ヘルプマークの俺

前回の続き、、（結構飛ばしてる）

夜、、

ずっと背中をさすってくれるマックス

その手はいつもより暖かかった

本当はマックスと楽しく話したかった

だけど、、だけど俺は笑えなかった

もう、、なんでだよ、マックスだって俺と話してて楽しいか？

ずっとそんなことを考えてたら息が苦しくなった

あぁ、、マックスも話しずらいんだろうな

悪いな、、俺がパニック症で

謝りたい、感謝を伝えたい、、

伝えられない、簡単なことだろ

『ごめん』『ありがとう』簡単なことだ

優しすぎるんだよ、、

マックスは

目から涙が流れた

苦しさと安心があった

苦しいのは当たり前

だけど、なんで安心してるのかが分からなかった

マックスがいるから？

そうだな『マックスがいるから』だな

誰かといると安心する

誰でも同じだろ

今なら言えるかも、、

レインはゆっくり口を開いた

プツリと涙が零れた

いつも優しいマックスだけど今日はもっと優しかった