神宮寺寂雷
おや、幻太郎くんに帝統くんに、飴村くん…では無さそうだね
神宮寺寂雷
弱っている様だがどうしたんだい?
夢野幻太郎
あぁ、神宮寺先生
有栖川帝統
それに…乱数じゃねぇか!歩いて大丈夫なのか?
飴村乱数
やっほー、2人とも
飴村乱数
それに…僕だ
R.A 316
………
夢野幻太郎
昨日の夜に拾ってきたんですよ
R.A 316
拾ってきた?連れて来たの間違いだろ
飴村乱数
ほへぇ…かわいそー
有栖川帝統
やっぱ元気無いよな乱数…やっぱ休んだ方が……
神宮寺寂雷
飴村くんがどうしても歩く練習をしたいと言うので…
飴村乱数
別に寂雷についてこいとは言ってないけど
夢野幻太郎
転んで「痛ったーいっ☆」とか言い出すよりマシでしょう
有栖川帝統
そんな事今の乱数に言う力ねぇと思うんだけどな……
飴村乱数
元気だから大丈夫だよ
R.A 316
お前ら…楽しそうだな
神宮寺寂雷
……
神宮寺寂雷
一旦、病室に戻りましょうか
夢野幻太郎
それにしても……
夢野幻太郎
あの状態から歩ける様になんて…何かあったのですか?
神宮寺寂雷
前、飴村くんのクローンを渡された時から色々調べてみてね
神宮寺寂雷
飴の成分と似たような物の薬を投与してみたんです
飴村乱数
それで少しは動けるようになったんだ
R.A 316
なぜそんな事を……
R.A 316
どうせ死ぬのには変わりないだろう?
有栖川帝統
お前、何言ってんだよ!
R.A 316
そもそも長く生きる為に俺達は作られた訳では無い
飴村乱数
うーん
飴村乱数
確かに、こっちの僕の言ってる事は正しいよね
飴村乱数
でもこっちの僕も思ってるんじゃないかな
僕達は心を持っている
飴村乱数
ってさ
R.A 316
…っ?!
夢野幻太郎
…やはり会わせて正解でしたね
R.A 316
俺には…心が……
R.A 316
あの時にも言われたっけな……
神宮寺寂雷
君達は素晴らしいですね
神宮寺寂雷
どんなに苦しい事があっても生きている
飴村乱数
…あのね?もう1人の僕
R.A 316
なんだ…
飴村乱数
ボクはボクの仲間達を幸せにしてあげたいんだ
R.A 316
…そっか
R.A 316
お前、やっぱり人間みたいだな
夢野幻太郎
当たり前でしょう?うちの乱数をバカにされては困ります
有栖川帝統
そうだぜ、俺らの乱数は特別なんだ!
飴村乱数
2人とも、やめてよ〜…♪