大分落ち着いたので図書室で残りを過ごす
…先生も何故反応を示さないのだろう
ショッピ
かたっ、という些細な音でも反応してしまう
ショッピ
ショッピ
ショッピ
泣いたばかりなので 目が少し痛い
ショッピ
ふと本棚に目をやると、
ショッピ
何故かその本が気になってしまい 手に取り開いてしまう
紙は、あまり読まれていないのか皺や汚れもなく、ただ茶色く劣化している
ショッピ
パラパラとめくっていくと、最後のページが目に留まる
ショッピ
肝心な場所が不自然に塗り潰されている
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ぱたん、と本を閉じて本棚に戻す
突如、目の前が真っ暗になる
ショッピ
しおり
その声を聞いて安堵する そして、目の前に色が戻る
しおり
ショッピ
ちらりと本棚を見ると、その本は_
ショッピ
消えていた
しおり
ショッピ
しおり
ショッピ
しおり
しおり
ショッピ
しおり
ショッピ
しおり
ふっ、と哀しそうな笑みを見せて。
しおり
その笑みを見て、何も言えなくなる
ショッピ
夜 夢の中
ショッピ
???
???
ショッピ
ショッピ
???
ショッピ
???
???
???
ザザザ…ザザ
???
ショッピ
景色が乱れ、ぽろぽろと崩壊していく
???
やけに鮮明に聞こえた言葉を最後に、景色は完全に崩れ去った
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