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ありがとうございます‼️ まじかわいい((o(。・ω・。)o)) みっちーのツンデレが良き👍⭐️ これからも応援してます⊂(^・^)⊃
今日は三週間ぶりに 2人揃って取れた休日。
謙杜には言えんけど、 俺はこの日をずっと楽しみにしとった。
長尾謙杜
道枝駿佑
ソファの隣に座る謙杜に 指摘され、俺は初めて自分の口角が 上がりまくっていることに気づいた。
無意識に上がった頬に力を入れ、 何とか口角を下げる。
長尾謙杜
必死に誤魔化す俺を見て、 謙杜はおかしそうに笑った。
道枝駿佑
長尾謙杜
謙杜より少し背の高い俺に 話しかけるとき、謙杜はいつも 上目遣いになる。
道枝駿佑
長尾謙杜
思わず声が漏れた俺を 見上げ、謙杜が尋ねた。
道枝駿佑
長尾謙杜
何故だか不満げな謙杜の表情が、 少し気に掛かる。
長尾謙杜
でも、すぐに 明るい表情に戻った謙杜が 可愛くて、俺はすぐに違和感を 忘れてしまった。
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
道枝駿佑
少し照れながら微笑む謙杜の 提案を聞いとると、 なぜだか俺まで照れてまう。
道枝駿佑
長尾謙杜
嬉しそうに頷く謙杜と、 いろいろな話をした。
丈くんに野球に 連れて行ってもらった話。
大吾くんと 有名なお店でカレーを食べた話。
大橋くんにご飯を 奢ってもらった話。
恭平とゲームをした話。
流星くんと 新幹線で出かけた話。
長尾謙杜
道枝駿佑
俺と謙杜の話は、 メンバーの話ばっかり。
家族より長い時間一緒にいる メンバーは、俺らにとって何より大切な存在でー。
中でも謙杜は、 俺のかけがえのない宝物。
道枝駿佑
そんなことを考えていたら、 思わず口が動いていた。
長尾謙杜
道枝駿佑
今度はバッチリ 聞こえてもうたみたいで、謙杜は 顔を真っ赤にして下を向いている。
長尾謙杜
謙杜は黙り込んだまま 微動だにしない。
ヤバい。俺、マズいこと言った?
恥ずかしさと不安から 頭を抱えている俺に、 フワッと謙杜の匂いが近づいて来た。
道枝駿佑
ゆっくりと顔をあげると、 目に入ったのは耳を真っ赤にして 俺に抱きつく謙杜の姿。
長尾謙杜
道枝駿佑
俺の肩に顔を埋めて唸るように つぶやいた言葉。 俺は上手く聞き取れんくて、 謙杜を覗き込んだ。
長尾謙杜
道枝駿佑
長尾謙杜
寂しそうに、でもどこか嬉しそうな 表情で話す謙杜。
ごめんな? 恥ずかしくて言葉にできへんかった だけで、俺は謙杜が大好きやで?
そんな思いを込めて、 今度は俺が謙杜を抱きしめた。
道枝駿佑
俺は、強く、強く謙杜を抱きしめた。
長尾謙杜
道枝駿佑
慌てて体を離すと、 謙杜は心から嬉しそうに笑い、 いつの間にか俺の背中に回っていた 左手で、俺を力強く引き寄せた。
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
俺も謙杜の背中に手を回し、 俺たちは優しく抱きしめあった。
どれくらいそうしていただろう。
長尾謙杜
道枝駿佑
謙杜が何かを思い出したような 様子で俺の肩を叩いた。
長尾謙杜
道枝駿佑
長尾謙杜
長尾謙杜
あぁ!あんときや。
長尾謙杜
道枝駿佑
あれは、謙杜が可愛いかったからでー。
でも、さっきは恥ずかしくて 言えへんかった。
長尾謙杜
まだ少し悲しそうな顔をしている 謙杜を見て、俺は ほんまのことを話そうと思った。
俺のせいで謙杜がマイナスな 感情になるのが嫌やから。
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
ボッと顔から火が出そうなくらい 恥ずかしかった。
でも、謙杜を見ると 俺と同じかそれ以上に真っ赤な 顔をしていてー。
道枝駿佑
何だか笑えてきた。
長尾謙杜
俺が笑っていることに気づいた謙杜が ムキになって言い返して。 また俺が言い返す。
そのやりとりが続いて、 だんだん馬鹿らしくなってきた。
道枝駿佑
長尾謙杜
俺はイタズラの気持ちも込めて、 言い合いの途中で 本当の気持ちを伝えた。 案の定、謙杜は赤くなって 怒っていたけれどー。
やっぱり気持ちは、 言葉にせんと伝わらへん。
謙杜、大好きやで。
ありがとうございました!
2話目もリクエストを いただいて嬉しかったです‼︎
まだまだリクエスト、感想等 募集中です♪
よろしくお願いします⭐️