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大輝
しずく
歩き始めて数十分経過した頃僕たちは麻野君たちのもとへ向かっていた
日光が眩しい
しずく
しずく
大輝
大輝
大輝
しずく
笹宮さんは笑みを浮かべる
しずく
大輝
大輝
大輝
しずく
しずく
大輝
笹宮さんにカミングアウトしてから僕たちは会話を交える回数が増えていた
それは当たり前かな?
大輝
しずく
僕は笹宮さんを見ながら走った
彼女の目からは恐れの感情は感じられなかった
僕も頑張らなきゃ…!
大輝
しずく
大輝
しずく
大輝
大輝
僕は心から願っている
高橋と同じ目に合わせないために
もう友達が死ぬのなんて見たくないんだ
しずく
大輝
ぼーっとしてたようだ
笹宮さんの手にひかれて僕は走り出した
相馬
鬼
鬼
鬼はナイフで俺の腕を少し切る
どうやらコイツは俺をいたぶるのを楽しんでるらしいな…
相馬
鬼
鬼
相馬
太ももいってぇ……
ナイフ刺されたところに蹴りとか性格悪すぎだろこいつっ…!
鬼
鬼
鬼
鬼
相馬
鬼
鬼
鬼
相馬
相馬
鬼
鬼
相馬
もう
終わりか…
俺は何をしてるんだろう
仲間とか言って
見ず知らずの奴らの為に
俺は
もうゲームオーバーか
相馬
見上げると鬼が笑っていた
俺をいたぶって楽しんでるやつ
楽しむ
人をいたぶって
似てるな
『アイツ』に
思い出した
思い出したよ高橋
俺は
俺だって
俺でも!!!
相馬
鬼
鬼
相馬
踏み出せ踏み出せ
動け俺の足!!
殺されるぞ!!
相馬
止血なんて知るか
武器をわざわざ渡してくれたんだぜ?
使ってやろーじゃねぇか
相馬
俺は太ももからナイフを引き抜いた
すぐに足から液体が流れる感触を感じた
鬼
相馬
俺はナイフを突き出す
同時に鬼も突き出す
ナイフが音を立てて火花を散らす
音は反射して空間に響き渡った
相馬
鬼
重てえええええええ
ナイフ同士の戦いなんて見るに堪えないな…!!
相馬
相馬
相馬
相馬
鬼
鬼
鬼
叫びすぎたか喉が痛い
でも
相馬
叫ぶしかないだろ!!
このピンチ!
この戦い!
誰も予想出来なかった展開!
叫ぶのもしょうがないよな!?
相馬
全力でナイフを振る
相手のナイフは吹き飛んだ
鬼
鬼
高橋
無事か?
頭から離れないんだ
でもこれは次会った時の話にするよ
お前に教えてもらったステップ
ここで活かす
相馬
相馬
相馬
鬼
一緒にしたな
このステップ
大きく踏み込め
屈め
立ち上がれ!!!
相馬
俺は鬼を殺す気で首元を狙った
鬼
気がつくと周りは無音だった
ふ
終わりか…
相馬
俺は腰を落とす
相馬
鬼
鬼
相馬
俺は確かに殺す気でナイフを振った
だがその瞬間
ナイフは鬼のアーマーに当たって砕けた
鬼
鬼は歩いてナイフを取った
鬼
相馬
相馬
鬼
鬼は下を向いた
相馬
顔を上げるとやつは
笑っていた
鬼
鬼
鬼
鬼
相馬
相馬
鬼
麻野
相馬
麻野
鬼
相馬
麻野は鬼の不意をついて飛び蹴りをかました
麻野
麻野
相馬
「生きててくれた」か…
不良でみんなの邪魔者な俺
罵声も非難の声も当たり前
そんな俺に「生きててくれた」か…
おもしれぇ!!
相馬
喉痛え…
声はガラガラだった
麻野
相馬
俺は……そうたいした人間じゃない
助けてもらえるなんて思わなかった
屈辱的……だな
まぁでも悪くねぇな
相馬
森
喜久山
その時声は聞こえなかった
相馬
麻野
麻野
俺はグッジョブの手を出した
麻野は汗だらけの顔をすましたまま
俺にグッジョブを返した
相馬
森
喜久山
麻野
麻野
喜久山
麻野
森
麻野
鬼
鬼
鬼
鬼
麻野