コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夏帆
私は、なんの取り柄もないただの高校生。 バイトをこなしながら、いつも赤点ギリギリの点数をとって友人にバカにされる。
だが、幼なじみの美々子と恋人の修也が支えてくれる。 クラスではそこそこみんな声をかけてくれるし。 めっちゃくちゃ幸せ。 いや、あたしの幸せ基準は低いかも…。
美々子
夏帆
ナイトとは、美々子の彼氏と私の彼氏を呼ぶ時の呼び名(笑)
美々子
夏帆
美々子
夏帆
??
???
バットで腹部、背部、頭部、手足を殴られる。 早く逃げないと殺される。 でも…、
逃げる先はあの世しかない。 あの世に行ったらそれは逃げるになるの? 死なないために死ぬの? 殺されないために自ら選んで死ぬの?
ヤダヤダヤダ! 誰か…誰でもいいから。
たす、け…
キーンコーンカーンコーン
夏帆
美々子
夏帆
美々子
夏帆
美々子
夏帆
美々子
美々子の嬉しそうな顔に、私は光を感じた。 だが、ふと、モヤモヤした感覚に襲われた。
あたしの…将来は? やりたいことは無い。 何も…ない?
いつから自分は自分になったのか? という様な気持ち悪い感覚が身に纏う。 そして、頭痛が伴った。 まるで、自分に都合の悪い事を闇に葬らせるように。
美々子
夏帆
美々子
夏帆
あれ… あたしって… …モノ?
「もう壊す勢いだねー」取り巻きの1人がゲラゲラ笑いながら私の腹部をけった。
???
??
抵抗なんて無意味だが、 痛さと虚無感に耐えるには抵抗をする、と言う行動をしていないと。 息絶えてしまいそうだ。
あれ? 何で私、生きてるの? こんなものに耐えて、なにがあるの? この先… 私はこのキャラなら、ずっとこの先も、周りの人が変わっても、ずっとやられ続ける。
サンドバックにされ続ける。
???
なにそれー、それ交換ノート形式にして、うちらにも見せてよ! 取り巻きの1人の、言葉に???は、微笑んだ。
???
夏帆
飛び起きた。 背中に異様な冷たさを感じる。 汗が尋常でないくらい出ていた。
夏帆
あたしは美々子に、今日変な夢を見て1度起きたことを登校中に言った。
美々子
夏帆
美々子
夏帆
その日は早退はしないで、ちゃんと下校した。 久々にナイトと美々子と4人で帰った。
ただ、帰り道にすれ違った小学生の、担いだバッドが目に入った時……。
夏帆
何かがフラッシュバックし、 吐きそうな、感覚に襲われた。
美々子
夏帆
2人に聞こえないようにこっそり気遣ってくれた美々子に、心の底から感謝した。
その日くらいからだ、あたしの日常が崩れ始めて来たのは、
ことある事に、何かがフラッシュバックし、吐き気をもよおす。 私は、何か、大切なものを忘れているような……。
そしてそれが1番酷い時が、過去や未来の事を考えているとき。 ここにいてはいけない気がして、て何も出来なくて、わだかまりだけが残る。
それさえなければ幸せなのに。 全てに恵まれて、ほんとに幸せなのに。