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理恵
ばいばい
理恵
哲也…
哲也
……
理恵
…！
理恵
夢か……
私は、今でもあの日のことを鮮明に覚えていた。
星空が綺麗な夜だった。
哲也
理恵
哲也
話があるからいつもの海に来てくれ
理恵
え、今から？
理恵
何かあったの？
理恵
（…既読無視ってやつ？）
理恵
（でも、話って何だろう……）
哲也
理恵…もう別れよう
理恵
えっ…
理恵
何で…？
哲也
もう無理なんだよ…
哲也
行動全てを把握しようとしたり…
哲也
それに、他に好きな人が……
理恵
そっか……
哲也
…ごめん
理恵
………
ごめん、と言い残して帰る哲也。
理恵
…ばいばい、哲也
理恵
はぁ…
哲也はあの日から｢行方不明｣ということになっている。
でも……私は哲也の居場所を知っている。
理恵
ふふ…もう離れないでね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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