夏帆
何してた
快斗
暇してる
夏帆
えーじゃあ少しお話しよっか
快斗
は、なんで
夏帆
なんでって暇だから
夏帆
怖い話をしてあげようかと思った
快斗
は〜どうぞ
夏帆
実はね大昔なんだけど
夏帆
快斗と同じ名前の人が
夏帆
ここに住んでたらしいの
快斗
ふーん、それで
夏帆
それでねその人は受験生だったって
夏帆
でも受験出来なかったんだって
快斗
なんで
快斗
風邪?熱?
夏帆
両方とも違う
快斗
は、じゃあなに
夏帆
それが事故で亡くなってしまったらしい
快斗
へーそれで
夏帆
その人の事はね、自殺って話もあるの
快斗
なんでそうなんの
夏帆
それが彼女が受験の前日に病で亡くなってしまったの
快斗
まじ、それはお気の毒だな
夏帆
もー冷たいな
快斗
だってその人は追いかけて行ったて言いたいんだろ
夏帆
ごめん、最初の亡くなったは嘘
快斗
は、何それ
夏帆
実はまだ生きてんだって
夏帆
意識だけがなくて
夏帆
やっと、去年の夏頃
夏帆
目を覚ましたらしい
快斗
お前なんでそんな詳しいの
快斗
逆に怖えわ
夏帆
そうだよね
夏帆
でも前の住人を知りたくなるのは
夏帆
当たり前でしょ
快斗
ふーん、そういうもんなのか
夏帆
(っ ॑꒳ ॑c)マッ
夏帆
とりあえず本題に戻るね
快斗
あぁ
夏帆
その人今日、病院を出るらしい
快斗
は、マジかよww
快斗
じゃあ
快斗
戻って来るのかよ
快斗
お前の家に
夏帆
そこまでは分からない
夏帆
ただ少し1人でいるのが怖いの
快斗
は、まじでびびってんのかよ
夏帆
だって帰ってきたら
夏帆
私どうすればいいの
夏帆
今すぐ出ていきますなんて言えないし
快斗
なぁーに
快斗
簡単な事だよ
快斗
今は私が住んでるっていえば
夏帆
言えないよ
夏帆
もし行って襲ってきたらどうすればいいの
快斗
ごめん、そこまで考えてなかった
夏帆
もう真剣に考えて
快斗
そうだな
快斗
通話
00:00
快斗
あ、ごめん電話来たわ
快斗
ちょっと待ってて
夏帆
うん
夏帆
は〜
夏帆
もし本当に帰ってきたらどうしよう
夏帆
怖いよ
カツカツカツカツ
夏帆
嘘
夏帆
ほんとに帰ってきたの
夏帆
嘘、怖いよ(><)
夏帆
快斗だ
夏帆
返事しなきゃ( ˊᵕˋ ;)💦
夏帆
快斗助けて
快斗
オイオイ
快斗
大丈夫かよ
夏帆
無理ほんとに
夏帆
帰ってきたかもしれない
快斗
おい、マジで帰ってきたのかよ
快斗
外の様子覗いて見たか
夏帆
ううん
夏帆
だって怖くて無理
快斗
今から、そっち向かう
快斗
鍵閉めて待ってろ
夏帆
分かった
バタバタバタッ
夏帆
早く鍵を閉めなきゃ
夏帆
早く早く
ガタガタッ
夏帆
(少し覗いて見ようかな)
(・-・)_・)ソォーッ
夏帆
わっ
夏帆
嘘
夏帆
誰なのよ
夏帆
こっちに来ないで
夏帆
(๑•́́ ﻌ •̀๑)ぅʓぅʓ
カツカツ
夏帆
いやー
コンコン
夏帆
やめてやめてやめて
夏帆
ごめんなさい🙇💦
夏帆
私が悪かったわよ
夏帆
もう許して
快斗
おい、大丈夫か
夏帆
快斗なの
快斗
そうだよ
夏帆
よかった
夏帆
今開けるね
快斗
いや、ダメだ
夏帆
どうしてなの
快斗
今開けたら
快斗
大変なことになる
夏帆
どういうこと
快斗
俺の肩にそいつが居るみたいだ
夏帆
嘘、嫌だ
夏帆
死なないでね
快斗
ごめん、それは約束できない
夏帆
そんなの嫌
ガチャッ
夏帆
大丈夫?快斗
快斗
なんで開けたんだよ
快斗
なんで、なんで
夏帆
だって快斗が居なくなったら
快斗
お前はほんとに馬鹿だなー
快斗
でも、ありがとう
快斗
おかげで楽になったよ
夏帆
よかった
ドシャッ
快斗
ごめんな🙇💦
快斗
夏帆
おわり