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コメント
4件
フォロー×初コメ失礼します🙇♂️ 表現の仕方神すぎます🫶✨️
今回も神作… 好きです、
side_Hiloto
先週から始まった夏休み有難いことに充実 した学校生活を送っていた僕にとっては とても楽しくない期間で 密かに思いを寄せている先輩に会えない ことも俺の気分を落とすには十分すぎる 要因だった
再度、大きなため息を吐いて 縁側に倒れる
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遠くから子供神輿を担いでいる 小学生達の元気な声が聞こえてくる
そういえば夏祭りあるって、 母さんが言ってた気がするな、、、
母
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母
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母
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母
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一か八か
断られても1人で行けばいいやと思い スマホを開いた瞬間
ロック画面に大森先輩からの通知が届いた
急いでLINEを開き返信する
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︎︎
大森先輩
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大森先輩
︎︎
先輩と夏祭りデート(仮)が 決まってしまった、、、!
急いで準備しないと!!
集合時間の17時まではあと45分
押し入れから浴衣を引っ張り出してきて 母に着付けを頼む
母
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母
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きっと、母は大森先輩の事を女性として 認識してるんだと思う
ごめんね、母さん
俺、男性が好きなんだ
でも、頑張ってみるよ!
髪をセットして軽くメイクして浴衣似合う靴がないか下駄箱を漁る
すると、奥から結構綺麗な下駄が出てきた
母
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母
そうだったんだ、、、
通りで綺麗なわけだ
小さかったら履くのを辞めようかと思ったけど、思いのほかぴったしでそれを履く ことにした
母
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慌てて時計を見ると集合時間の15分前
ここから公園まで10分くらいかかるか もう家を出なくてはならない
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母
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母の冷やかし?イジり?に顔を赤く しながらも、なれない浴衣と下駄で精一杯 走った
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そういう先輩の首元には 汗が光っていて思った以上に待たせて しまった事を後悔する
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ぽんぽんと優しく頭を撫でられ 更に顔が赤くなった僕は それがバレないように
今日は暑いですね と
その顔の火照りを夏の暑さのせいにした
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確か、大森先輩はりんごアレルギーで いちごは苦手なはずだから、、、
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我ながら変なこと言ってるのは分かってる でも、暑さに浮かれてるってことにして 気づかないふりしてほしい
そうやって、僕はまた夏のせいにして 先輩との時間を楽しんだ
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先輩に手を引かれて 連れてこられたのは神社の裏山にある 展望デッキだった
ドォーン
ちょうどベンチに座った時、 夜空に大きな花火が打ち上がる
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僕たちに沈黙の時間が訪れると同時に、 花火も止まる
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先輩のその言葉と同時に 今まででいちばん大きな花火が 夜空を彩った
もちろんその言葉の答えは一択で
僕は言葉で伝える代わりに 先輩の唇にそっとキスをした
あの日から1週間
久しぶりに大森先輩からLINEが届いた
家に来たいとのことだった
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母にはまだ付き合ったことを言っていない
あの日、聞かせて欲しいと言われたが 疲れすぎていて断った
そこからなかなか話す機会が訪れず 今に至る
とにかく、母に来ることを伝えなければ
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母
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母
バタバタと動き回る母を他所に 俺はお風呂場へ急ぎシャワーを浴びる
なんとなくだ
母
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母
あの日みたいに僕は家を出た
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まさかの発言に戸惑いを隠せなくて 俺は何も言わずに先輩の手を引いて 帰路に着いた
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母
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戸惑う母と目を合わせたくなくて そくささと大森先輩を居間に案内する
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先輩に麦茶を出した時、 母も居間に来た
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母
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母
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母
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母
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机の角に頭をぶつけるほど 低くお辞儀をした先輩
その勢いに母もだめとは言えなかったのか 苦笑いで認めてくれ
僕、同棲の話聞いてないよ?
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母
母
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可愛いアヒル口を尖らせて うりゃうりゃしている大森先輩
不覚にも可愛いと思ってしまったのは 秘密にしておこう
164タップお疲れ様でした このお話は新作に続いております 説明はしていませんが わかさんは一応カントボーイと なっております それを踏まえた上で、 新作を読んでください 題名募集中という題名です 題名募集中してます 欲をゆうならこのお話結構自信作なので 感想欲しいです、、、 あと、おすすめのわかさん受けの 小説教えてください!🙇♂️🙇♂️🙇♂️