コメント
26件
凄い....大号泣しちゃいました....
僕は雨好きです! 白ちゃんも言ったように楽しいし、いつもの景色をガラっと変えてまた違う景色を見せてくれるからです! ただ歌ってるのと表現したり受け止めるものがないといけないという事も改めて考えさせられました! 後半からはもう涙が止まらなくて親に心配されました…w 改めて次降る雨以外にも全ての天気を楽しみたいです!
梅雨、好きになったかも。 なんか、歌って考えると雨もいいものなんだね。 内容について↓ このような素晴らしい作品を書けるあなた、、、フォローするしかないです!! フォロー失礼します!! 他にもいくつか作品を見ましたが、めっちゃ感動して涙が溢れて目が枯れましたw
⚠︎注意⚠︎
※尚、この注意書きは 必ず全てお読みください。
※そして、この注意書きに 書いてある事は、必ず全て 守ってください。
「iris」という歌い手 グループ様をもとに書いていますが、 ご本人様達には全く関係ありません。
なので、ご本人様達には 届けないようにしてください。
こちらも配慮をいたしますので 皆様もご協力お願い致します。
尚「nmmn」「iris」 と言う言葉を聞いた 事がない方はお控え 頂いた方がいいです。
通報はしないでほしいです。 もしも苦手でありましたら ブロックをしてください。 ブロックはしてもらっても 全然構いません。
途轍もなく長いです。
2343タップです。
なので、一気読みしたい方は 時間がある時などに読んだ方 が、よろしいと思います。
もしくはお手数を おかけしますが、 コツコツと地道に 読んでいくなど。
今回は一話完結です。
展開などが色々と 早くてごちゃっと しておりますが、 頑張って着いて きてください。
BL要素があるので、 苦手な方はお控えください。
キスシーンなどもあるので そこなどを含めて、大丈夫 な方だけお進みください。
🍣×🐇 となっております。 地雷の方はお控えください。
尚、🐇に対しての 悪口っぽいものが 出てくるので嫌な 方はここで観覧を おやめください。
死ネタ、病み表現が、 沢山詰まっております。
不快に思った場合は、無理なさらず そこでお閉じください。
⚠︎サムネの絵が映ります⚠︎
イラストは私が描いたものです。 勝手に採用はしないでください。 自作発言などはやめてください。 スクショ、保存は禁止とします。 パクリ、トレスは固くお断りして おりますので、ご注意ください。 参考などはご自由に宜しいです。
🐤→高校1年生[16歳] 💎→高校1年生[16歳] 🐇→高校2年生[17歳] 🍣→高校2年生[17歳] 🤪→高校3年生[18歳] 🦁→高校3年生[18歳]
公式様の設定を 少し変えさせて いただきました。
この設定が大丈夫な方 だけお進みください。
まもなく本編へ入ります。
雨上がりの幸せ
雨は、1人じゃ歌えない
それは、僕と同じ何だ
これは君とじゃなきゃ 奏でられないメロディ
これも君とじゃなきゃ 奏でられないメロディ
あれも、これも、それも、
全部全部、君と 歌いたいんだよ
それなのに、
どうして、
泣いてるの?
今、絶望から 出してあげる
だから、一緒に来よう
キーンコーンカーンコーン… [チャイムが鳴る]
今は、ちょうど 授業が終わった
一緒に帰ろー!!
放課後どっか 行くかー!?
うわ雨じゃん…!
傘入れてー
それぞれの帰宅部が 帰る準備を進めてる
だが、部活がある人 もいるからそれぞれ の準備を進めていた
勿論、僕にも、部活が あるから準備を始める
内心焦りながら、急いで リュックに荷物を詰める
1人で準備を 進めていた時
ないちゃんが、 話しかけてきた
軽い会話を交わす中 急いで準備を進める
スタスタ…… [🍣が教室を出る]
スタスタと行ってしまう ないちゃんの背中を追い かけるように教室を出た
何とかないちゃんに 追いついた僕は一緒 に音楽室へ向かった
そう、部活をする 場所は、音楽室だ
音楽室で、何を するかと言うと
きっと、見て いればわかる
ガラッ…!! [音楽室のドアを開く]
思いっきり、ドアを開けた その先には、仲良しの友達 が僕の事を待ち構えていた
いつも元気 ないむくん
それを見て笑って いる、ないちゃん
力が有り余って いるりうちゃん
りうちゃんと喧嘩を しているまろちゃん
それを見て落ち 着かせる悠くん
部活の部員 はこの6人だ
こんな風に 茶番が続く
いつもこんな感じで 平和な空間________
…では、ない
今から作戦会議をしてから 体育館へと向かう所だった
何故、体育館か?
それは、お楽しみだ
いつもの 作戦会議 が始まる
まずは、何の曲で いくかを話し合う
そうして、それぞれの 意見を出し合っていく
そこから答えを 導き出していく
何となく絞り込めたら もっと細かく刻んでく
答えが絞り込めたら、 今度は楽器の役割決め
~10分後~
ボーカル
ギター
ベース
キーボード
ドラム
そして、
体育館へ移動する
運動部がいる体育館の ステージへと移動する
おっ…軽音部ー!!
