○○
ハァ・・・ハァ・・・
西谷夕
○○!!大丈夫か?!
○○
夕・・・?
西谷夕
なんだ?!
○○
あのね・・・
西谷夕
遺言なんかじゃないよな・・・
○○
私の名前は・・・○○・・・
西谷夕
知ってるぞ・・・
○○
名前・・・呼んでよ・・・
西谷夕
名前呼んだら元気になるか?!
○○
君が褒めてくれた名前だから・・・
西谷夕
いつの話してんだよ・・・ポロッ
○○
もう泣かないでよ・・・
西谷夕
泣いてねぇよ・・・グスッ
○○
名前・・・呼んでよ・・・
西谷夕
○○!!呼ぶぞ!!
何回でも呼んでやるからっ!!
何回でも呼んでやるからっ!!
ギュッ
あの日より大きな手で包んでくれた
○○
私の・・・名前は・・・○○・・・
西谷夕
っ!!もう喋るな!!
○○
名前・・・呼んでよ・・・
西谷夕
呼ぶ!!そんなもの
いくらでも呼んでやるから!!
いくらでも呼んでやるから!!
君が褒めてくれた名前で良かったよ
○○
忘れないでよ・・・
西谷夕
忘れるわけねぇだろ・・・!!
○○
それで・・・いいんだよ・・・
西谷夕
○○?!おい!!○○!!
新しい誰かをまた
褒めてあげて






