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疲れたんだ。

笑うことが、喋ることが、

生きることが、

恋をすることが。

…もう、いいよね。

ここまで作り上げてきたものが

壊れる瞬間。

それはとても醜く美しいものだった。

よっ…、黄。

桃くん!

取り繕った笑顔を見せる。

俺はそうでも、こいつは違う気がした。

何だか珍しく明るい笑顔だ。

…もしかして、うまくいったのか?

…まぁ、とりあえず上がれよ。

うんっ、

黄を部屋にあげて、 適当な場所に座らせた。

座っていても落ち着いた様子はなく、 いつものコイツらしいと思った。

だが、やっぱりどこかが昨日までと違う。

昨日俺は、赤に告白した。

結果は、言うまでもないだろう。

なぁ、赤。

んー?どしたのー、

帰り際。黄昏時。

わかってるけど、

どうしても伝えたくて、

…諦められなくて

ちゃんと、終わりにしたいんだ。

…?

付き合って欲しいって意味で、

…ぇ。

好きだ。赤。

…、、

はやく、

返事をして欲しかった。

終わりにしたかった。

でも、

なぁ、もし、

青が少しでも嫌だと思ったら、

俺のとこ、こいよ。

諦めきれなくて

つい、言ってしまったんだ。

っ…、

あ、っ、赤っ…!!

アイツの思いは聞けないまま、

この日は終わってしまった。

何も言われなかったけれど、

あれはノーって意味だ。

なぁ、また、聞いてくれるか?

…うん、?

ダメだった、と思う。

なかったことにしようって
話したから、

今後には何も影響しないと思うけど

…う、ん?

…お前は、どーだったんだよ

僕…?

何の話、

とでも言い出しそうな顔だ。

青に、告白。

…しなかったのか?

…、、

青、ってだれ?

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