TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

生徒

好きです!

生徒

良かったら付き合ってください!

白鳥 ナズナ

えっと…

白鳥 ナズナ

ごめん

生徒

そうだよな

生徒

忘れてくれ!

生徒

じゃ!

白鳥 ナズナ

モテモテだな〜

白鳥 ナズナ

お陰様で

学校?に来て毎日のように告ってくるな

白鳥 ナズナ

周りの人達は私の容姿が好きなだけ

まぁ、ナズナは結構綺麗だからな

白鳥 ナズナ

知ってる

白鳥 ナズナ

でも私に近づいたらダメなの

白鳥 ナズナ

それは霞が1番知ってるでしょ

やっぱり知らない奴でも

傷つけたくないのか?

白鳥 ナズナ

物理的にだけどね

白鳥 ナズナ

前までは別に構わなかった

白鳥 ナズナ

でも今はあのことがあってから人との関わりは

白鳥 ナズナ

最小限にしたいの

いいんじゃない?

霞さんはナズナに任せるよ〜

白鳥 ナズナ

ありがと

そういえば紺のやつも結構告られてたみたいだな

流石イケメン四天王様ってことかな

白鳥 ナズナ

多分ね

なぁ、

白鳥 ナズナ

ん?

まだ‪”‬あいつ‪”‬のこと気になるか?

白鳥 ナズナ

私の初恋よ

白鳥 ナズナ

気になるに決まってる

敵になったのに?

白鳥 ナズナ

敵、ね…

白鳥 ナズナ

(愛しているから私は‪”‬あなた‪”‬と戦う)

敵は敵でも憎めねぇってことか

白鳥 ナズナ

うん、

白鳥 ナズナ

研究所で唯一私に優しく接してくれた

白鳥 ナズナ

あのころの私は霞しかいなかったから

白鳥 ナズナ

少し気にかけてくれるだけで嬉しかったみたいね

白鳥 ナズナ

苦しいくらい恋をして

白鳥 ナズナ

敵になったの

白鳥 ナズナ

後悔は無いよ

それを真顔で言うナズナがすげぇよ

白鳥 ナズナ

表情出すの苦手なの

黒岩 紺

黒岩 紺

(ナズナの初恋…か)

黒岩 紺

おーい2人とも〜

黒岩 紺

帰っぞ〜

白鳥 ナズナ

うん

黒岩 紺

明日からテストだからな

黒岩 紺

ちゃんと勉強しろよ

白鳥 ナズナ

勉強しなくても高得点はとれる

黒岩 紺

え?ほんとか?

ナズナ、研究所の学力テスト8教科全部満点

黒岩 紺

は?!

研究所のテストは学者の知識レベル

つまり超高難易度

黒岩 紺

えぇ、

白鳥 ナズナ

わかった?

白鳥 ナズナ

だから私は勉強しません

黒岩 紺

ずりぃ

白鳥 ナズナ

自分で学びなさい

白鳥 ナズナ

私は暇だったから勉強してただけよ

黒岩 紺

どんだけ暇だったんだよ

白鳥 ナズナ

夜食作ってあげるわよ

黒岩 紺

まじ?!

黒岩 紺

サンキュな

白鳥 ナズナ

夜食、

黒岩 紺

まじで作ってくれたん?

白鳥 ナズナ

作ったわよ

黒岩 紺

今食べる

白鳥 ナズナ

白鳥 ナズナ

私はこれでー

黒岩 紺

ちょっと待て

白鳥 ナズナ

なに?

黒岩 紺

屋上で話してたこともっと聞いてもいいか?

白鳥 ナズナ

なに?

白鳥 ナズナ

聞いてたの?

黒岩 紺

すまん

白鳥 ナズナ

仕方ないわね

石谷 晴空

生きてますか

白鳥 ナズナ

生きてる

白鳥 ナズナ

次は何?

石谷 晴空

なにも

石谷 晴空

ただ様子を見に来ただけです

白鳥 ナズナ

って誰

石谷 晴空

そういえば初めましてですね

石谷 晴空

僕は石谷晴空

石谷 晴空

ここの研究員です

白鳥 ナズナ

へ〜

白鳥 ナズナ

変な人ね

石谷 晴空

自己紹介をしていきなり侮辱される筋合いはないです

白鳥 ナズナ

なんで私になんか話しかけてるの

白鳥 ナズナ

何も用がないのに話しかけてくるとか

石谷 晴空

理由は一つだけです

石谷 晴空

顔がいいから

白鳥 ナズナ

は?

白鳥 ナズナ

なに、私を恋人にしようとでもしてるの?

石谷 晴空

違いますよ

石谷 晴空

顔がいい人と一緒にいれば僕の顔が惨めに思えないので

白鳥 ナズナ

逆だろ

白鳥 ナズナ

惨めになるんだ

石谷 晴空

周りが顔がいいからあいつが周りより劣っているのは仕方がない

石谷 晴空

でもまあまあかっこいいよな

石谷 晴空

そうなります

白鳥 ナズナ

性格歪みまくりね

石谷 晴空

知っていますよ

白鳥 ナズナ

(ただの変人じゃない…)

晴空は毎日毎日私に逢いに来た

飽きるくらいに

ずっと

最後の日までずっと

でもある日晴空が怒っていたの

石谷 晴空

なんであんな無茶するんですか!

白鳥 ナズナ

無茶?

石谷 晴空

妖術をあんな風に使って…

石谷 晴空

自分も危険ということは分からないのですか?、

白鳥 ナズナ

わかる

白鳥 ナズナ

でも私は構わない

白鳥 ナズナ

だからなんでもするの

白鳥 ナズナ

言われたこと、感じたこと全部

石谷 晴空

もっと自分を大事にしてください

石谷 晴空

感情が無いわけじゃないんです

石谷 晴空

どこかで封じてしまっているだけで

石谷 晴空

え、ちょっと

石谷 晴空

なんで泣いているんですか

白鳥 ナズナ

わからない

白鳥 ナズナ

でも、

白鳥 ナズナ

ありがとう

白鳥 ナズナ

私を心配してくれて

石谷 晴空

この時

私は晴空に恋をしたの

白鳥 ナズナ

それで今に至るの

黒岩 紺

黒岩 紺

(多分俺じゃ敵わない…)

黒岩 紺

(晴空さんにも、ナズナにも…)

黒岩 紺

(この苦しみにも)

偶然の出会いは運命と言えるのか

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

39

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