よっしゃぁー!! お前ら休憩タイム に入るぞー!!✨
うぉおお"ッッ!!ww
運動部がいっきに 僕達軽音部に注目 の目を向けてきた
体育館のステージが ライトアップされる
パッ…!!
[ライトがつく]
その、ライトアップされた 体育館はいつ見ても綺麗だ
ふぅーっ!!
きれーいっ!!✨
運動部の応援にでもなればいいな とか、思いながら演奏をしている
カッケー!!!
悠佑ーっ!!!
キィーン……
[マイクの雑音]
カ…カッケェ…
運動部に見守られつつも、 きちんと仕事をこなしてく
初兎ーお前確認係何て できんのかよーっ?w
僕は楽器の確認係 をする事になった
ジャーンッ…ジャー…
[ギターの音]
ふぅう"ーッッ!!!
うぉお"ーッッ!!!
りうらぁ"ーッッ!!!
ギター異常なし
このように 確認してく
ポロンッ…ポンッ…
[キーボード]
ほとけぇ"ーッッ!!!
いいぞぉ"ーッッ!!!
キーボード異常なし
あー…あー…OK!!
[マイクの🍣の声]
イケボ野郎がぁ"ーッッ!!!
声質良ッッ!!!!
マイク異常なし
ボォ"ーンッ…
[ベースの音]
カッケェ"ッッ!!!!
イケメンが!! クソがぁ"ッ!!
ベース異常なし
バンッ…ドゥドゥッ…
バァ"ーンッ…!!
[ドラムを叩く音]
ぬ"あああああああ"!!!
アニキィイ"イ"ィ"!!!
ドラム異常なし
もう、きっと、 分かっただろう
何なら、答えは 会話の中にある
そう、僕は軽音部だ
6人でバンド を組んでいる
こんなに楽しくて面白い部活 がいつまでも続きますように
~放課後~
【下駄箱】
軽い会話を交わして 学校を出ようとした
その瞬間、
ないちゃんが何か 悲鳴(?)をあげた
僕とないちゃんは、 帰り道が一緒だった
その為、一緒 に帰っている
急いで教室へと 戻るないちゃん
「廊下は走るな」と言う 先生を無視してダッシュ
1人で帰るのは久し ぶりだから少し怖い
でも1人で帰れ ない事はない
軽い雑談をして、 下駄箱から離れた
キイ… [ドアを開く]
外へと出てみると もう日が沈む頃だ
綺麗な夕立を そっと眺める
最近は雨がずっと続い ているから、念の為に 傘を持っておいていた
ないちゃんは生徒会だから、 きっと今頃先生に捕まってる
今までにも、何回か そう言う事があった
みんな、僕の事を心配 して言ってくれている
みんなが僕に、手を 振りかえしてくれた
それが嬉しくて1人でも 帰れる気がしてきちゃう
僕は一歩を 踏み出した
~帰り道~
1人で考え事をして、 帰り道を帰っていた
今日のバンドの事や ないちゃんの事を、
独り言を言っ ていたその時
ポツッ…… [雨音]
水のようなものが、僕 の手のひらに当たった
ポツッ…ポツッ…… [増えてくる]
それは次第に数が 多くなっていき、
気がついた
ポツッ…ポツポツッ…
雨だ
ザーッ…ザーッ…!
[雨が降る]
少し呟き、 傘を広げる
バッ…!! [傘を広げる]
ビニール傘が雨に打た れている音が聞こえる
ボタッ…ボタボタッ… [傘が雨に打たれる音]
僕は下校中なのに、
それだと言うのに、雨が 降ってきてしまったのだ
ザァアーッ…!!
雨は強くなって くる一方だった
止む気配はない
ザァアーッ…ザーッ…
でも、最近ずっと こんな感じだった
雨の日が続く
何故なら、
そう、今の時期は梅雨
もうそろそろ夏が来ると 言うのにこれっぽっちも 夏を感じさせてくれない
ザァーッ…ザーッ…
でも、
僕は、雨が好きだ
梅雨何て最高だ
あまりにも楽しすぎて 歌いながら下校をする
ピョンッ…! [かえるが飛んでいく]
1人でも、楽しめる事 は、雨の中に沢山ある
パシャンッ… [水たまり]
さっきの帰り道とは 思えないほど楽しい
独り言は増え てくる一方だ
僕は、雨が好きだ
踊り出したくなる
ピチョンッ
楽しいし、
面白いし、
自分の世界に 浸っていた時
何やら後ろから僕の名前 を呼ぶ声が聞こえてくる
悲鳴と共に、こちらへと 近づいてくるのがわかる
こちらへと思いっきり 走ってきたないちゃん
バシャンッ!!
