〇〇
無理無理無理!
お母さん
お願いッ!!
〇〇
むーりー!!家庭教師なんか絶対いや!
お母さん
そんな事言わないでー
お母さん
〇〇の将来のためなのッ!!
〇〇
やーだー!!
平
何をそんな騒いでんの?
お母さん
あっ、紫耀くん!!ごめん、隣まで丸聞こえだった?
平
あっ、うん!丸聞こえだったよ。
お母さん
ほんとごめんね!
お母さん
紫耀くん、〇〇のこと説得してくれない?
平
えっ、なんで俺?
お母さん
いいじゃないの!ね!
平
わ、分かったよお。
〇〇
な、ッ……
平
家庭教師なんかいいじゃんか
〇〇
やだ!
平
別に家で待ってりゃ勝手に来るんだぜ?
〇〇
えー!やだ!
平
そんなに勉強嫌いなわけ?
〇〇
うん!
お母さん
じゃあ、お試ししましょ!
〇〇
お試し?ならいいけど。
お試し日
神
こんにちは!!勇太です!
〇〇
((ポカーン
〇〇
お母さん!!こんなにカッコイイ人なんて私聞いてない!
〇〇
あっ、心の声が……///
神
笑笑。俺もこんなに可愛い子なんて聞いてないよっ♡
〇〇
(/// ^///)カァ///(///ω///)
神
照れてるの??
〇〇
いや、あのぉ。///
神
ふふッ。
お母さん
あら、気が合うんじゃない?
お母さん
歳も近いでしょ?
神
〇〇ちゃん何年生?
〇〇
高1です!
神
俺18歳だよ!
〇〇
えっ!高校3年生!?
神
うんん。春に卒業したよッ!!
〇〇
そ、そうなんですね。
神
うん!
神
じゃあ、早速しよっか!
〇〇
あっ、はい!
神
ここは、こうやって──
ピンポーン
〇〇
あっ、誰か来たのかなぁ。
お母さーん!
お母さーん!
〇〇
あれ?居ないの?
神
出てきな。
〇〇
はい!
〇〇
はーい。
〇〇
紫耀くん!?
平
よっ!誰かきてんの?
〇〇
うん!家庭教師の──
神
勇太です!
こんにちは。
君は?
こんにちは。
君は?
平
紫耀
神
紫耀くん。かっ
平
〇〇!!今日泊まってっていい?
〇〇
えっ、いいけど。
どうしたん?急に。
どうしたん?急に。
平
別に。なんにもないけど…
神
〇〇ちゃん!!勉強しよっ
それかちょっと休憩する?
何する?
それかちょっと休憩する?
何する?
平
〇〇!!休憩するんやったら俺の家来いよ。
ママがおいでって言ってる。
ママがおいでって言ってる。
神
紫耀くんってお母さんのことママ伸びするんだ。
平
そう呼ばないと怒られるから。
平
というか、〇〇来いよ。
〇〇
えっと、そのぉー
神
勉強しよっ
〇〇
えっと、……
〇〇
紫耀くんも勉強……する?
平
は?
神
そうそう!!正解ッ!!
〇〇ちゃん凄い!!
〇〇ちゃん凄い!!
〇〇
ありがとうございますッ!!
平
え〜、わかんねぇ。
神
じゃあ、次やってみよ!〇〇ちゃん!
平
おい!俺には教えてくれねぇのかよ、!
神
もともと、教える予定だったのは〇〇ちゃんだし。
神
丸つけするぐらいでいいでしょ
平
なんだよ。〇〇には優しくしておいて。
平
まさかお前──
神
ん?何?
平
なんにもない。
〇〇
あのお、出来ました、
神
凄い!完璧!〇〇ちゃんの家庭教師なりたいなぁ。
〇〇
私も勇太先生だったら続けられそうです!
平
おい、お前──
神
とにかく!よく考えてね!お母さんまだ、帰ってきてないみたいだけど伝えといて!
〇〇
あっ、はい!
神
じゃあね!
〇〇
はーい。
平
お前。あいつのこと好きなの?
〇〇
うーん。違うかな!!
〇〇
でも、カッコイイよねぇ♡
平
ッ…………
〇〇
ん?どうした?
平
(上目遣いでみるなよ)
平
なんにもない!
平
俺の寝るとこあるの?
〇〇
え、一緒に寝ればいいじゃん!
平
は、は〜??