🌸
じゃあこの中での私は悪者ってことか。
🌷
そこまで言ってはいないです!
🌷
そうやってなんでそんなに私を悪者に仕立てようとするんですか!?
侑
せやで。
侑
悪いのは自分やろ。責任転嫁するのはあかん。
🌸
じゃあ、北さん呼びますか。
🌸
ちょっと頼んでいたことがあるんですよね。
🌷
何?
🌸
北さんがくればわかりますよ。
侑
北さんが来たからて、🌸が悪いのは変わらへんで。
🌸
北さん。忙しいのにこんな茶番に付き合ってくれて、ありがとうございます。
北 信介
ええよー
北 信介
🌸に頼まれてたやつ、ここで発表したほうがええ?
🌸
できればお願いします。
侑
なんなん?
侑
そんな二人でうちらを悪役にするために
北 信介
じゃあ教えたるわ。
北 信介
これを聞いても、あんたら二人、特に🌷が悪くないって言えるんかいな。
北さんは一つの音声付きのLINEを送った。
音声付きのLINEの内容
🌷の友達
よかったん?
🌷
なにが?
🌷の友達
今日掃除当番やったんやないん?
🌷
あー、今日用事あるって休んだ!
🌷
あいつ、ちょろいし
🌷
なんかあったらあいつを悪役に仕立てよーっと!
🌷の友達
本当にええんかなぁ?
ああ、やっぱり
私ってちょろいんかぁ、、、
なんか怒りも湧かない。
私が悪いんかなぁ?
なんて
侑との思い出も、🌷に頼られて嬉しかったことも、崩れ落ちた音がした。