[🍣の足が水たまりに水没]
思いっきり走ったおかげで、 片足を水たまりに水没させた ないちゃんが助けを求めてる
僕達は、笑い合い ながら歩き出した
雨の中のないちゃんの 横顔は、凄く絵になる
ザァーッ…ザーッ…
酷い雨の中ないちゃんの 横顔はこの天気に見合わ ないほど晴々としていた
この雨も止むかもしれない何て 考えてしまっている自分がいる
ザーッザァーッ…ザーッ…
濡れたビニール傘
濡れたリュック
濡れたお互いの肩
ザァーッ…ザーッ…サァー…
濡れた葉っぱ
濡れたアスファルト
濡れた、足元
全部が全部、僕には キラキラして見えた
僕の気持ちを、 ないちゃんへと 思い切って言う
でも、
不機嫌そうに 眉を顰める君
これは、きっと 一般的な答えだ
多くの人がそう 答えてるだろう
分かるけど 分からない
確かに、ウザい所は 沢山あるけどその分 楽しい所も沢山ある
それに、雨が嫌いな人は この世に沢山いるはずだ
でも、その人達はきっと 悪い所しか見てないんだ
悪い部分だけを切り 取ってそれを全面的 に見ようとしている
パシャンッ
足を踏み出す理由
ピチョンッ
素敵な音を聴く理由
ポタッ
美しい光景を見る理由
カタツムリは散歩 してかえるは歌う
パシャンッ [水たまり]
僕が水たまりに 足を軽く入れた
すると雨水が 美しく弾けた
それに、感化される君
そう言い少し呟いて 目を輝かせている君
圧倒的な美しさ に言葉を失う君
何て、らしくもない 言葉を響かせていた
それくらい雨に対する 僕の気持ちは強いもの
少し、表情が 柔らかくなる
ピチョンッ
そう、これが僕の 雨が好きな理由だ
日本の降水日数の平均は 役、100日程度くらいだ
365日の内 の100日だ
最後に、ないちゃんに 伝えたい事を出し切る
さっきから疑問 ばかりで困って いるないちゃん
眉間に皺を寄せて 必死に考えている
横顔に引き込まれて いた時答えを出した
沢山その答えを 導き出していた
ピチョンッ
雨は、1人じゃ歌えない
ポタッ
ボタボタッ
何もない所で雨が 降っても何もない
パシャッ
それは、僕の歌声
それは、君の歌声
それは、僕達の関係
僕にはないちゃんが 必要不可欠な存在だ
ないちゃんだから 僕は輝けるんだよ
そんな事言わないで
他の人の事何て 考えた事がない
お互いが、ぎこち ない会話を交わす
それでもないちゃんは、僕に 優しい笑みを浮かべてくれた
僕は改めて 聞いてみた
少し照れくさ そうに笑う君
僕も、それ に釣られた
ザァーッ…ザーッ…
僕はないちゃんの 方の傘に移動する
肩は、少し 濡れるけど
温もりを感じる
もう、雨の音 は聞こえない
今、聞こえるのは お互いの心音だけ
告白みたいで、 少し照れくさい
ザーッ…ザァアーッ…
雨が、強くなる
その分僕達のこの 気持ちも強くなる
でも、大丈夫
僕達の心には、今、
虹がかかってるから
なのに、
どうして、この約束を 守れなかったんだろう
~次の日~
今日はないちゃんが 生徒会の仕事があり 早く学校に行った為 一緒に登校してない
でも、昨日の会話を 考えると、ちょっと 気まずいかったし、
そんな事を考えながら 教室へと入って行った
ガラガラッ… [教室のドアを開く]
いつも通り、教室 のドアを開いて、
軽く挨拶をする
いつもなら何人かが 「おはよーう」と、 返してくれるのに、
シーン……
[教室が静まり返る]
挨拶をした瞬間、 教室が静まり返る
そのうちの1人 が、睨んでくる
うわ、よくアイツ 学校来れるよな…
メンタル強ww
うわ…キッモ…
ちょwお前ら聞こ えるだろ黙れww
えー聞こえるように 言ってんじゃーんw
ヒソヒソ…… [陰口]
次々と飛び交う陰口
僕には何が何だか分か らなくて混乱していた
そこに、
混乱していた僕に、 さっき睨んできてた 人が話しかけてきた
タッ…タッ…タッ…… [近づいてくる]
バン"ッッ!!!!
[机を思いっきり叩く音]
シンッ…… [静かになる]
何かと思ったら急に 僕の机を叩いてきた
僕は、猛烈 に睨まれた
ようやく口を開い たと思った瞬間に 急に調子乗んなと 言われてしまった
…自覚、?
本当に思い当たる節がない為 恐る恐る、彼女に聞いてみる
少し嬉しいと 思った瞬間、
飛び交ってきたの は、予想外の言葉
何の、事…?
うわ、分かる〜ww
それなwww
釣り合って ない訳ない
その瞬間、
僕の心の中に込み 上げてきたのは、
悲しみの前に、怒りだった
バン"ッッ!!!!
[机を叩く]
気がついたら、あり えない行動をしてた
彼女も、必死に 言い返してくる
え、大丈夫…?
え、ちょ、もう 止めた方が…っ
やばいって…
先生呼ぶ…?
少しざわついた時今日 一の大きい声を出した
最初の方は別に何とも 思ってはいなかった、
でもどんどん言わ れていくうちに、
次第にメンタルは糸の ようにほつれていき、
次第にどんどん ほつれていき、
プツン、と、
何かが切れ た音がした
ダメ、やめて
涙何て、
もう、流さない って決めたのに
ガラッ… [ドアが開く]
ドアが開いた
入ってきた人物は、
僕達の方へと 近づいてくる
…ないこ、怖…
…え、これガチで先生 呼んだ方がよくね…?
