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べー
こんちんらい
べー
久更新まほせか！
べー
えぇっと、まぁ
べー
はい、いてら！喋るネタってないのよ！
前回のあらすじ
もみじ
前回のあらすじ担当のもみじよ。
月
月です！
もみじ
前回は、風来と初めて会ったわね。
月
それで、私たちの住んでたところが襲われちゃって風来さんと一緒に行動することになったんだよね。
月
あ、そういえば、お姉ちゃんがもらってたあの桃どうしたの？
もみじ
あー…えっと………その
月
ま、まさかお姉ちゃん…！？
もみじ
た、食べちゃった…
月
だと思った！私にも残してよぉー！
もみじ
ごめんって、私が作れるようにするから！
月
あー、期待してるね？
月
あれ、これあらすじになってなくない？お姉ちゃん。
もみじ
…まぁ、前のこと説明できたんだからあらすじよ。それじゃあもう本編行きましょ。
月
はぁーい！
風来
ありがとうございましたー。
もみじ
よし、それ貸して？
風来
はい、
もみじ
これを、……こうやって……っと
風来
おー！包帯巻くの上手だね！
月
私の看病とかで慣れてるんです、こういうの。
風来
月って体調崩しやすいの？
もみじ
んー…まぁそうね。持病を持ってるってのも一つの原因だけど。
風来
え？なんの病気？
月
それがー…よくわかんなくて。
もみじ
病院行かないから、ときどき発作とか起きちゃうんだけど。
風来
えー！？行かないの！？大丈夫なのそれ？
もみじ
こっちの事情ってもんなの！
風来
へぇ。あ、そうそう。
風来
お父さんやお母さんは大丈夫なの？結局一緒に行くってので進めちゃってたけど。
月
…それは…
もみじ
大丈夫。だからそれは心配しないで。
風来
…あー、うん。わかった。
なんだか…この二人は色々と複雑みたい。
もみじ
それで、どこいくわけ？
風来
…魔女退治、しない？
もみじ
はぁ？その状態で？
風来
かばんとかも買ったんだから、もう冒険したいじゃん！ね？
月
お姉ちゃん、私も倒す練習したい！
もみじ
いや、…はぁ。もうわかったわよ。
風来
やったぁ！よし、こっち魔力感じるからいこ！
月
はい！
もみじ
…ほどほどにね。
風来
…！…いた！
風来
よし、一気に倒しちゃお！
月
行こう！お姉ちゃん！
もみじ
…無駄な魔力は使いたくないけど。
風来
はぁーーっ！
もみじ
（…すごい。）
もみじ
（バリアを使って自分の身を守りながら強大な魔力を操って確実に敵に当ててる…。）
もみじ
（…しかも、私と同じ…はなやか魔法なのに…。）
月
はなやか魔法で、あんなに攻撃できるの…？私はクール魔法だけど、あんな事できない…。
風来
ふぅーっと、いっちょおーわり！
風来
あれ、二人ともなんで戦ってないの？まぁ私が倒しちゃったんだけどねー！
もみじ
あんた…なんでそんなに戦えるの…？
風来
んー？別にー？なんか学校とか家で練習してたからじゃないかな？
もみじ
…そ、そう。
風来
もう暗いし、そろそろどこかで休もっか。
月
…そうしましょう。
もみじ
…ねぇ、風来。
風来
んー？
もみじ
あんたって…いくつだっけ？
風来
私は11歳だよ？もみじは…年上…？
もみじ
…えぇ、12。月は10よ。
風来
…それがどしたの？
もみじ
だって…あなたは…いや、なんでもないわ。
もみじ
（あまり気にしすぎるのも良くない…。）
風来
…？そう？じゃあおやすみー！
ホテルの人A
えぇ！？そうなんですか？
ホテルの人B
そうなの、困ったわよね。
風来
…？
風来
どうかしたんですか？
ホテルの人A
え？…あーいえ、そのー、
ホテルの人B
なんだかね、最近魔女が急激に増えてて。
ホテルの人B
だから明日は魔女が多すぎてここに来れないかもって話をしてたの。
風来
んー…魔法使いでは…ないですよね、魔力が感じられないし。
ホテルの人B
えぇ、だから困ってるの、退治できるものもないから。
風来
それなら、私達が倒しますよ？
ホテルの人A
えっ！？でも危ないですよ？魔女なんですから、まだ子供には危険です。
もみじ
大丈夫だと思うけど？
ホテルの人A
うわっ！？
風来
あ、降りてきた。荷物は大丈夫？
月
はい、お姉ちゃんギリギリまで寝てたので叩き起こしてきました。
もみじ
だって、あんなに快適なベッドなんていつぶり？でしょ？
月
