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アベル・ウォーカー
…
ワース・マドル
アベル様？どうしたんすか？
アベル・ウォーカー
…アビスのことだ。
ワース・マドル
え
ワース・マドル
それってどういうことっすか…？
アベル・ウォーカー
…最近、アビスの様子が一変しているんだ。
アベル・ウォーカー
話すと長くなるかもしれないが…
アベル・ウォーカー
アビスは、もう自分だけでは抱えきれない悩みが様子が一変する理由に繋がったのだろう。
ワース・マドル
でも、悩みがあったら誰かに相談乗ってもらうとかできるっすよね…？
アベル・ウォーカー
いいや。アビスの場合は人に相談に乗ってもらうなどのレベルではない。
アベル・ウォーカー
アビスは自分だけで悩みや不満を抱えて、決して人に打ち明けるということがないんだ。
アベル・ウォーカー
それはそれで心配になるのもあるが、アビスが直接話せないのであれば僕たちでなにか解決策を立てなければいけないと思って必死に考えていたんだ。
アベル・ウォーカー
だが、考えても考えても解決策が思いつかなくてだな…
ワース・マドル
…アビス
アベル・ウォーカー
？
ワース・マドル
アビスとかメンバーのことならアベル様にだけ任せることはできないっす！
ワース・マドル
なにか、俺にも手伝えることとかあればなんでもしますんで！
アベル・ウォーカー
ああ。ありがとうな。
ラブ・キュート
アベル様に、サード？なにかあったの〜？
アベル・ウォーカー
…ラブ、落ち着いて聞いてくれ。
アベル・ウォーカー
(内容説明中…)
ラブ・キュート
え…セカンドが悩んでる…？
ラブ・キュート
私、なにかしたかな…
ワース・マドル
ラブ、大丈夫だ。お前のせいじゃねぇぞ。
ラブ・キュート
それなら良かったけど、セカンドの家庭環境とかの問題だったりするかも…
ラブ・キュート
だいぶ前、チャットツールでやり取りしてたら…
ラブ・キュート
セカンド〜？
アビス・レイザー
はい、どうしましたか？
ラブ・キュート
いやーちょっとチャットツールでだけでも普通に話してみたいな〜って思って！
ラブ・キュート
ほら、だって女の子慣れしてないじゃん？
アビス・レイザー
確かに、そうではあります…
ラブ・キュート
だから、テキトーでもいいから話そうよ！
アビス・レイザー
はい、分かりましたよ。
ラブ・キュート
それでさ、セカンドって七魔牙に入ったときなにか感じたりしたの？
ラブ・キュート
私、セカンドの1歳年下だからアベル様と出会った時どうなってたか分からないから聞いておきたいの！
アビス・レイザー
そうですね…初めてアベル様に出会った時は今のように敬語を使ったり、信用を持ったりしていなかったんですよ。
アビス・レイザー
その時の私はアベル様に向かって、『何？』『七魔牙って厨二くさくて嫌』というように冷たい口を走っていました。
アビス・レイザー
どうせこの悪魔の目のことなんて分かってもくれないと当時は思い込んでいたんです。
アビス・レイザー
でも、アベル様がきた時に『その目を僕の為に使ってくれないか？』と言われた途端に心が暖かくなりました。
アビス・レイザー
『良かった、こんな自分のことを認めてくれる人がいて。』と思いました。
アビス・レイザー
その時同時に、私の悩みや不満も消し飛ばされたような気がしたんです。
ラブ・キュート
え？消し飛ばされた？
アビス・レイザー
あ、すみません、こんなに話してしまって…
ラブ・キュート
全然いいよ！
ラブ・キュート
むしろ、セカンドのこともっと知れたと思うの！
ラブ・キュート
あ、ちなみに私のも話すと最初のアベル様の第一印象が怖い人で、近付いたらなにか言われちゃうかもって思って最初らへんは全然アベル様に近寄れなかったの！
アビス・レイザー
そうだったんですね…
アビス・レイザー
確かに初対面の人の印象って怖い人とかだったりしますからね。
ラブ・キュート
それじゃあ！
アビス・レイザー
また話しましょう。
ラブ・キュート
…って言うことがあって、まさかって思ったの…
ワース・マドル
そんなことがあったんだな…
アベル・ウォーカー
…分かった
アベル・ウォーカー
これから七魔牙全員でアビスが悩みなく過ごせるよう、できるだけ話を聞いてみようか。
アベル・ウォーカー
もしかしたら今までよりも可哀想なことがあったと言ってくれるかもしれないからな。
ワース・マドル
はい、でも話せなかった場合はどうするんすか？
アベル・ウォーカー
話せなかった場合は、できるだけアビスが安心できるようにしたらいい。
ラブ・キュート
アベル様ナイス！
ラブ・キュート
その提案を実行に移しましょ！
ワース・マドル
他のマイロ、オロル、アンサーには俺が伝えておくっす！
アベル・ウォーカー
分かったぞ。
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