この空気じゃ 無理だろ…っ
質問攻めするないちゃんが怖くて クラスメイトも、ざわつき始めた
もうダメだ
流石に、これ以上 クラスメイトへの 迷惑をかけるのは 嫌だから、止める
殺気が伝わってくる
ジワジワとこちらに、 押し寄せてくるような
怖い、けど
自分の為に、怒って くれてると考えると
それなのに、
悪口を言わ れるだけだ
…ダメだ
急に、ないちゃんから さっきとは違う殺気を 僕には感じてしまった
ダメだ、このままじゃ
え、何…っ
何…?怖い怖い…
…ちょっ、これは マジやばくね…?
人を、殴っちゃう
女の子をッ…
な、ないこ…!!
お前さ、どうし たんだよっ…!
抑えてっ…!!
逃げてッッ!!!!
ガラッ!!
[ドアが開く]
先生
先生、っ!!
よ、よかった…
ないちゃんが拳を 振り上げた瞬間、
先生が入ってきた
先生
その子は膝から崩れ落ち そのまま泣いてしまった
ないちゃんの方 に目をやると、
涙を流していた
この事件はないちゃん が謝って、一件落着だ
こんな簡単に終わって いいのか不安になる程 あっさり早く解決した
ないちゃんも猛烈 に反省していて、
悪口を言って来た子も 猛烈に反省をしていた
でも、その2人は もうきっと関わる 事は、ないだろう
円満解決とまでは いかなかったが、
一応この件は、 これで収まった
自分でも疑問に思う
「こんなにあっさりと早く 解決していいのか」と、
クラスメイト達も疑問に 思っていたのだがこれが "事実"なのだから、これ 以上説明のしようがない
この、辛い"事実"を僕達は 受け入れなくちゃならない
でも、もう一つ 辛い事実がある
そう、僕は今日 泣いてしまった
我慢する余裕はあった はずなのに、気がつい たら、涙が溢れていた
もう、泣かない って決めたのに
泣きたくなかった
涙何て流したくなかった
どうして、ここまで泣き たくないのかと言うと、
僕には、辛い過去がある
~幼少期~
【🐇家】
ずっとずっと、小さい頃
🐇母
🐇母
🐇父
🐇父
僕には父と母がいた
いつも優しくて、 大好きだったんだ
🐇父
🐇父
🐇母
🐇母
🐇母
ずっと、この空間 にいたかったのに
🐇父
🐇父
ずっと、幸せで いたかったのに
何で、壊れたんだろう
🐇母
何で、無くなったんだろう
🐇父
この当たり前の暖かい 空間が、壊れるのは、
思ったよりもずっと 恐ろしかったんだ、
これは僕が小学4年生 の時に起きた事件だ
ゴロゴロッ…
[雷]
その日は丁度、 雨が降っていた
雷も鳴り始めていた
ゴロゴロッ……
いつも通り学校 から帰ったんだ
ガチャッ… [ドアを開く]
そこに、広がっ ていた光景は、
ドクンッ…
いつもなら、キッチンに お母さんが立っていて、
いつもなら、ソファに お父さんが座っていた
いつもなら、2人共 おかえりって言って 僕に微笑んでくれた
ドクンッ…
誰か、知ら ない人物が 今家にいる
怖くて震える
睨んでくる
その圧で今にも押し つぶされそうだった
ただただ呆然と 立っているだけ
怖くて、動けない
楽しそうに 笑う犯罪者
その手には、血がつい たナイフが握ってある
部屋を、よく見る と血が流れていた
そうして、
もっと目線を 先にすると、
やめて
やめて
やめてッ…
広がる血
漂う血の匂い
千切れた脚
警察
そうして、警察が来た
近所の人が叫んでいる声 を聞いて通報したそうだ
その他、消防車や 救急車も沢山来た
そして、犯人が手錠 をかけられた瞬間、
警察
警察
僕の、誇れる親
数少ない僕の自慢
それが、侮辱された
警察
警察に声をかけられ ても無視して続ける
警察
警察
連れて行かれた犯人は、
見えなくなるまで僕 をずっと睨んでいた
急いで、救急隊員が 集まってる所に行く
その姿は、
無惨なものだった
当時、小学四年生だった 僕には刺激が強すぎて、 直視できないほどだった
それほど、無惨な姿 に切り刻まれていた
救急隊員
救急隊員
そう、泣き叫び、
絶望に暮れていた時、
ふっ… [手が握られる]
🐇母
お母さんが、僕の手 を、弱い力で握った
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
僕が、聞いた のが悪かった
お母さんは無理 して喋り続けた
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
お父さん、
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
🐇母
…っ、ふッ… [手が離れる]
そこで、お母さんの手は 僕の手から、滑り落ちた
お母さんは僕の笑顔が 好きって言ってくれた
笑っていなさい、 って言われたんだ
それならこの先の人生 は、笑ってるしかない
お母さんが最後に 残した言葉だから
この笑顔を絶やさ ない事を、決めた
笑って、笑って、
涙は見せないで、
もう、泣かないで、
