主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
🍵
作業を始めてから何時間だろう?
資料館は日光による本の変色や老朽化を防ぐため窓が1つもないから外の様子は分からないけど、
かなり夜更けであることは感覚で分かる
🍵
見ると、こさめちゃんも同じような状態だ。
眠い。目が痛い。お腹が空いた。
強制的に睡眠をしようとする体をなんとか動かし、作業を進める。
🍵
気合を入れ直し、本をめくろうとした瞬間
ドサッ
🍵
何かが床に落ちる鈍い音に振り返ると、
こさめちゃんが、バランスを崩してはしごから落ちるのがスローモーションで見えた_
匠視点
匠
あいつらが各々の仕事をし始めて約15時間。もう日付も変わった。
体力、集中力がずば抜けているあいつらでも、さすがにきつい頃合いだ
サラ
日頃らん達がやることに口出しはしないが、いくらなんでもやりすぎだ
匠
サラ
匠
サラ
匠
そうして、俺らはあいつらの回収に取りかかった
サラ視点
サラ
兄さんと別れた後、距離的に1番近い2人がいる資料館に足を進める
歩きながら、彼らの幼少期を思い出していた_
なんか研究員の人
なんか研究員の人
昔から、利用するためにすり寄ってくる奴らがたくさんいた
らん達もまだ小さくて、自分の能力がよく分かっていなくて、ごまをする奴らを信じきっていた
けど_
🌸(幼少期)
☔(幼少期)
👑(幼少期)
なんか研究員の人
なんか研究員の人2
なんか研究員の人
ガチャッ
📢(幼少期)
なんか研究員の人
ガチャッバタン
🍍(幼少期)
🍵(幼少期)
📢(幼少期)
地獄のような実験をさせられて
なんか研究員の人
なんか研究員の人2
なんか研究員の人
なんか研究員の人2
オークションの人
貴族
貴族
オークションの人
危うく売られかけて
施設から脱走した彼らを待ち受けていたのは、『孤独』だった
子供
子供
子供
十二支特有の力、髪や目の色の違いから同年代の子供に悪口を言われ
私達が拾ってMSOに加入するまで、彼らは誰も頼らなかった
いや、頼れなかったのだ。裏切られることが怖くて、嫌で。
だからこそ、人間界に居場所を求めた。そして、信頼できる仲間を見つけられた。
それを聞いた時、本当に嬉しかった
やっと、温もりを知れたのだ、あまりにも孤独を経験しすぎた少年達は
そして今、幼い頃から共に苦しみを乗り越えてきた仲間が拐われているのだから、必死になるのも分かる
サラ
そう思いながら、資料館の扉に手をかけた
しかし、そんな私を迎えたのは悲鳴に近いすちの声だった
すち視点
🍵
だめだ、手には本があるし今からはしごを降りても間に合わない!
🍵
見たくなくて、目をぎゅっと瞑る
サラ
🍵
聞こえてきたのは、姉さんの呆れを多大に含んだ声だった。こさめちゃんを抱いている。
🍵
びっくりしすぎて思考がフリーズする
サラ
🍵
🍵
サラ
🍵
サラ
🍵
サラ
サラ
☔
🍵
サラ
🍵
サラ
🍵
サラ
サラ
主
主
主
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☔
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みんな
主
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