先生
はい、ではみなさん。今日は実技なので外に出ましょう
ここは殺し屋学校___
江鳥 楓(過去)
(実技...)
先生
今日は、自分が得意な武器を使いなさい。わかりましたか?
皆
はーい
江鳥 楓(過去)
...はい
江鳥 楓(過去)
(実技は苦手....)
自分の使う武器がコンプレックスだった みんな、いい物を使ってるのに。 周りはマトモなのに
先生
それでは、私を相手にして下さい。
先生
まず、出席番号順から、
少しずつ出番が近づいてくる
ついに自分の番が来た
先生
江鳥楓、次は貴方の番です
江鳥 楓(過去)
....はい
皆
(江鳥家か、)
江鳥家___というのは 昔から代々受け継がれてきた家系で 皆、大きな功績を残している
いわゆる、 殺し屋界のエリート___
江鳥 楓(過去)
(プレッシャーかけないでくださいよ....)
先生
では、どうぞ
江鳥 楓(過去)
っ、いきます、
手に取った物は、やはり カッターだった。
江鳥 楓(過去)
....っ、
先生
(動きが速いが、攻撃は軽いな。ダメだな、これじゃ生きていけない、こいつは)
江鳥 楓(過去)
....
楓が下がる
先生
...終わるか?
そう言った途端、楓は後ろにいた
江鳥 楓(過去)
....チェックメイトです、先生。どうですか、
先生
.....ダメだな。もっと鍛えておくように。でも動きは良かったぞ!
江鳥 楓(過去)
ありがとうございます、
先生
(ま、江鳥家もこんなもんか。)
江鳥 楓(過去)
(恥を晒してしまった、)
お父様にどうお伝えしよう、
江鳥 楓(過去)
....お母様、楓です
江鳥 椿
あぁ、おかえりなさい。楓
江鳥 椿
もうそろそろ、始まりますよ
江鳥 楓(過去)
はい、わかりました
江鳥 椿
....失礼致します
江鳥 楓(過去)
失礼します、
江鳥 怜
....楓、ようやく来たか。
人が多い。 40人ってところだろうか、 皆血が繋がっていると考えると凄い。
江鳥 勇
よぉ、楓
江鳥 楓(過去)
げっ、
江鳥 勇
げっ、ってなんだよ!
江鳥 勇
今回はお前の件だからな。そこらへん覚悟しておけよ
江鳥 楓(過去)
....はい
江鳥 勇
そんじゃ
江鳥 志乃美
こら!勇!アンタまた楓を虐めてたでしょー!?
江鳥 勇
は、?いや、そんなことねぇーし
江鳥 志乃美
いいえ!ありますぅー
江鳥 楓(過去)
志乃美お姉様、
江鳥 志乃美
楓、あんなやつの言うことなんて聞かなくていいよ!大丈夫、楓が大人になったらお姉ちゃんが都会に連れて行ってあげるから!
江鳥 楓(過去)
はい!
江鳥 楓(過去)
ありがとうございます!
江鳥 勇
ちぇー
楓は、志乃美だけが頼りだった 姉弟ではないが、本当の姉だと思っている
勇は志乃美の弟だから、勇が羨ましかった
江鳥 楓(過去)
....勇兄様、
江鳥 勇
...な、なに、
江鳥 楓(過去)
....いえ、なんでもありません
江鳥 勇
そうか....そういやお前、今日この会議終わったら後で庭に来るんだぞ、いいか
江鳥 楓(過去)
えっ、あ、はい、
江鳥 怜
えー、では、始めようと思います。
江鳥家 会議__