天国にいるお母さん とお父さんを、喜ば せてあげたいのに、
こんな、しょうもない 事で、泣いてしまった
クラスの女の子に悪口を 少し言われただけなのに
でも、きっともう僕の心は ボロボロだったんだろう、
父と母が死んだのも この時期だったから
笑ってるのも、疲れた
疲れたよ、
お父さん、お母さん、
もう、疲れちゃったよ
でも、この笑顔は絶対に 続ける、ってお母さんと 約束を僕はしたんだよ、
それなら、
それなら…っ
壇上に、手を合わせる
お父さんとお母さん の写真に向かって、
今日の報告をする
今日、学校であった事を
その時の情景を 少し思い出し、
泣きそうになったが 僕は、グッと堪えた
お父さんとお母さん の前で何て泣けない
今日、それが 全て壊れた、
僕には謝る事 しかできない
我慢をしていたのに、
ここでも、涙を 流してしまった
お父さんとお母さん の前だと言うのに、
ポタッ… [飾ってあるお花に当たる]
泣いちゃダメという事 が分かっているのに、
それでも、涙は 止まらなかった
その、優しい声を
その、優しい笑顔を
会いたい
優しいお母さんと 面白いお父さんに
会いたい
今、きっと僕の目には、 ハイライトはないだろう
視界が真っ暗だ
何か、ドス黒い感情が 中から込み上げてくる
ごめんなさい
もう、疲れました
もう、この人生は もういらないんだ
僕の中ではその答えが出た
僕には、どうし ようもできない
悪口、暴言、陰口
これが大っ嫌いだ
耳何て、聞こ えなくていい
知らなくていい事だって この世には沢山あるんだ
知りたくない事を 知っちゃったんだ
もう何も聞きたくない
この世から解放されたい
その時、
キィ"ーンッ…!!
[酷い耳鳴り]
酷い耳鳴りがした
周りの音は何も聞こえない
聞こえるのは耳鳴りだけ
そうして突然、僕は、
耳が聞こえ なくなった
~翌日~
【教室】
昨日から僕は耳が 聞こえなくなった
あの後すぐに寝た けど治らなかった
今日も、朝は雨だというのに 美しい雨音は、聞けなかった
ガラッ… [ドアが開く]
ドアを開いた真っ先に、
クラスのみんなが 一斉に、僕を見た
でも、
僕には何て言っている のか、聞こえなかった
本当に、聞こえない
ただただ"無" の世界だった
聞こえないのも案外 いいのかもしれない
前に悪口を言われた女の子 でさえも睨んできたけど、
何も、聞こえなかった
でも、聞こえない のは少し怖かった
怖いけど、何か嫌な事が 聞こえるよりマシだった
何でこんなに冷静なのか 自分でも分からないが、
心地よかった
トントンッ… [肩を叩かれる]
肩を叩かれた気がして 少し振り返ってみると
ないちゃんがいた
「おはよう」と、そう 言おうとした瞬間に、
声が、出なかった
昨日、初兎ちゃんに 申し訳ない事をした
女の子を目の前で 叩こうとする何て 最低な行為だろう
だから、その事について 謝ろうと思っていたし、
雨の話なども沢山聞きたい から、お泊まりをしようと 今から誘おうと思っている
初兎ちゃんを呼んでも、 反応をしてくれなかった
トントンッ… [🐇の肩を叩く]
いつも通りで 安心したが、
いつも通りでは なかったのだ、
声を、出しづら そうにしていた
何回も何回も咳き込んで、 苦しそうな表情を浮かべた
ザワッ…!!
[クラスがざわつき始める]
え…またかよ この2人ぃ…
ちょ、初兎くん 大丈夫なの、?
えっ…ヤバ、い…?
クラスも、ざわつき 始めてしまったのだ
俺はそれで さらに焦る
必死に、涙を拭う
そういえば、初兎ちゃん の涙を見たのは、昨日も 合わせ初めてな気がする
そっと手を握って、 地面から引き上げる
お、おう…
先生に言っとくね…
少し、混乱している クラスメイトを置き 教室を出ようとした
その時、
ガタッ…!!
[椅子から立つ]
あまりに衝撃的な内容だった ので、反応をせざるを得ない が、無視をして、教室を出る
スタスタ…スタッ… [🐇と🍣が去る]
【保健室】
辺りを見回す
予想通り、保健室の 先生の姿はなかった
そう言うが初兎ちゃん からの返答がなかった
おかしいと思い 振り返ってみる
まだ返答がない
何度も、
何度も呼んでみるが
返答はなかった
すると、
やっと初兎ちゃん が、振り返ったが
怒りが込み上げてきた
何回繰り返すのだろうか
どうしてこう なのだろうか
どうしていつも怒っ てしまうのだろうか
初兎ちゃんは、
俺の顔を眺めて いるだけだった
その場から立ち 去ってしまった
あれからクラスへと 帰ってきたのだが、
ザワザワッ…
[クラスがざわつく]
何かをきっと 言われている
聞こえまではしないが 周りからの視線が痛い
彼女が、怒ってきた
口の動きからして 「ないこくん」と、 言っているようだ
今も、何を言って いるかわからない
思いっきり胸ぐら を、掴まれている
何が何だかもう分からない
今どうなっている のかも分からない
ないちゃんは?
