〜♪

紫耀

どう?見たい?

○○

見たい!

紫耀

どうかな…?

○○

めっちゃ可愛い…

紫耀

ほんと?!じゃあこれ買おう!

○○

本当に良いの?

紫耀

当たり前じゃん!!

○○

ありがとう!!めっちゃ嬉しい!

紫耀

いえいえ!!喜んで貰えて良かった!

紫耀

よし!プレゼントも買った所だし、そろそろご飯食べに行く?

○○

うん!!

私たちはジュエリーショップを出て レストランへ行き、食事を楽しんだ

紫耀

あ!○○!!クリスマスといえばの所行かない?

○○

クリスマスといえばの所…?

紫耀

秘密〜笑

紫耀

楽しみにしといて!

紫耀はそう言って私を車の助手席に乗せた

移動途中、車の中で紫耀が呟いた

紫耀

今日は俺らの記念日になるね!

○○

うん?

この時、私はその言葉の意味がよく分かっていなかった

でもあまり気にせず会話を続けた

赤信号で止まり、しばらくして青になって直進しようとした

その時……

大型トラックが私達めがけて突っ込んできた

私が薄い意識の中、目を開け隣を見ると、頭から血を流している紫耀がいた

○○

しょ、う…

助けようと手を伸ばしたが私は気を失ってしまった

私が次に目を覚ましたのは病院だった

誰かに手を握られている感覚がする

○○

だ、れ…

ん……。はっ!!

○○?!起きたんか?!

俺や!分かるか?!

○○

れ、ん…

良かった……

○○

わた、し…

もう2ヶ月も眠っとったんやで…

○○

に…か、げつ…

せやで。もう年越してもうたよ…

○○

ど…して、こ、こに…

紫耀と○○が乗っとる車に居眠りのトラックが突っ込んだんや…

○○

し、ょ…うは…?

……紫耀は…

……紫耀は……まだ眠ってるんや。

○○もはよ良くなって、紫耀に元気な姿見せてあげてな。

○○

う、ん…

それから1ヶ月

私はリハビリのおかげで杖ありだけど歩けるほどに回復した

○○〜来たで〜

○○

ありがとう!

リハビリの調子はどうや?

○○

めっちゃいい感じ✧︎

そかそか笑良かったわ笑

○○

ねぇ、そろそろ私も歩けるようになったし紫耀の病室教えてくれない?

だ、ダメや!

完全に完治するまではダメや!

○○

なんで!!!廉だけずるいよ!!

○○

私だって紫耀に会いたいよ…

○○

紫耀に会わせてよ…

私がこう言うと廉は泣き始めた

○○…ごめんなぁ…グスッ

○○

え?!ちょ、どうしたの?!

○○

ごめん!!私が言いすぎた!!

ちゃうねん……

いつかは…言わな、あかんなって…思っとってん…ヒック…

この時嫌な予感がした

あんな…ずっと隠しとったんやけど…グスッ

…紫耀…あの時…ヒック…亡くなってしもうたんや…

病院に…着いた時は…もう…遅くて…

ほんまにごめんな…ヒック

私の嫌な予感は的中した

廉は事故したばかりの私を気使ってわざと亡くなった事は言わなかったらしい

あと…これ…紫耀の、ポケットに入ってたらしいんやけど…グスッ

○○

な、に…?グスッ

それは…ペアリングだった

きっとあの目的地に着いて私に渡す予定だったんだと思う

私は自分を責めた

私がデートに行きたいなんてワガママを言わなければこんな事にはならなかった

私のせいで紫耀は亡くなったんだ、そう思った

私は何日も泣いた

泣いても泣いても涙が止まる事はなかった

いつの日か私は自分を見失ってしまっていた

気づいたら私は屋上にいた

○○

紫耀…私も今すぐそっちに行くからね…

私が落ちる寸前の所に足をかけた

その時 …

紫耀

○○…

紫耀

何してるの…?

○○

紫耀…?

○○

私は紫耀の所に行こうと…

紫耀

○○俺はここに居るよ?だからそんな所足かけちゃダメだよ!

紫耀

○○こっちへおいで?

○○

紫耀……

ギュッ

○○

ずっと会いたかった…

紫耀

俺も会いたかったよ!

紫耀

ごめんね…。俺のせいで…

○○

ううん!!紫耀のせいじゃない!

紫耀

ペアリング……ごめんね…。目的地で渡す予定だったんだ…

紫耀

本当にごめんね……

○○

紫耀は何も悪くないよ!!

紫耀

…あ!俺ね、○○にお願いがあるんだ!

紫耀

お願い聞いてくれる…?

○○

……うん…

紫耀

俺の分まで生きて欲しいんだ

紫耀

俺、天国でずっと待ってるから…

○○

…分かった

○○

紫耀の分まで生きる…

紫耀

ありがとう!!

紫耀

さすが俺の彼女!

紫耀

あともう1つ、他の人を見つけて幸せになって欲しいんだ…

○○

嫌…。紫耀以外に良い人なんていない。

紫耀

俺の他にも良い人沢山いるよ?

○○

私は紫耀じゃなきゃ嫌なの…。紫耀以外の人は愛せない…

紫耀

でも…俺は○○に幸せになって欲しい…

○○

紫耀じゃなきゃ嫌だよ…グスッ

紫耀

あ…。○○そろそろ時間が来たみたい…

○○

え…?

紫耀

廉と仲良くね……

紫耀

約束だよ…

○○

紫耀…!

○○

待って…行かないで!!

紫耀

○○、ずっと愛してるよ……

そう言って紫耀は消えてしまった

あれから1年が過ぎ、今年もクリスマスの日が近くなってきた

この日が近くなる度、私は紫耀を思い出す

結局紫耀があの後何処に行こうとしたのか

「記念日になるね!」と言う言葉はどうゆう意味だったのか

私はいままでもこれからもずっと知らない…

終わり

__Takahashi🌹__

見て頂いてありがとうございました(●︎´▽︎`●︎)

__Takahashi🌹__

終わり方変ですみません💦

__Takahashi🌹__

久しぶりに書きました…。

__Takahashi🌹__

やっぱり感動系は難しいですね…。

__Takahashi🌹__

全然こんなんじゃ感動出来ませんね…

__Takahashi🌹__

楽しいイベントの前にこんな悲しいの書いちゃってすみません💦

__Takahashi🌹__

良いなって思って頂けてると嬉しいです!

__Takahashi🌹__

今後ともよろしくお願いします(*´﹀`*)

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