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にき
まろ
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にき
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まろ
まろ
にき
額に軽い口づけを落とされる。
優しく微笑むその瞳には光が宿っていなかった。
...俺はいつから痛みに快楽を覚えるようになったのだろう。
今までにできた傷で全身が悲鳴を上げる。それすら心地よく感じるのだ。
にき
まろ
にき
殴られてできた痣、赤黒くなった深い切り傷。
可愛いっていう理由だけで藍色のリボンを通されたボディステッチ。
ついには腕にお揃いのタトゥーを彫られた。
まろ
にき
まろ
にき
この傷は全部彼からの愛の証明。俺だけにくれる愛の形。
最初の方は嫌って思ってた。今はもう何も思わない、かなぁ....
いや、寧ろ嬉しいや。傷の数だけ愛されてると思えるから。
最近は治ると不安になる所まで来てしまった。もはや一種の依存なんだろう。
まろ
大好きな彼の声が脳内で何度も繰り返される。
...でも、俺はそれだけじゃ救われない。
にき
もっと愛されたいの。形に残る愛が欲しい。 そのためだったら何だってするから。
だから今日も、全身で彼からの愛を求め続けている。
にき
まろ
プロローグ 終 第一話:300♡
コメント
2件
最高でした! リメイク版でもほんっとに読んでて楽しかったです!続き楽しみにしてます!(♡300にしときました!)