ダダッ…!!
[走って教室を出る]
ザァ"ーッ!!
[雨]
このまま家へ 帰ろうとした
バシャッバシャッ!!
[走る]
やっぱり、耳 が聞こえない のは嫌だった
周りの表情や仕草、口の動き方 を見極めなければならないから
今まで聞こえなくなった経験 がないから、まだ、慣れない
それに、声が出ない
出そうとしても掠れて 出なくなるだけだった
ごめん、ごめんな
ストレスが積み重なり 耳が聞こえなくなって
声も出なくなって
迷惑までかけちゃって 涙まで流させちゃって
弱くてごめん
泣き虫でごめん
意気地なしでごめん
顔を見せてよ
ザァ"ーッ!!
雨が強くなる
朝に少し用事があった為、 少し遅れて登校している時
全力で荷物も持たず傘も持たず に走っている初兎の姿が見えた
表情は何か焦っていて 雨で見にくいが、涙を 流しているようだった
聞こえる距離で尚且つ 俺の声はデカいから、 聞こえるはずなのに、
無我夢中で 走り続けた
流石に、おかしいなと思い 走って初兎の所まで向かう
ドンッ!!
[🐇の肩を叩く]
ハテナマーク を浮かべてる 顔をしていた
初兎は今きっと 混乱をしている
俺の顔をただひたすらに 見つめているだけだった
ザァ"ーッッ!!!
雨が、強くなる
急いでスマホを出し メモのアプリを開く
そこに文字 を打ち込む
打ち終わり画面 を初兎に見せる
「お前、耳聞こえない?」 [スマホ]
俺のスマホを奪い 一生懸命に文字を 打っている、初兎
かなり、焦って いるようだった
「ないちゃんしらへん!?」
「ごめんなゆうくん!!」
「ぼくいかなきゃいけへん とこがいまあんねん!!」
その文字を残し また走り出した
ザァ"ーッ…
ないこが初兎の耳の 事を知っているのか メッセージアプリを 開いて、聞いてみる
~三分後~
そっと、 スマホを しまった
ザァ"ーッッ!!!
俺は、何も出来ない
雨は、
ザァ"ーッッ!!
強くなる一方だった
【🍣家】
アニキから唐突に来た メッセージの内容は、
衝撃の事実だった
「嘘つくわけないだろ」
と、送られてきた
そりゃあ 当たり前 だろう、
アニキが、こんな場面 で嘘をつくはずがない
嘘であって 欲しい事実
俺には、どうにも、 できないのだろうか
バァ"ン"ッッ!!!
[地面を叩く]
地面に強く当たる
ザァ"ーッ…
少し、外から雨 の音が聞こえる
自分の無力さ に、怒り狂う
何もできない怒りと 何もできない悔しさ が、込み上げてくる
必死に、自分 を責め続けた
でも、当たり前だ
初兎ちゃんの事を知らず にこちらが一方的に怒り 逆ギレし逃げたのだから
何回謝っても許して はもらえないだろう
ザァ"ーッ…
ごめんね、 初兎ちゃん
お花がしおれたのなら 受け止められなくなる
でも、
また、綺麗に お花が咲いた
実際俺はお花 何かじゃない
親友、じゃなくて、
好きな人1人も 守れないんだ
何よりも大切に してきたのに、
初兎ちゃんの過去 は全部知っている
親の事とかも、全部
辛さも、何もかも、全部 知ってるはずだったのに
女の子にも手を出して 好きな人を自ら離して 勝手に、勘違いをして
もう、
ザァ"ーッッ!!!
ザァ"ーッッ!!!
