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いらっしゃいませ、当店に足を運んでくださりありがとうございます
うちは、運営の趣旨が変わるので 挨拶は毎回異なります
それでは、当店のメニューのご確認をお願いします。
この物語はフィクションです ご本人様には一切関係ありません ペア 赤桃です (他メンとの絡みあり) ファンタジー 女体化(一部メンバー)要素を含んでいます 苦手な方地雷な方は自衛してください 「nmmn」のルールを知らない方はお調べ下さい また当店の物語は性格 話し方が全く違う自信があります。その上で、苦手な方は物語を閉じることをおすすめ致します
サムネ使用メーカー →探索者よ探索しろ 作者砂糖様 URL→https://picrew.me/ja/image_maker/1721661
それでは行ってらっしゃいませ
Ⅰ
コッコッコ
Ⅰ
コッコッコ
カツンカツン
することが無い為、暇つぶしに廊下を歩く
こっこっこと高さのある靴特有の音が 廊下に響く
コッコッコ
─まぁ、することがなくても誰かしら絡んでくる
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
要件を話さないアリスを待ちつつ、壁掛け時計で時間を確認する
Ⅰ
─あの人の気分が変わらなければ、時間通りに行けばいいかな…
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
コッコッコ
Ⅱ
Ⅰ
─相変わらず歩くのが遅い…亀かよ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
落ち込むアリスの手を取り、歩き出すと水色の瞳が驚いたのか見開く
Ⅱ
Ⅰ
カツンカツン
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
─三月兎辺りはどうせ寝てるだろ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
心の冷たさを溶かす魅力がアリスにはある
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅰ
─女の子は大抵好きって言ってもアリスには分からないだろうなぁ
コッコッコ
ガチャ
Ⅰ
Ⅱ
手を掴むと彼の頬がほんのりと赤く色付く
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
満面の笑みで抱擁する三月兎さんの頭を撫で距離を取った
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅱ
不貞腐れた彼の隣に座り、微笑むと 嫌そうに顔を逸らされてしまった
Ⅰ
VI
Ⅰ
VI
Ⅰ
Ⅱ
VI
Ⅰ
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VI
Ⅰ
VI
Ⅰ
VI
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VI
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
VI
Ⅱ
給仕するだけなのに歩く度、ティーポットの重さに手が震える
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅲ
ヘラヘラと笑いながらカップケーキを元気よく頬張り満足気に微笑む
自分が食べることで菓子に毒は入ってないよとケラケラと笑う
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅰ
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VI
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Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
呆れつつもりうらくんは指で優しくケーキの欠片を取ってくれた
取った後に、直ぐ様指を離したけれど彼なりの優しさが十分伝わった
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Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅲ
VI
Ⅲ
VI
Ⅲ
Ⅰ
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Ⅱ
Ⅱ
Ⅲ
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Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅰ
コッコッコ
静かな廊下に慌ただしい足音が響き渡る
不思議の国では遅刻〜遅刻と白兎が慌ただしく走るが……
Ⅰ
今回はトランプ兵が待ち人との集合時間に遅刻している
Ⅰ
コッコッコ
コッコッコ
Ⅰ
風に揺られ、今にもちぎれそうな橋の上を髪をなびかせながら走るトランプ兵
待ち人は今か今かと待っているというのにトランプ兵の頬には汗を伝う
Ⅰ
Ⅰ
文句を言いつつも器用に、風に逆らって道を進む
コッコッコ
コンコンコン
汗を拭き終えた、トランプ兵は軽くノックをし相手の反応を待った
すると部屋の主が疲れた様子でドアノブを回し、トランプ兵を招き入れる
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
頬に手を添え、瞳を覗き込むときょとんとした赤い瞳が視界に入る
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅳ
─この子に当たっても何も変わらないわね
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Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
コッコッコ
Ⅳ
─呼んで素直に来る子ではないけれど 今日は来るかしら?
ガサガサ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
スカートを汚さないようにハンカチを敷き、コンクリートに腰掛ける
Ⅳ
Ⅴ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
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Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅳ
チェシャ猫と話していると頬から涙が伝う
見透かされている、馬鹿にされている雰囲気が空気から伝わるのだろうか
Ⅳ
Ⅴ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅰ
すぐ戻ってくる口振りだったけれど… 問題でも起こったのだろうか
Ⅰ
コンコンコン
Ⅰ
Ⅰ
ガチャ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅰ
コッコッコ
Ⅳ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅳ
吐きだこのある指で喉奥をぐっと押し、唾液と共に食べていた物を吐き出す
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Ⅴ
Ⅳ
Ⅴ
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Ⅴ
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Ⅴ
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Ⅴ
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コッコッコ
Ⅴ
コッコッコ
Ⅳ
─誰よ、こんな無駄に部屋から遠い廊下作った奴
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カッカッカ
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Ⅳ
カッカッカ
Ⅱ
Ⅳ
Ⅱ
Ⅳ
話しかけられた時からアリスは色とりどりの花を抱き抱えていた
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Ⅱ
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Ⅱ
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Ⅳ
コッコッコ
Ⅱ
Ⅳ
Ⅱ
Ⅳ
Ⅱ
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Ⅳ
Ⅳ
Ⅱ
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Ⅰ
Ⅳ
乱れた息を整え、女王様は小さな包みを俺に手渡す
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
小さな包みを開けると、高価そうなネクタイが入っていた
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
首元のリボンを解きネクタイを結ぼうとシャツにネクタイを回す
Ⅰ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
呆れた様子でシャツに触れ、慣れた手つきでネクタイを結ぶ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅳ
Ⅳ
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
初めて見せた笑顔の美しさに惚けた表情で見惚れてしまう
なにか言おうにも、恥ずかしくて女王様から目を逸らす
Ⅳ
熱を確かめる為に、頬に触れる手の温度に鼓動が跳ねる
背の低い彼女が上目遣いで体調を案じる姿が可愛らしくて思わず言葉を零してしまう
Ⅰ
Ⅳ
Ⅳ
女王様は部屋に飾ってある花に言ってると受け取ったらしく嬉しそうに花を見せる
花を掴む仕草も横顔も美しくて、…頬が火照る
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
─貴方が綺麗なんですよ
─おかしいな…毎日見てる顔なのに、 今日は一段と綺麗だ
その瞳に吸い込まれるように、彼女の頬に触れる手を引っ込める
Ⅳ
戸惑う彼女の声に正気に戻すために瞳を瞬く
Ⅰ
Ⅳ
きょとんと首を傾げる姿に思わず笑みがこぼれた
Ⅰ
Ⅳ
Ⅰ
─側近になってから貴方には貰ってばかりだ
Ⅳ
Ⅰ
他のトランプ兵も怖いと愚痴を零していたが皆女王様に見惚れている
空気からも話し声からも何となく察せた
それくらい貴方は魅力的すぎる…
Ⅰ
Ⅳ
照れる表情も真っ赤な耳を必死に隠すないこさんは
─魔性の女ですね
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
拙い物語でしたが、最後まで見て下さりありがとうございました
またのお越しを心よりお待ちしております
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