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私
…！！
私
また見えた…。
最近、幽霊が見えるようになった。
私
もうやだ…
麗奈
ねぇ〜
麗奈
夏だしさ〜w
麗奈
心霊スポットとか行ってみたくね？
優花
分かる〜！！
優花
幽霊と友達なれたらテンション上がる〜www
私
やめようよ…
私
きっと幽霊達は私たちを歓迎しないよ？
麗奈
もし幽霊が襲ってきたら、殴ってやんよ！
優花
れーな男前w
私
…
私
話聞いてよ〜
私
もう…
行くところは近所の無霊トンネルらしい。
麗奈
2人以上で手を4回叩いて、うしろをふりむかないで歩く。と。そしたら、人間でもそこを通れるんだって。
優花
おもしろそーじゃんw
私
…
なんやかんや言って心霊スポットに行く当日になってしまった。
麗奈
さっ行きますか！
私
ちょっとみんな〜
私
ま、待ってよ〜！
―無霊トンネル―
私
もうそろそろ半分超えてるよね？
私
やっぱり帰ろーよ…
優花
…
優花
さすがにヤバくね？
麗奈
はー？テンション下がるわ
麗奈
ここまで来て帰るのはダサい
優花
…私は帰るから！
私
あっ優花ちゃん！
麗奈
…振り向いたらだめ…。
私
…そうだった。
優花は入口へ帰って行った。
私
…でも2人だからいいか。
パン パン パン パン
私たちは手を4回叩いた。
私
…
麗奈
よし行くか
そして、歩き始めた。
私
っ…
私
いる…
私
霊が同じ方向を歩いてる…
麗奈
…え？
私
あ、もうすぐトンネル終わるよ…って
私
…え？
私
2人とも居ない…
私
やだ…私ひとり？
全員幽霊…？ 私以外…
私
…そういえば！！！！
私
…じゃあ…
私
私は…
私は、ただ1人無霊トンネルを歩き終わった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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