オークション司会者
こっちに来てください
魅愛
あっはい
他の人より優遇されているのはあの怖そうな人が話してくれたからだろうか
何故か緊張してしまう
多くの人に見られるのは私はあまり得意では無いからだろうか
司会者の人に手招きをされたので出てみるとそこはまるでオペラのような客席と客がいた
さっきまでとは違い何故か皆ざわざわしている何故だろうか
さっき売られるのが決まった人を見て見た
そこには人間として扱われいるの危ういような人達が大勢居た
これまではそんな商品(人)だったのだろう
急に傷1つない代物のように客は感じるのかもしれない
辺りはざわつきが消えない
司会者も少し驚いているようだ
オークション司会者
皆さん落ち着いてください
オークション司会者
傷1つない女性です。
オークション司会者
1000万から始めましょうか
1000万!?
他の人は100万から始まっていたのに
オークションというものは元々代物があった場合これ以上じゃないと売らないという定義をつけて
何円からそういうことになる
つまり私は最低でも1000万は価値があるということを今定義付けられたのだ
嬉しいのか嬉しいくないのか
自分としても変な気分だ
これからオークションに賭けられることなんて無いだろうし
ちょっと変な経験だけど
堪能しておこうか
なんてアホなことを考えていると
オークション司会者
5000万が出ました
5000万って裏社会の人達は詐欺とか色々して稼いでるんだろうけど
そんなに儲かるもんなのかな?
あっでもよく見るよねコカインとか何億円相当みたいな
危険を犯してでもお金が必要なのだろうか
そうなら結構悲しい話になるよね
面白半分でやってたらやばい人だよね
今思えば蘭ちゃんって面白半分でやってる感じだよね
そんな人と付き合って私もおかしいのかもしれないな
まぁ人間おかしくない生きていけないから