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花梨
148
土曜日
待ち合わせ場所へ向かう足が、やたら落ち着かない。 何回も鏡を見た。 変じゃないか。子供っぽくないか。 研二に変だと思われないか。 そんなことばっかり考えてる。
「変な意味じゃない」 って言ってたじゃないか。 そう自分に言い聞かせる
松田深緒
松田深緒
小さく呟いた時
萩原研二
顔を上げる。 研二が手を振っていた。 私服なんて見慣れてるはずなのに、なぜか新鮮だった。
松田深緒
萩原研二
研二が笑う。 その笑顔だけでまた心臓がうるさくなる。
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
松田深緒
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
深緒が吹き出す。 その顔を見て、研二が少し安心したみたいに笑った。
萩原研二
水族館の中は少し暗かった。 青い光が水槽越しに揺れている。
松田深緒
深緒が思わず立ち止まる。 大きな水槽の中を、魚たちがゆっくり泳いでいた。
青い光が、深緒の横顔を照らす。 研二は少しだけ目を細めた。
萩原研二
松田深緒
萩原研二
不意打ちみたいな言葉。 深緒は慌てて前を向く。
松田深緒
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
松田深緒
研二が笑う。
次の水槽はクラゲだった。
ふわふわ漂う光を見ながら、深緒がぽつりと呟く。
松田深緒
萩原研二
隣で、研二も水槽を見上げていた。 いつもみたいに騒がしくない。 静かな時間。でも、嫌じゃなかった。 むしろ落ち着く。
その時
萩原研二
松田深緒
研二がスマホを向けていた。
萩原研二
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
どくん。 また心臓が鳴る。
松田深緒
萩原研二
研二は笑ったまま言う。 でも、目だけは少し真剣だった。 深緒は耐えきれなくなって、ふいっと顔を逸らした。
松田深緒
萩原研二
松田深緒
萩原研二
カシャッ
撮れた写真を見て、研二がふっと笑う。
萩原研二
松田深緒
松田深緒
周りの人が少し振り返る。 深緒は顔を真っ赤にしながら、研二の腕を叩いた。 研二は楽しそうに笑っている。 その笑顔を見ていると、胸の奥がじんわり熱くなる。
”もっとこの人といたい” そう思った。
コメント
1件
やばいごめん尊いしか出てこない(言葉が)神や… 次も楽しみにしてます!