幼児化したぴらめい

いつか殺し合う君と紡ぐ恋物語

とある神社の一角で神様が鬼の焔と賭をした。だが鬼が神に勝てるワケが無く、『お願い事をきいてもらう』とだけ言われて突然異世界へぶん投げられてしまった。
そこはゲームシステムに基づいた世界で、鬼の焔は召喚士という職を選ぶ。早速召喚魔法を使ってみると、どう見ても激レア感満載な人型の召喚魔が現れた。自然と集まっていく仲間と共に彼らは異世界を攻略していく。

紅蓮の嚮後 〜桜の鎮魂歌〜

郊外の小高い丘に佇む
桜の大樹の傍に建つ喫茶店

喫茶 桜

悩みを抱え訪れた者は
そこで自らの過去と向き合う事になる

だが、その店には
もう一つの役割があった

不死の呪縛に囚われた美しき魔女

彼女を守る者

そして、過去に劫火で灼かれ
怨念を抱く転生者たち——

絡み合う因果の鎖は
やがて避けられぬ悲劇へと収束していく

血塗れの運命が交わる時
嚮後にて響くのは——

桜の鎮魂歌

*

若き覇王に、甘くときめく恋を

久我　貴仁（くが　たかひと）27歳

家電事業を筆頭に、多くの企業を傘下に持つ巨大企業グループKOOGA（クーガ）の、二代目御曹司

草凪　彩花（くさなぎ　さやか）24歳

オリジナルブランドの香水専門ショップを経営する会社KATZE（カッチェ）の、社長の一人娘


旧知の仲の父親同士の口約束から、唐突に貴仁との結婚を求められた彩花だったが、初めて会った彼は外見こそ素敵だったものの、言動は素っ気ない上に冷ややかで、まるで価値観は合わないように思えた。

彩花は彼の言動に辟易してしまい、結婚などできるわけもないと思うのだが、彼の方はどう思っているのかその後も誘いをかけてきて、ぎくしゃくとした付き合いが続いていく。

なかなか擦り合わせられない微妙な距離間の二人の関係は、果たしてどうなっていくのか……。

孤独を愛し愛された子

ある日を境に恨みと絶望を噛み締めた少女
独りを好み仲間という言葉､存在を心底嫌った
やがて少女は不良界最強「孤高の鬼人」と呼ばれるように
これから少女はどんな行動にでるのでしょうか____

親愛なるクビカリ様

家庭にも学校にも安らげる場所のないヤングケアラーの女子高生、三島柚。
　唯一の楽しみは、不幸な環境から救い出してくれる殺人鬼と自分との世界を妄想をする事だったが、ある日その殺人鬼を名乗る男から接触があって……


※本作品は自殺願望、希死念慮との向き合い方の一例を表現したものです。自死を推奨するものではありません。