[雨]
いない
何処を探し てもいない
探している途中何回 もネガティブな事を 考えてしまっていた
「嫌だ、行かないで」
この言葉でさえ 口にはできない
何で、こんなに自分 は惨めなのだろうか
ないちゃんは僕の一番 大切な親友、なのに、
…自分の、好き な人のように、
すごくかっこよかったり 頭が良かったりするはず ないのにどうしてだろう
どうして、こうやって 肩を並べて隣に立って いられているのだろう
ないちゃんは男女問わず 大人気で、生徒会にいて
僕とは真逆 の存在で、
どうして、僕何かに 構っているのだろう
もっと、色んな人と関わって 彼女とかも作って青春して、
もっと、
やっぱり、自分 は雨に似ている
だって、雨は "邪魔"だから
みんな、傘で 防いでるから
みんなは、僕を嫌い、 僕の存在を拒んでいる
嗚呼、何て、生きに くい世界なのだろう
こんなにグルグル考えても、 ネガティブな方向に進むだけ
自分の存在価値が、 分からなくなるだけ
死にたく なるだけ
泣き叫びたいのに 泣き叫べなかった
勝手に、この世から 逃げたくて自ら耳が 聞こえなくなる事を 選択したと言うのに
それに今更後悔して、 みんなに迷惑をかけて 大好きな人にも、迷惑 をかけてしまったのだ
それに落ち込んで、 勝手に死のうとする
こんな事になるのなら、 最初から耳が聞こえない ってないちゃんに言って おけばこうならなかった
いや、違う、もっと前だ
僕が、みんなと、 ないちゃんと一緒 にいたからだよね
勝手に仲良くなった、って 勘違いをしていたのだろう
それに浮かれて調子乗って みんなに陰口を言われて、
それに落ち込んで病んで この世界から逃げる為に 耳が聞こえない事を自ら 進んでそうなったのに、
結局はそれに後悔して、 自分の存在が汚れている と言う事が分かったら、
死にたくなる
もう、居場所何て 何処にもないんだ
ここで野垂れ死ぬだけだ
揺れる波
波に弾ける雨
もう、それも叶わない
もう、後悔は、 したくないんだ
死んだら後悔 はしないはず
無音の世界で、死ぬ
少し儚いような、 少し寂しいような
何とも言えないような 感情がアクリル絵の具 のように混ざっていく
混ざり、一つ の絵になった
色は、沢山混ぜると 黒になっていくのだ
黒く塗りつぶされたら もう立ち直れないんだ
ごめんな、みんな
ごめんな、
もう、全部笑い事にしよう
笑って、笑って、
終わりにしよう
今、この波に溺れたら、
解放、されるのかな
お父さん お母さん
高い所から落ちたら きっとここで死ねる
そう思い、移動した
ここから落ちたら、 確実に死ねるだろう
ここは自殺をする人も多い から、違和感はないだろつ
楽に、なれる
大好きな、お父さんと お母さんに会えるんだ
今思えば、死ぬ事も 意外と、苦ではない
ごめんね、 ないちゃん
ずっと一緒にいるって 言う約束、守れなくて
約束破っちゃって 本当に、ごめんね
ザァ"ーッッ!!!
雨が降ってて滑るから 転落死とも想像できる
死を選ぶには 相応しい場所
通りで自殺者 が、多い訳だ
心地いい
今から死ぬと言うのに 何故か、心地よかった
もう、俺は、 振り返らない
思いっきり 笑わせてよ
あれ、どうして 笑った、のに、
涙も、出てきて しまうのだろう
もう、深く考える のもめんどくさい
今からどうせ楽に なれるんだから、
早く、楽になりたい
死んだら、みんな僕を 心配してくれるかなぁ
そして、僕は、
タンッ、
海に、落ちた
はずだった
パシッ
飛び降りそうになった 初兎ちゃんの手を掴む
そう初兎ちゃんに言うが 顔を顰める、だけだった
不便すぎんだろ…
ザァ"ーッ!!!
雨が降っているから 余計滑りやすかった
どうしても手を離そう としている初兎ちゃん
声が、届かない
手を掴んでくれない
俺には、どうにも、 できないのだろうか
もう諦めるしか ないのだろうか
このまま手を離して 初兎ちゃんの好きな ようにさせてあげた 方がいいのだろうか
これは2度目の チャンスとして 受け止めようか
グイ"ッ!!!
[🐇を引っ張る]
今、自分に出せる 最大限の力を振り 絞り、引き上げる
ブチッ!! [🐇が木の枝を取る]
何やら、木の枝を使って 何かをしようてしている
思いっきり、木の 枝を持っている方 の腕を振り上げ、
俺の手を目掛けて
ドスッッ"!!!
[🍣の手に木の枝を突き刺す]
痛い
痛い
ポタッ…ポタッ… [血が垂れる]
もうそろそろ、限界だ
でも、
この声は届かないけど
口の動きで 分かったの だろうか、
涙を流した
きっと、
「迷惑だから」
と言う理由だろう
迷惑なのは、俺の方だ
ザァ"ーッッ!!!!
初兎ちゃんの死にたい と言う気持ちを殺して
勝手に助けようとしてる
嗚呼、もう限界だ
初兎ちゃんが手 を掴まない限り
もうそろそろ…
助けろ、俺
助けろ、助けろ
ズルッ…
[少しずつ手が離れる]
死ぬ、前に、
君に、俺の気持ちを、
今、伝える
届いて欲しいけど、
届かないけど、
伝えたい
俺の、気持ちを、
ズルッ…!
ズルッ!!!
ヒュッ…
そのまま、落ちる
ただ、下へ下へ
どうして、初兎ちゃん も一緒に死ななければ ならないのだろうか、
これじゃあ、俺が、
最後の、チャンス だったはずなのに
ギュッ…
[🐇が🍣を抱きしめる]
嗚呼、
俺と、
同じ気持ちだ
今も落ちる スピードは 止まらない
それと同じで、俺達の 気持ちも、止まらない
そして、
もうすぐ、死ねる
もう海は、 すぐ近くだ
初兎
君を
1人にさせたくない
「一緒に死のう」
ザッ…パァ"ーン"ッ!!
