リク
ナツカ
ナツカ
ん?あ!リク!
私は、鈴本ナツカ 高校1年 リクは小さい頃から一緒の幼馴染み 私の初恋の相手
ナツカ
おはよう!
リク
おう
ナツカ
はぁーこの間入学したと思ったらもう夏だね!
リク
そうだな
ナツカ
夏休み何しよう!
リク
友達と遊べば?
ナツカ
そーね‥‥
リク
どしたの?
ナツカ
私、友達って言って良い人が1人もいないんだよね‥‥
リク
ふーん
リク
俺がいんじゃん
ナツカ
っ‥‥!?
ナツカ
そっそうだね‥‥!
リク
うん
リクは冷めてるくせに優しいし勉強出来るし運動神経スゴいしなんでも出来る。だからモテる。周りには大体いつも女子がいる状態だ。
ナツカ
リク~‥‥
リク
ん?
ナツカ
好きな人とかいる?
リク
いる
ナツカ
ほえ‥‥!?
リク
なに
ナツカ
いや‥‥へぇっ‥‥!
ナツカ
だっ誰ぇ‥‥?!
リク
‥‥‥‥
ナツカ
あっごめn‥‥!
そのときに私は引っ張られた。
リクとの距離が近い
心臓の音が聞こえないか心配になった
だが何故引っ張られたんだ??
車の音がした
私の後ろには冷たいコンクリートがある
目の前にはリクの首すじがある
車の音が遠ざかった
リク
ごめん
ナツカ
いや‥‥
ナツカ
どうしたの‥‥?
リク
車が来てたから。
リク
ナツカが道路側にいたから。危ない。
ナツカ
へ‥‥?
ナツカ
心配してくれたの‥‥?
リク
うん‥‥
ナツカ
壁にくっつけば良かったんじゃないの?
リク
あっ‥‥
リク
ごめん
そのとき微かにリクの顔が赤くなった気がした