ーYou sideー
いやぁ…迂闊だったなぁ…
月崎先輩を凍らせて帰ろうとした時に、Souくんに見つかるとは…
しかもSクラスの人たちに遭遇するなんて…
それに今あまり会いたくのない生徒会のみなさんまで…
一ノ瀬 彼方
一ノ瀬 彼方
いい度胸じゃん?
嘉月 榛華
嘉月 榛華
わざとじゃないです。
嘉月 榛華
事故です
椎名 奏
事件だよ…
うるさいですよ、Souくん…
私が、はぁ…とため息をついたあと
嘉月 榛華
嘉月 榛華
じゃあ…、私はこれで…
そうつぶやいて、そそくさと帰ろうとする
すると、パシッと私の方に誰かが手を置いた
そして、ゆらぁ…とただならぬ妖気を感じた←
ギギギッと言う効果音をつけて、ゆっくり後ろを振り向くと、
椎名 奏
椎名 奏
…どこ行くの…?(黒笑)
嘉月 榛華
ひぃっ……!!
顔を引き攣らせて逃げようとした瞬間、
Souくんに制服の後ろ襟を掴まれ、逃げられないようにされる
嘉月 榛華
うげぇ…!
椎名 奏
椎名 奏
汚い声出してないで、ちゃんと謝りな
嘉月 榛華
辛辣!!!
Souくんはただをこねる私を無視して、
一ノ瀬先輩に向かって、私を引きずる
そして、Souくんは私の制服の襟を掴んだまま立ち止まった
椎名 奏
椎名 奏
すみません…、うちの幼馴染みが…
一ノ瀬 彼方
一ノ瀬 彼方
うん、まぁ…大丈夫だから…
一ノ瀬 彼方
とりあえず、嘉月 榛華も生徒会室に…
嘉月 榛華
嘉月 榛華
絶対ヤです!!
椎名 奏
椎名 奏
…なにするつもりですか
Souくんが少し声を低くして聞く
すると、一ノ瀬先輩はクスッと小さな声で笑って、
一ノ瀬 彼方
一ノ瀬 彼方
大丈夫…、野暮なことはしないから
一ノ瀬 彼方
安心して?
一ノ瀬先輩はニコリと笑い、そう言った
……To be continued
♡400いったらつづきだします。