コポコポゴポッ…
ねえ、初兎ちゃん
俺ね、雨嫌い だったけどね
初兎ちゃんの言葉で 好きになれたんだよ
ブクブクッ…
それに、初兎ちゃん に対しての気持ちも もっと、強くなった
こんなに魅了 される何て、
初兎ちゃんは すごいなあ…
コポッ…コポゴポッ…
それに比べて、俺は 弱虫だし頼りないよ
でも、それでも、
初兎ちゃんは俺を 選んでくれたんだ
こんな奇跡 はそうそう 起きないよ
だから、
本当に、ありがとう
ゴポッ…ポコッ……
頼りない恋人かも しれないけどさ、
一緒に居る事が一番の 幸せって言ってたよね
だから、
苦しみも 悲しみも 嬉しみも 楽しみも
全部全部 分けっこ しようよ
それが、俺にとっ ての「幸せ」だよ
ゴポッ……
苦しそうだし 俺も、苦しい
だから、
2人で、酸素 を分けようよ
チュッ……
[🐇と🍣がキスする]
🐇母
🐇父
ギュッ…
[🐇を抱きしめる]
🐇母
🐇父
🐇父
🐇母
🐇母
🐇父
🐇母
🐇母
🐇父
🐇父
🐇母
🐇母
🐇母
ねえ、みんな
そっちの世界では 雨は降ってるの?
多分こっちの世界では 雨が降らないからさ、 ちょっと悲しいかなぁ
ヒラッ…ヒラッ… [桜が舞う]
気がついた?
天気って、美しいでしょ?
晴れ、曇り、雨、
雷、雪…
確かに、嫌な天気も あるのかもしれない
でも、ずっと晴れてるより たまには天気を変えようや
全部、キラキラしてるよ
視界が狭まっちゃうから その一部分を切り取って 全体的に見ちゃうのかも しれないよ、けどね…?
全部、
綺麗だよ
初兎とないこは、海の中で2人 で抱き合うように、沈んでいた
すでに死亡してしまっ た状態で、発見された
よかった、けど よくはなかった
あの後気になった俺は 初兎とないこのクラス に、聞きに行ったのだ
すると、女の子が初兎に 悪口を言い、初兎を泣か せた事にないこが、怒り 狂い暴力を振ろうとした
…との、事だった
そうして朝にあった 出来事も聞き、偶然 保健室の前を、通り かかっていた人にも 少し聞いてみたのだ
きっと、喧嘩をして、 お互いがお互いを攻め あい2人共自殺という 方向に繋がったと思う
耳が聞こえない事も 3人に全てを話した
知っている限りの事は 全部全部、話をした、
怒りと、悲しみの、 中心にいるのだろう
きっと何とも言えない 感情が込み上がって、 溢れて、脳の理解が、 追いついていないんだ
自分の無力さに、 絞め殺されている
彼の、優しい心が、何も できなかったと言う事を 知り、後悔しているんだ
怒りの頂点へと 達していたのだ
もう我慢の限界で、怒りで 心が壊されてしまう寸前だ
もう、胸が張り裂けそうなほど怒り が体の中に、溜まっているのだろう
初兎の、あそこまで必死 な姿は、俺は見た事ない
ないこの為だから、こそ、 あそこまで必死なのだろう
あの、必死な横顔は、 いつまでも覚えている
あの2人が幸せなら 俺はそれでいいんだ
きっと、今でも空で 見守ってくれている
期待に、応える為に
でもそんな俺だって 勿論、苦しいんだ、
死のうか、何てもっと 沢山沢山考えたんだ、
だけど、みんな、俺を 信頼して、信用してる
頑張らなくちゃ
まさか、みんなに悟られてる とは思っていなくて、今俺は 驚いた顔をしているのだろう
予想外の言葉に言葉 を、失ってしまった
強い言葉
だけど、
とっても、暖かかった
「見守ってるよ」
今、聞こえた声は、
優しい声だった
ずっと、見守っててな
ねぇ、みんな
もう、雨は止んだかなぁ
そしたらさ、空を眺めてみて
きっと、綺麗な虹が、
この世界を照らしてるから
雨上がりの幸せ
完
もしも理解し難い場面 がございましたら、 遠慮なくコメントで 私に聞いてください💦
タップ数が少し多すぎるので 解説は今回は残念ながら しないでいこうと思います😖
手間をかけてしまい 申し訳ございません。
始めての 一話完結 でした✨
タップ数は多いですが 書くのが楽しすぎて 気がついたら完成 しておりました🤭
やはり小説は楽しんで書く 事が一番ですね!🥹💕
私は梅雨が大好きなのですが、 大体の友達が「苦手」と答え ていて少し悲しかったです🥺💦
人の好みはあるので 否定はできないのですが あまりにも多かったので とてもビックリです 🫢
なので、梅雨が好きになって もらえるよう、この小説を 書こうと決めました!❤️🔥
少しでも皆様の心に 響くといいですね♪
サムネイルの絵ですが、 少し考察ができるように なっているんです🤭💗
是非、よく見てみて くださいね!!✨
分かった方は、是非 コメントで私に教えて 頂けると嬉しいです🥹
まだまだ書きたい物語は 沢山あるのでまた会える 日を楽しみにしてます✨
では、また次の物語で。
2342タップ お疲れ様でした。
投稿日.6.11