コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺達は普通に平和な日常を過ごしていた あの時は本当に、平和だった。 朝日が窓から差し込み、暖かいベッドで犬とぬくぬくしていた。 うるさい隣人は珍しく鼻歌混じりに庭のガーデンを手入れをし 小鳥たちは声高らかに歌っていた 博士は妻と娘と朝食をとっていたらしい
権八郎
悲劇は愛犬の唸りから始まった。 普段誰にも懐いてた愛犬が唸っていたので、少し怖気づきながら布団から顔を出すと、布団に入っていたはずの権八郎が俺を背に、目の前にいる化け物を威嚇していた。
スイ
???
スイ
それは、お面を被った化け物だった お面は穏やかな女性だが、体は細長く、光を反射しない、闇が実体を得たような感じだった。
???
化け物はじっとこっちにお面を向け、見つめたまま固まった。 そして、、、 体を縮ませてゲーミングチェアに座った
スイ
???
???
スイ
???
???
スイ
化け物に言われ、おそるおそる窓を見てみると、庭の手入れをしていたはずの隣人が首を失っていた、それなのにまだ手入れを続けている。 その後ろには、俺の体に入っていった化け物と似たようなやつがいた。だが、翁のお面を被っていた。ケタケタ笑いながら隣人の首から溢れているなにかふわふわしたものを引っこ抜いて食べていた。
スイ
???
スイ
???
エイリン
スイ
エイリン
エイリン
エイリン
スイ
スイ
エイリン
エイリン
スイ
エイリン
エイリン
エイリン
エイリン
エイリン
スイ
エイリン
エイリン
スイ
スイ
エイリン
スイ
俺らが会話してる間、さっきまで威嚇していた愛犬はすっかり落ち着きを取り戻し、エイリンの背中から生えている尾(?)と戯れていた。 これから死ぬと宣告されたはずなのに、恐怖を感じない。
むしろ、やっと終止符を打たれたと安堵感を覚えた。 社会に搾取されるだけの生活に疲れていたから
エイリン
スイ
エイリン
スイ
エイリン
スイ
エイリン
ゴンッ
部屋のドアが鈍い音を立てた
スイ
若干ビビりながらドアを開けると、知り合いの博士が飛び出した
博士
博士
博士
エイリン
スイ
スイ
博士
エイリン
博士
スイ
かくかくしかじか、、、
博士
スイ
エイリン
博士
博士
時間を忘れるほど話せた。 エイリンは人類の歴史を本当に見てきたらしく、歴史人物について知らなかった部分を教えてくれたり、過去にどんな動植物、どんな情景があったのか知れた。 博士は家族を失ってしばらく権八郎と戯れていたが、徐々に俺達の会話に入っていった。 同僚の愚痴、勤め先の愚痴などほとんど愚痴だが、エイリンと、哲学的ことに対する討論、生物学的討論など、さまざまな討論を重ね、俺は蚊帳の外になった。 そしてついにその時がやってきた。
エイリンの仲間が家に入ってきて、まず博士を喰らった。 やはり首ちょんぎられた。
俺の番だなあと思い、ベッドに寝っ転がってどうぞ一思いにと大の字で構えた。
やられたなあ、と、のんびり思いながら寝てると、起こされた
???
スイ
???
スイ
???
スイ
エイリン
スイ
エイリン
スイ
エイリン
スイ
スイ
エイリン
エイリン
エイリン
エイリン
スイ
エイリン
スイ
スイ
エイリン
スイ