わかったから、もう行くんだよお姉ちゃん。
もみじ
あ、それでさっきの話。
もみじ
私達が行くわよ？
ホテルの人B
でも…
月
風来さん、すっごく強いんですよ？
もみじ
そうそう、だから少し任せてくれない？
風来
家の案内だけ頼むことにはなるけど。
風来
どうですか？
ホテルの人A
…。
ホテルの人B
…、わかったわ。じゃあ頼んでいいかしら？
風来
やった！
風来
よし、そうと決まれば今すぐ出発だ！
月
ちょ、ちょっとお金！出してませんよ！
ホテルの人B
いや、いらないわ。
もみじ
えっ…ほんと？
ホテルの人A
大仕事ですもんね、行ってきてください。
風来
はい！よし、行こ！ふたりとも！
ホテルの人B
ここよ。
風来
あ、ほんとだ、いっぱいいるっ！
もみじ
なんで嬉しそうなのよ…。
月
じゃあ倒しちゃいましょう！
もみじ
昨日は戦えなかったし！
風来
はぁぁぁーっ！
もみじ
はぁっ！
月
え、えいっ！
風来
（ほうほう…二人ははなやか魔法とクール魔法か…）
風来
（もみじは回復に特化してる、傷を負えばすぐに回復できる治療力を持っている…。）
風来
（月はバリアを使って戦う系ね…でもまだまだって感じかな。）
風来
それで私はどちらも使える…ってね！とりゃぁっ！
サーッ…
ホテルの人B
…すごい、10体くらいいたのに…全部いなくなった…
風来
へへーん！どうてすか？もう気配はないですけど、一応バリア張っときますか？
ホテルの人B
…いいえ、多分大丈夫だと思うわ。3人とも、ありがとう。
月
お安い御用ですよ！無料にしてもらって、ありがとうございます！
ホテルの人B
それじゃあ、私は帰るけど、
風来
あ、待ってください！
ホテルの人B
ん？
風来
これから、私たちいく宛がなくて…どこかありますか？
ホテルの人B
え、えぇ？……んー…
ホテルの人B
……あ、
風来
どっかありますか！？
ホテルの人B
実は、だいぶ奥の方なんだけどね、
ホテルの人B
小さな子供二人で小屋に暮らしてるっていう話を聞いたことあって。
ホテルの人B
だからその子たちを助けてあげてほしいの。
もみじ
小さな子供…二人？
月
どれくらい小さい子なんですか？
ホテルの人B
んー…幼稚園とか小１とかぐらいかしら。あと双子らしいわ。
風来
それはほっとけない！早く行こう！ありがとうございます！
ホテルの人B
えぇ、気をつけてね。場所はあきぞら市の近くの山らへんだから。
風来
はーい！いってきまーす！
風来
あきぞら市…かぁ。
もみじ
どこなの、そこ？
風来
ここ城水町の隣町。の、山…。
月
遠そう…。
月
そういえば、流してましたが…
月
風来さん、相変わらずすごい戦いぶりでしたね。
風来
あは、そう？そんなことないと思うけど？
月
だって、あんなに使いこなせませんよ、普通の人は。
もみじ
…。
風来
どうしたの？もみじ。
もみじ
私、あんたと離れる。
風来
…え、えぇ！？なんで！？
もみじ
…なんか、あんたといると…。
もみじ
不快になる。
月
お、お姉ちゃん！そんなこと、言わないでよ…風来さんの魔法がすごいってことだよ！それだけ！
もみじ
なんで？私の方が上手いんじゃないの？私の方が年上だし。
風来
いや、もみじの回復力もすごいと思うよ？
風来
戦いながら使いこなしてたじゃん！
もみじ
あんたは黙ってよ！煽りにしか聞こえないから。
風来
え、えぇ…。
もみじ
とにかく、離れる。助けたのが悔やむわね。
もみじ
月はどっちに行ってもいいけど。好きな方について行けば？
月
え、いや、ちょっと…！
風来
も、もみじ…。
月
ま、待って！お姉ちゃん！
風来
えっ…あ…。
う…嘘。一人に…なっちゃった…。
私、そんな悪いこと…しちゃったっけ…。
風来
…。仕方ない、一人で行こう。
風来
………ん？
風来
……ちょちょちょ！っうわっ！！？
？？？
………っ！？うわぁっ！？
風来
だ、大丈夫…？
え…泣いてる…？
風来
ちょ、大…丈夫？
？？？
ぅ…うわぁぁっっ…！
風来
え、ええっ！？
べー
おかえりー
べー
うん、1話で会って1話で離れると。
べー
やっばいね。
べー
よし、もう話すことはないだろう。
べー
ばい来！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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